頼れる育児本紹介『ママは悪くない!』
今日紹介する育児本は、子育てに悩み、苦しむママの助けになる本です。
パパ、じいじ、ばあばみんなで読めば、みんながもっと幸せになる本です。
こんな悩みを抱えている方にぴったり。
ママ「一人でがんばってるなぁ。」
マ「産後うつってワードにドキッとする。」
マ「最近旦那に怒りを通りこして殺意すらおぼえてしまう。」
パパ「子どもが生まれてから、妻に怒られてばかりだ。」
パ「前はもっと仲良しだったのに。」
パ「なにか怒らせること言ったかな・・・?」
マパ「楽しくやるはずの子育てなのに、なんでこんなにつらいんだろう。」
※君の名は風
『ママは悪くない!』
監修:NHKスペシャル 「ママたちが非常事態!?」取材班
著者:ふしいまさこ
本の内容を超簡単に言うと
ママの
・産後気持ちが落ち込み、孤独感に襲われる
・夫の一挙手一投足にイライラする
赤ちゃんの
・エンドレス夜泣き
・突然襲い掛かるイヤイヤ気、人見知り
パパの
・赤ちゃんの泣き声へのレスポンスが遅れる
これらには、科学的に理由があるそうです。
例えば、赤ちゃんは前頭前野という本能を抑制する脳の部分が未発達なため、我慢ができなかったり、不可解な行動をしたりする。
わがままを言う子に「ダメ!」と怒鳴りつけても、一時的に行動の抑制はされるが、前頭前野の発達にはつながらないため、同じことを繰り返す。
また、産後のママには愛情ホルモンといわれる「オキシトシン」が多く分泌され、我が子には深い愛情を、外敵には攻撃的になり、追い払おうとするようになる。
外敵といえど、育児に非協力的なパパはもちろん、イクメンを自称しながらもウンチのオムツ替えができないパパも攻撃対象になり、産後の夫婦喧嘩の要因の一つとされている。
だから、自分の頑張りが足りてないんじゃないか?やり方が悪いんじゃないか?と、悩まなくてもいい。
だから、相手の立場や頑張りにも目を向けられるようになる。家族は敵じゃない。
子育てハウツー的な、対処療法的アプローチとは異なり、なぜそうなるのか?なぜそういう考え方や行動にズレが起きるのか?といった、根本に目を向けて説明しているので、実践しやすく、説得力があります。
さいごに
パパも赤ちゃんと触れ合うことで、幸せホルモン「オキシトシン」の分泌を促すことができるそうです。
言われてみれば、私は我が子に触れまくり&愛おしすぎだし、意味もなく仕事をふってきたり、会議を延長されたりすると殺意を通り越してシスの暗黒面(ダークサイド)に堕ちてしまいそうになることがあります。顔怖い・近寄りにくいとよく言われます。
この本を読んで、お互いを理解し、育児を「協働」し、パパママが仲良く楽しんで子育てをしている姿を我が子に見せる。
それこそが理想の子育てだなぁ と思います。
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