チル=イズム

人生を上手にナスがままにマメに⁈ 自分らしく生きる

ルノルマンカードで第六感を磨く

こんにちは!
HIMA-JIN WALKER です

ルノルマンカードは、18世紀のフランスで誕生した占い用のカードデッキです。

カードの枚数は36枚

36枚のカードには、タロットカードとは異なるシンプルで直感的な絵柄が描かれており、カード同士の組み合わせで意味が変化することが特徴です。

また、時の流れを読み取ることに向いており、未来に関する具体的な予測やアドバイスを得られやすいと言われています。

ノルマンカードとは?

ルノルマンカード(Lenormand Card)とは、フランス革命からナポレオン一世の時代にかけて活躍した天才占い師マリー・アン・アデレード・ルノルマン(1772年–1843年)にちなんで名づけられた、占いに用いるカードのことです。

マドモアゼル・ルノルマンは、19世紀初頭のフランスで、カード占いの第一人者として特に傑出した存在で、彼女は数知れぬ崇拝者の心に深い感銘を与え、往時の多くの有名人たちの賞賛の的でした。

このカードでマドモアゼル・ルノルマンはナポレオン皇帝興隆と没落、ジョセフィーヌ皇后の数々の秘密、それに加えて、その後、 宮殿の後継者となった多くの人たちのたどるべき運命を適格に予言してきました。

一枚一枚のカードの意味とそれらのカードを並べての占いはシンプルで、慣れればこのカードは楽しい時間とメッセージを与えてくれます。

カードの意味と質問者の現在の立場やその人物に及ぼされる影響を判断する材料になり、その影響力が将来どの程度に関連してくるのか判断することができます。

各カードの意味について

①騎士Cavalier

このカードは遠くの見知らぬ人から思いもかけぬよい知らせを意味します。

よい前兆でもあり、ふつう、質問者の前途が明るくなるサインでもあります。

しかし、悪い意味や凶兆を示すカードがその周辺にある場合は、 吉兆が変じて凶になることもないではありません。

よい知らせもぐっと遅れるでしょう。

②クローバーの葉 Feuille de trefle

このカードは幸運と僥倖(ぎょうこう:偶然に得る幸せ)をもたらします。

これがキー・カードのそばにあれば、現在の不幸や悲しみがほどなく解消する前ぶれです。

しかし、『雲』 ⑥ やその他の悪い意味を持つカードにとりかこまれていると、 質問者が怖い事柄が現実となり、悲しみがもたらされるでしょう。

また、このカードがキー・カードより離れた位置にあれば、幸運の度合いが弱まったり、遅れたり、ときによっては、まったく期待できないこともあります。

③船 Vaisseau

質問者に幸運をもたらす新しい道が開けるか、仕事上の成功が期待できます。

これがキー・カードのすぐ近くにあれば近い未来での旅行を意味し、 その旅行では多くの忘れがたいでき事に遭遇するでしょう。

④家Maison

質問者の事業や計画の成功と実りの多い結果を約束するカードです。

たとえ、現在、質問者が不利な立場にあったとしても、 明るい未来との幸運が約束されています。

もし、このカードがスプレッドの中央に位置し、 その真上に質問者のキー・カードがきているときには、とくに、 それらの周囲のカードの意味に注意しなければなりません。 また、質問者をとりまく人物 (近所の人とか会社の同僚たち)にも警戒を怠らぬ必要があります。

