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What will be will be(なるようになる)

先日、スマホでグーグルのトップページを開いたら、「英語で『なるようになる』は何て言う?」という英語クイズのページがあった。
正解は「What will be will be(ワット・ウィル・ビー・ウィル・ビー)」。

「Whatever will be will be(ワテヴァー・ウィル・ビー・ウィル・ビー)」とも言う。
『ケ・セラ・セラ』という曲の歌詞に「Whatever will be will be」と「What will be will be」の両方が出てくる。以前この記事 で述べたように、「What will be will be」をそのままスペイン語に直訳した形である「Que será, será」は文法上正しくないとのことなので、英語の「What will be will be」はどうだろうと気になっていたところだが、英語では「Whatever will be will be」と「What will be will be」、両方とも文法上正しいようだ。

「Will be」が2回繰り返されるが、「what will be」が主語で後に続く「will be」が述語という構成。「What will be」で「なること」を意味し、「What will be will be」で「なることになる」→「なるようになる」という意味になる。
未来時制は英語では「will be」のように動詞の原形の前に助動詞「will」を置いて表すが、スペイン語では動詞の未来形の活用があり、さらに人称によって変化し、「será」は「ser(である)」の三人称単数未来形である。

スペイン語で「なるようになる」は正しくは「Lo que será, será」だ。最初の「lo」を抜いた「Que será, será」は文法上は正しくないが、今では歌の影響でスペイン語でも使われることがあるらしい。

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