現在、静岡県下田市の下田開国博物館で「ペリー黒船艦隊の日本・下田への航路」展が開催中です。
この博物館は、昨年リニューアルされたばかりです。
日本で最初に海外列強に開港した下田の港。
深さもあって大型帆船にとっても使い勝手の良い港だったそうです。
ペリー提督は、米国東海岸を出航、アフリカ喜望峰を通って、インド洋から東アジア、そして日本に行くという航路をとりました。
約500日の長い冒険ということを初めて知りました。
当時は、パナマ運河もなかったため東回りに針路をとったんですね。
下田の港で、幕末、黒船に乗り込んだ吉田松陰先生。
米国を見てやろうとして黒船に乗ったという説、ペリー暗殺のために黒船に乗り込んだという説の2説があります。
尊王攘夷の先頭に立っていた松陰は、下田事件を理由に江戸で斬首されてしまいます。
近代日本を築く基となった下田の町・・・ぜひ観ていただきたい下田開国博物館の企画展です。