人妻の気紛れで自堕落な生活

人妻の夜遊びとか不倫とか時々仕事とか

素敵なザオラル

私には、疎遠になった男からの連絡、所謂ザオラルは滅多にない。

最初の不倫相手とは、お互い期せずしてお別れすることになったので、極たまに連絡を取り合うけど、ザオラルとはちょっと違う、生存確認みたいな感じ。

友達のザオラルを見聞きしては、何となく羨ましいなと思っていた。

 

付き合っていたわけでもなく、4度会ってキスした男から、2年半ぶりにメッセージが来た。これはザオラルよね?初ザオラル。ちなみにこの人から↓

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ファイターとは、結局彼が煮え切らずグダグダになって、私が痺れを切らして連絡を絶った。私にとって4度会うって事はそれなりに進展したい意志表示だったのに、キスまでしておきながら怖気づくなんて、ほんとメンドクサイと思った記憶。その直後にMクンと宮迫クンと出会ったので、私の中ではすっかり記憶から抹消されていた人。

 

じゅりんさんお久しぶりです。

以前何度かご飯をご一緒した、当時ファイター?って呼ばれてた男です 笑

覚えてないかな?

じゅりんさんが忘れられず、ずっとモヤモヤしていたので思い切って連絡してみました。もう一度会いませんか?

 

メッセージの履歴を見たら2021年10月末が最後。二年半もモヤモヤしてる訳ないよね。

この翌月にMクンと出会って3月にお別れしたんだから、多分ファイターも誰かと付き合って最近別れて、それで寂しくなってザオラルしてきたんだろうな。全く誰が都合よく返事するかよ!

…って思ったけど、なんだかやっぱこのザオラル面白いし、ネタ的にも笑えると思って、返信してみた。

 

ザオラルウケるwww

元気?

 

ザオラルって 笑

元気です。じゅりんさんは?

 

元気だよ、まだ近所に住んでるよ

 

元気で何より!

今、彼氏はいますか?

 

そうね5人位(笑)

 

ってやりとり再開。

最初はちょっとからかってるつもりだったし、何なら約束だけして、すっぽかしてしまおうかとも思ったんだけど、真面目に私を接待しようとしてくれてるので、それならば美味しい物ご馳走になろうかなと約束した。石田さんと4度目デートの頃だったから、私の気持ち的にもかなり余裕があって、まぁご飯位は誰とでも食べるしねって思ったりして。

 

懐かしい待ち合わせの場所に、背の大きな男が一人立ってる。

あれ、なんか雰囲気違う、いつもカジュアルな服装だったのに、ジャケット姿。

 

「あれ、ファイだよね?全然違う、どうしたの?」

 

「いや、仕事帰り」

 

「いやそれいつもでしょ、前もっとカジュアルだったじゃん。なんかいいね、馬子にも衣裳って感じ」

 

「じゅりんさんの毒舌、相変わらず。なんか嬉しい」

 

2年半も経ってると思えない程、ナチュラルに再会。とりあえず乾杯して飲みながら、会ってなかった時期の事を話す。

 

「いま彼氏は?」

 

「アナタにブチ切れた直後、合コンで知り合った人(Mクン)と2年半付き合ってフラれたの、3月に」

 

「え、3月?ついこの前?じゃあ傷心?」

 

「そうでもない、もう元気。ってか目茶イケメンだったんだよ!写真見る?」

 

「え、うん見る…ホントだ、じゅりんさんの好みの顔。いしだ壱成の若い頃っぽい。タイプの顔って言ったよね」

 

「そうなのよ、ってかよく覚えてたよね、私のタイプ。最初ね、向こうからグイグイだったの。あまりにもタイプの顔だし、付き合ってるって感覚あまりないまま、こうなちゃって」

 

「そっか、そんな時に俺がお誘いして…」

 

「またしんみりしないでよ、どうせファイも誰かと付き合って、ふられてザオラル送って来たんでしょ」

 

ザオラルって言葉もわからなくて調べたよ。専門用語使いすぎ!でも返信してくれてありがとう、また会えた」

 

「ご馳走になります♡」

 

「それはもちろん。俺、少し別の人と付き合ってたのはその通りだけど、俺が別れたくて別れて、それで連絡した」

 

「嘘だぁ」

 

