身近な植物を観察して染めに使い染色模様を描くという、植物工房で染色生活50年を超えて辿り着いた日々。老い先短い老人の愉しみだが、ヤシャブシ染めの絹ストールに手描き模様、染めの試行錯誤はいつまで続く?
ヤシャブシの染めは安定している実感がある。染め終えてから5年程のブランクがあったが、染色データを見返して絹ストールを18枚染めて、黒に絞り分け。
ヤシャブシとゴバイシ染めの墨濃淡、蔦模様の手描き10枚を完成させる

久しぶりに染めて描いたので、墨の濃度を迷った

黒とグレーの染絞り分が染まって乾かした状態

染めるのは妻の仕事

染める前は絞った布を一晩水に浸しておく

防染するグレーを食品ラップで絞った状態

その前はグレーを染める、その前はヤシャブシを煮出す作業、ここでは画像省略 13年前のこと、バイヤーの担当者さんが「カタログに載せると追加が大事だけど、あなたは草木染めの追加を何十枚も同じような品質で染められるんでしょうね」と言われた。
…それまで草木染めの実験は何十枚か染めたけど、同じ色の同じ模様の追加は・・・やったことなかった。。。(汗) ・・・長くなるので次回(笑)

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