みんな退職理由ってどう答えているの?人間関係と待遇への不満がNGなわけ | 老人ホームで採用を担当している私が介護職の転職をサポートするブログ

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面接は採用側と転職者の化かし合い。転職する理由の大部分は人間関係によるものですが、特に介護の現場ではその傾向が顕著。これまでに1000人以上の履歴をを見てきた私が転職の秘訣を大暴露

皆さん面接でいろいろな転職理由を繰り出してきますが、転職理由は人間関係か待遇への不満しかありえませんよね?

 

 

ただ、律義にも本音を吐くのはマナー違反ですから、他のみんなはどう答えているのか?学んでおくべきでしょうね。

 

 

 

正直に退職理由をアピールする介護職は絶望的

他にもキャリアップしたかったとか、夢を実現させたかった系のキラキラした理由も混じっていますが、本音でいえばやはり人間関係か待遇への不満でしょう。

 

 

転職が上手くいかずにっちもさっちもいかなくなっている人の多くが、正直すぎる人です。

 

 

転職理由はと聞かれて、人間関係が…と繰り返していてはいつまでたても内定を勝ち取ることはできません。

 

 

ここで本音レベルの退職理由ベスト3を発表しておきましょう!

  1. 人間関係
  2. 結婚や出産育児
  3. 経営のありかたに疑問

 

他に良い職場を見つけたとか、将来の見通しがったなかった意見もありますが、結局は人か金かです。

 

 

 

内定を勝ち取るため面接でキャリアアップ組を演じるべき

では、どう答えるのが一般的なのか考えてみましょう。

 

 

介護業界はキャリアパスが整備されており皆頂上目指して転職することが多いので、叶えたいこと重視で転職理由を伝えると割と上手くハマります。

 

 

キャリアアップしたいがためステージ替えをしたと答えるのです。

 

 

中には建前で答えたくないと「人間関係が辛かった」「頑張ったのに評価してもらえなかった」本音を語る転職者がいますが、「うちでも人間関係はあるし、頑張ってもひょうかされない可能性もあるけどどう?」と返すと、そこで会話が終わってしまいますよね?

 

 

面接は私たちと転職者とのある意味ダマしあいですから、キャリアアップしたいキラキラした転職者を演じ切るのが最も効率的です。

 

 

繰り返しますが、最終的な目標を叶えたいが故転職したと無難に答えてしまいましょう。

 

 

ブラック企業で散々だった場合を除き、退職理由がネガティブであっても、私たち採用担当者の心には響きません。

 

 

何も関係ないのですから。

 

 

加えて言うと、面接の場では何を聞かれてもポジティブに答える訓練をしておくべきですよ?

 

 

私:「年齢が高いようですが…?」

あなた:「はい、その分経験を積んでスキルを磨いてきました」

 

 

私;「転職回数が多いですね…?」

あなた:「はい、転職回数は多いですがその分多くの職場を知っています。」

 

 

などなど

 

たまに転職攻略本をまるまるセリフに転換してくる転職者が多い中、自分の言葉で語る人は強いですよ?

 

 

 

退職理由をどう答えているのか?人間関係と待遇への不満はNGまとめ

退職理由を語る場合は、前職で実際起こった場面をベースに語ると私たちにも上手く伝わります。

 

 

これはいわゆるストーリーテリングと呼ばれる手法ですが、その話はまたの機会にすることにしますね。