「嘘じゃない、証拠も見せるよ」

 

見て良いのかな、と一瞬思ったけど好奇心のほうが勝ってしまった。

 

「あの時は、近所に住んでる方がヤバいと思ったし、じゅりんさんの言ってた事がわからなかったんだよ『私、手間かからない女だから』とかさ、言ってたじゃない。不倫慣れしてるのかなぁって思ったり、サッパリしてて遊びなのかなとか。でも頭の片隅にはずっと覚えてて…」

 

「ふぅん」

 

「付き合ってた人は遠方で、最初は拗ねたりするのも可愛かったけどさ、何ていうか‥あのさっぱりした人の感覚と違うとかさ、結局じゅりんさんのこと思い出して」

 

「それで?」

 

「でも返信来ると思わなかった。俺の気持ちがケジメつけられなくて、笑われるの覚悟して連絡した。あの時じゅりんさんの名刺貰ったのに、俺の名刺渡さなかったから、今日は持ってきたんだ。本名だからこれ、ほらこれも見て」

 

と、私に名刺を渡し、免許証まで見せてくれる。良いのかな、住所も丸見えなんだけど…

 

そうだった、この頃までは私は付き合う時に名刺を交換してた。自分を知って欲しかった。この後、本名も年齢も告げなくなった。4度目に会った時ファイターに名刺を渡して怯まれて、正直な事が相手を警戒させることもあるんだなって思ったから。私も傷つく位には、この人の事好きになってたんだな、あの時。

初めて見るファイターの本当の名前、全然聞いたことのない名前。

 

改めまして初めまして、本名のファイター君。

思いがけない名刺が嬉しくて、なんだかニヤニヤしちゃう。

 

なんか時間が巻き戻ったみたいな気分でブランクなんて嘘みたいで、だけど会ってない時間に、確実にイイ男に成長してきたんだなぁって少しだけ甘えたくなって、もう一軒行こうって私が言い出した。

お店出て歩いて、二軒目は私の知ってるバーで私だけ飲んで(そうだった、ファイはお酒は強くはなかった)そのまま二人で歩いて帰る。ホント家が近いんだけど、前は近所すぎてビビッてばっかりだったのに、今夜は私の家の前まで遠回りして送ってくれると言い出す。

 

「あの時さぁ、緊急事態宣言でやってるお店少なくて、あの色気無い居酒屋ばっか行ってたよね」

 

「そう、じゅりんさん良く飲んでたね」

 

「ファイ、煙草止めた?」

 

「いや…」

 

「止めてよ、良いことないし」

 

「そうゆう風に強く言われたいのかもしれない」

 

「前、禁煙したからってキスしたね」

 

「そう、あの駅のホームでね」

 

「覚えてる?」

 

「ピンクのニットにグレーのスカートで、じゅりんさんすごく綺麗だった、シルバーの揺れるピアスしてたね、あの時」

 

どちらともなく立ち止まり、キスする。

 

「あの日満月だったよ」

 

「帰り道、満月だねってメッセージし合った」

 

またキス。

 

「また会ってくれる?」

 

「そうね、またね」

 

またキス。ファイのキスは優しい。

長く優しいキス。気付いたら抱き合って、見つめ合って何度もキスしちゃう。

 

「もうダメおわんない、ここめっちゃ近所」

 

「あ、そうだった、ごめん」

 

「じゃあホントにまたね、バイバイ。送ってくれてありがとう」

 

何度も振り返って手を振るファイターを見送って家に入った。

こんなことになるなんて。

 

ザオラルの仕返しに、めちゃくちゃ苛めて奢ってもらおうと思ってたのに、ミイラ取りがミイラになったよね(笑)でも悪くない。アリかもね、アリかもよ?

でもどうだろう、もう会わないかもしれない。良い思い出のまま、このまま胸に仕舞いたい気もしてる。

 

ただ、ザオラルも悪くない、いやむしろ素敵かもしれない、なんて思ってる。

私の初ザオラル、5度目のデートで2年半ぶりで、二度目のキス。

・・・

最近のデートは波巻きにしてるんだけど、とにかく直毛すぎてすぐ巻きがとれちゃう。オイルの後にケープひと振り!やっぱケープ最強!雨や湿気の多い日も絶対マスト!