⑤樹木 Ardre

キー・カードから離れた位置にあれば健康を意味します。

もし、キー・カードの近くなら概して前途は明るく、質問者の希望は、 多分、叶えられるでしょう。

⑥雲 Nuages

このカードの意味はそのどちらかの側がキーカードの方に向いていれば吉兆でなんの支障もない生活が約束されます。

反面、黒雲の側がキー・カードの方を向いているのなら、前途は暗く、何か不愉快なことが起こるでしょう。概して、多事多難な生活を送らねばならぬのです。

②の『クローバーの葉』 との関連に注意してください。

⑦蛇 Serpent

悪運のしるしです。

多分、質問者に多大の害を加えようと機会をうかがっている人物がいます。

その危機の度合いはスプレッド上のキー・カードとこのカードの距離によって左右されます。

二枚のカードが接近していれば、 それだけ、危機の度合いも大きいのです。

このカードは、常に、裏切りと偽り、悲しみを予見しています。

⑧ 柩 Cercueil

棺(ひつぎ):疾病、金銭の損失、 そして、終局的には難関に対処する意志と勇気の欠除を意味します。

このカードがキー・カードに近ければ近いほど、その兆しは深刻です。

二枚のカードが遠く離れていれば、危険はそれだけ少ないのですが、同一列上にある場合には、油断してなりません。

⑨花束 Bouquet

カラフルな花束が描かれ、幸福とあらゆる面での満足を意味します。

日常起こり得るすべての事柄に幸運を約束するカードです。

これがキー・カードに近ければ、 幸運の影響力はそれだけ強くなるといえるでしょう。

⑩ 大鎌Faux

このカードは大きな危難の前兆ですが、 周囲をよいカードがとりまいていれば、その危難は避けられます。

質問者に心の準備ができていて、難関を自力で切り抜けようとする心構えがあれば、ふりかかる不運を克服することができるでしょう。

11カバの木の鞭 Verge

家庭内での争いと不調和を意味します。

カバの木の鞭や九本縄の鞭は人を叩くために使われるのです。

このカードがキー・カードに近ければ、仲たがい、 家庭内のトラブル、 友情の破綻、不幸な結果に終わるロマンス、 結婚の失敗などを示します。

12 鳥 Oiseaux

このカードは短期間の困難や悲しみを現しています。

一時的な難関に耐え、よい解決法を見出さなければなりません。

このカードがキー・カードから遠く離れていれば、近い将来の旅行、それも、予期せざる楽しい旅行が実現するでしょう。

13 子供 Enfant

このカードは質問者が友人や同輩たちに高く評価され尊敬されていることを教えてくれています。

質問者が思慮深く、親切な気性を失わない限り、つまづきは起こらないでしょう。

14 狐 Renard

このカードがキー・カードの近くに位置するときには、質問者をだまそうと企んでいる人物の存在を現します。

その人物は質問者の身近にいることが多く、陰険でずる賢い策略による危機が待ちかまえているため、さまざまな陥穽(かんせい:落とし穴)にはまらぬよう、くれぐれも用心が肝要です。

