長距離ランナーが技術を磨き、持久力を試すのに理想的な36kmの筑波山周回ランニングコースを紹介します。
このコースはつくし湖からスタートし、変化に富んだ地形を経由しながら元の地点に戻る周回コースが特徴です。
コースは山4回登る上級者向けのコース。８０％はロードとなっています。
自然の美しさを堪能しながらトレーニングを楽しむことができるランナーにとって理想的な場所です。
各主要ポイントでの給水や休憩の機会も充実しており、長距離の挑戦に最適な環境が整っています。
この記事の概要「筑波山ランニングコース３６ｋｍ紹介」
筑波山周回コースの概要
筑波山周回コースは、長距離ランナーにとって理想的なトレーニング環境を提供します。
コース全体が36kmとなっており、様々な起伏が組み込まれています。
ランナーは美しい自然の中を走ることができ、季節ごとに異なる景色を楽しむことが可能です。
コースのレポート
スタート地点 つくし湖
スタート地点は、つくし湖からになります。無料駐車所があるため、アクセスしやすいです。トイレも完備されています。
0～5km 地点
コースのスタート地点であるつくし湖を出発すると、すぐに上り坂が待ち受けています。初めの5kmは連続して上り坂が続くため、ランナーにはかなりのチャレンジとなります。勾配は適度に保たれているものの、序盤からのこの厳しさが、筑波山周回コースの本格的なトレーニング効果を提供します。コース途中には薬王院という古いお寺もあり、走りながら地域の歴史に触れることができます。
5～10km 地点
最初の急な登りを終えると、5kmの下り坂が続きます。この区間はコースの中でも特に速度を上げやすく、ランナーは軽快に走ることができます。ただし、対向車には十分注意が必要です。下り坂を下り切った先にはセイコーマートというコンビニがあり、ランナーはここでトイレを利用したり、給水や休憩を取ることができます。
10～18km 地点
コースはセイコーマートから続き、ゆりの郷までの間、山を一度上り下りします。150mをノンストップで登り、同じく150mを急速に下ります。この区間の坂は適度で、連続して走り続けることが可能です。また、木陰が多く涼しいため、夏場でも快適にトレーニングを行うことができます。ゆりの郷では、軽食を取ることもできるため、ランナーにとっては絶好の休憩ポイントとなります。
18～26km 地点
このコースの最大の難関は、7kmにわたって400m上り続ける区間です。
この挑戦を乗り越えた場所には筑波山山麓ロープウェイ乗り場があり、そこは標高最高地点となっています。
頂上からの景色は息をのむほど美しく、ここまでの苦労を忘れさせてくれるでしょう。
この地点に到達するころには、多くのランナーが足の力を使い果たしているかもしれませんが、景観の素晴らしさはそれを補って余りある価値があります。
26～36km 地点
山頂からつくし湖までの帰路は、筑波山の南側を経由して10kmかけて400m下ります。
この区間では、筑波山神社や筑波梅園を通過し、自然豊かな景色を楽しむことができます。ゴールであるつくし湖が見えた瞬間の感動は、走り抜いた達成感と共に格別です。また、筑波山ロープウェイ乗り場、筑波山神社、筑波梅園で給水が可能なので、体力の維持にも配慮されています。
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