私は、昨年の12月に父を亡くし、今年の10月に母を亡くしました。
二人とも癌でした。
今日は母の四十九日、父の一周忌を行い無事に終わりました。
母は父を追うようにして亡くなりました。
父の死後、母は淋しい淋しいといつも言ってました。
それで、母を淋しがらせないように、帰れるときは毎週末、実家に帰っておりました。
まだ、夢を見ているような気持ちです。
自分には自分の家庭もあり、不規則な仕事のため、両親が病気になるまでは、あまり実家に帰ることもありませんでした。
親というものは、子供が実家を出てしまったら、その後は、子供の顔を見るだけで嬉しいものです。
実家に帰ったときは本当に嬉しそうでした。
もっともっと親孝行しておけばよかった。
子供を持って初めて親の気持ちが分かりました。
両親との別れの時計は止まることなく時を刻んでいます。
今まで育ててくれた両親への感謝をいつまでも忘れないようにしたいと思います。
両親が亡くなるもっともっと前に、もっと顔を出して、明るく生きている自分を見せたかった。