15 熊 Ours

嫉妬と羨望に起因するごまかしを意味します。

嫉妬深い人物との交際は避けたほうがよく、プライベートな問題を他人に漏らしたり、その詳細を物語ったりするのは控えねばなりません。

16 星 Etoile

幸運が持続し、努力しだいで好調な前途が開けることを保証するカードです。

しかし、他の凶兆のカードに周囲をとりまかれると、 有害な事件や不幸なめぐり合わせを意味することになります。

また、 ⑥ の 『雲』 が隣り合わせなら、不幸なできごとが長くつづくことになるかもしれません。

17 こうのとり Cigogne

キー・カードのそばにあるときは、住居の移転を意味します。

遠くになればなるほど、 その移転は遅れるか、もしくは、無期限に延長されることになるでしょう。

18 犬 Chien

このカードがキー・カードのそばにあれば、永続する真の友情を現します。

遠くに離れ、しかも ⑥ の 『雲』などの凶兆のカードにとりまかれているときは友人と信じていた人物の裏切り、またごまかしを意味します。

特に、友人と自称する人たちの動きには注意が必要です。

19 高い塔 Haute tour

このカードは質問者に幸福で満ち足りた老後の生活を保証します。

しかし凶兆のカードにとりまかれているときは、病気にかかる危険性と、環境次第では、 永久的に廃疾、 または死を覚悟しなければならないでしょう。

20 庭園 Jardin 庭

質問者がパーティーか何かの会合で、新しい重要な友人を得る象を示しています。

キー・カードに近いときは、その友情は信頼のおける永続的なものになるでしょう。

遠く離れているなら、偽りの友情に注意せよと警告です。

21 山 Montagne

キー・カードのそばにあるときは、 質問者に襲いかかり、害を与えようとしている強敵の存在を意味します。

もし、位置が離れているなら、質問者になんらかの危機の及ぶ際には、ただちに駆けつけてくれる力強くて誠実な友人の存在を保証しています。

22 道 Chemins

このカードが⑥の 『雲』 やその他の凶兆のカードにとりまかれているときは災難を意味しています。

もし凶兆のカードからもキー・カードからも離れているのなら、危機を乗り越える道が発見できるに違いありません。

23 ねずみ Souris

このカードは盗難及び強奪の象徴です。

もし、キー・カードのそばにあれば、盗まれた品物は取り戻すことができるでしょう。 離れていると、失ったものは手元には戻りません。

24 心 Coeur

これは喜びと幸福の象徴です。

ロマンスが花開き、質問者のためには有利で強力なカードなので、周辺の凶兆のカードの悪い意味を弱めてくれます。

25 指輪Bague

キー・カードの右側にあれば、 祝福されて結婚と、 幸福で実り多い生活が約束されます。

しかし、左側にあるときは、トラブルや不平不満が重なり、別離、 婚約の破棄、 さらには離婚などの可能性もないのではありません。

26 本 Livre

閉ざされた本は、 悲嘆と苦悩をもたらす深刻な秘密を内に秘めています。

秘密の度合いはこのカードとキー・カードとがどのくらい離れているかによって決定されます。

両者の距離が近ければ近いほど、 秘密の度合いは重要です。

ときには、周囲のカード以外で、その秘密が質問者に有利な結果を生むこともないではありません。

27 手紙 Lettre

遠方からの手紙が質問者にニュースをもたらします。

周囲によいカードがあれば、 それはよいニュースでしょう。

⑥ の 『雲』やその他の凶兆のカードにとりまかれていると、当然、 それは悪いニュースなのです。

28 紳士 Monsieur

質問者が男性だった場合、 その人物を代表することになるキー・カードです。

他のカードの意味を読みとるのに、このカードの置かれた位置が重要な意味を持ってきます。

29 女性 Dame

28と同じく、 女性の質問者を代表するキー・カードで、このカードの位置が重要です。

30 百合 Lis

このカードは幸福で豊かな生活を象徴しています。

このカードがキー・カードの上方にあれば、質問者が善良な性質で、明るい前途が約束されます。

しかしキー・カードの下方にあるときは、不安、悲しみ、そして、 恐らくは家庭内トラブルまでが予示されます。

31 太陽Soleil

これがキー・カードに近ければ、 金銭面で幸福と明るい前途が光り輝いています。

ただし、キー・カードから遠く離れていれば、失意の兆しがせまり、落胆の憂き目を味わうかもしれません。

32 月 Lune

偉大な名誉と名声がほどなく手に入る象徴です。

質問者が尊敬の的になり、 評価も高くなるでしょう。

しかし、キー・カードにほど遠い位置にあるのなら、不平不満、 正しい判断力の欠除、深い悲しみを暗示します。

33 鍵 Clef

キー・カードに近ければ、 新計画や新事業の成功と新しい目標の達成を意味します。

位置的に遠ければ、失敗、大きなトラブル、 計画の挫折の象徴です。

質問者に勇気が足りなかったのが原因になるでしょう。

34 魚 Poissons

このカードは富と実質的な幸運を質問者に約束します。

しかし、 それも、彼または彼女がチャンスを捕まえることに意欲的であってこそです。 冒険をしても成功は明らかなのです。

もし、キー・カードに遠く位置する場合には、新しい冒険は、それを達成するためには多大な困難が伴うことになるでしょう。

その場合には、 当然、失敗も覚悟せねばなりません。

35 錨 Ancre

仕事と愛情関係の両面における計画が成功する象徴です。 仕事の上での優勢と愛情面での信頼を意味しています。

しかし、キー・カードに遠いときは不安定と心変わりを意味するでしょう。

36 十字架 Croix

これはその位置に関係なく、縁起の悪いカードです。

しかし、キー・カードに接近していれば、不運な時機は比較的短く、一時的なもので済むでしょう。

キーカードとは

キーカードとは、占いの対象となる人や事柄を表すカードのことです。

キーカードを決める方法には、以下のようなものがあります。

  • 質問に関係するカードを自分で選ぶ
  • カードをシャッフルしてランダムに引く
  • カードの山から一枚ずつめくっていき、最初に出た本人カード(淑女や紳士)をキーカードとする

キーカードを決めたら、その周りに他のカードを配置して占います。

一般的な配置方法としては、ワンオラクル、スリーオラクル、ラインスプレッド、ナインスプレッド、クロススプレッドなどがあります。

lofi-chill.hateblo.jp