このフォーアクティブがお気に入りだよ↓

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最近買って良かったシリーズのシートマスク。なんか楽しくて好き!

 

♡ ★ ♡ ★

私の狩り場、ハッピーメール、女性はメッセージのやりとりや通話でマイレージポイントがもらえて、1000MP貯めるとAmazonギフト1000円分貰えるよ!出会いを探してポチポチやって、アマギフ貰えるなら良くない?たまにハピメ内で日記も書いてるよ、じゅりんを探して!

 

 

 

ファーストクラスのSEX

石田さん、一応私のスタメン入りしたって𝕏では速報した。

そのことをまとめておく。この人ね↓

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一度目にお茶して二度目に飲みに行ってキス、これは三度目に試乗だよね?
SEXは肌を合わせてみないとわからない。ただこの流れでこの人に抱かれて、好きになって捨てられるのは嫌だし、私ばっかり心を持って行かれている感じもイヤ。

どうでもいいプライド掲げて意地になってるのはわかってて、数日アレコレと悩んだ。

引き返すなら今と思うのに、もう引き返せない気持ちの方が大きくて、これは久しぶりに私が翻弄されてて抗えないと気持ちを固めた。一度だけで捨てられたとしても、私はこの男を自分のものにしたい。それが例え刹那だとしても。

そんな風に決意してると

 

次のデート、ゴルフの練習に行く?

 

と呑気な石田さんからのLINE。ランチの約束だったから、食事して口説かれてそのまま…って流れを想定してた私、もしかして健全デートのつもりなのかしら…

 

って訳で練習場で待ち合わせ。ミニの可愛いゴルフウェアだけど下着はスポブラなので、着替えに勝負下着をしっかり詰める。しない後悔よりする後悔、いや私は自分の選択に後悔はしない。今、私は石田さんを狩らないと後悔するから、口説かれ待ちなんて悠長なこと言ってられない。久々に猛烈狩りモードオン!

 

約束した日は雨予報だったのに麗らかな春の日差しで、身体を動かしたら汗をかきそうな位。私的にはバッチリなシチュエーション、先に着いてた石田さんが少し驚いた顔を見せる。ポニーテールでスポーティーな私は今までとイメージ違うのだろう。よしよし、男は女の意外性が好きだよね。どうにか石田さんの気を引きたい、私も必死(苦笑)

ゴルフの練習は楽しかった。時々フォームをチェックしてくれる石田さんは、思った以上にゴルフは上手かったし、お互いスポーツ好きだから真剣に練習して、あっという間に2時間経過。

 

「ご飯行こうか、汗かいたから着替えて」

 

本当に呑気にそう言う石田さんに

 

「だったらシャワー浴びに行きませんか」

 

と私から言い出す。

 

「一度お手合わせお願いします、それでお互い良ければ、その後の事を話し合うってどうですか」

 

今思うと、私から口説かせるというのが彼の性癖だったのかもしれない。一瞬ニヤリと笑ったのを私は見逃さなかったし、石田さんはちゃんと近くのラブホもサービスタイムも、事前に調べてた。

 

「じゃあ、ルームサービスで軽く食事でいい?」

 

「もちろん」

 

初めての二人きりの空間はいつでも少し緊張するし、お酒も飲んでないから余計に気恥ずかしい。すぐに抱きしめてキスして欲しいけど、石田さんも落ち着かないみたいで部屋のアチコチを見たり、ルームサービスのメニューを見てる。

いつもなら、男性のリードでシャワーするところだけど、私も啖呵切ってここに連れ込んだので、自ら先にシャワーを浴びに行く。

 

「一緒に浴びようかな」

 

ほんと石田さんはマイペース。だけどそうゆう彼も少し緊張してるのは分かる。

 

「ちょっとそれは恥ずかしいので交代でお願いします」

 

交代でシャワーしてルームサービスを頼んで、他愛ない話をしながら待ってた。

なにか私が話してる途中に、突然頬を両手で挟まれてキスをされる。もう、こうゆうのずるい。

そしてまた何事もない顔で

 

「それで?」

 

とさっきの話の続きを催促する。

何ていうか、彼のペースに乗せられてる?

 

ランチビールで乾杯して、ルームサービスで軽くランチしながら、なんだか不思議な気持ちになる。初めてのお手合わせ前に、バスローブでランチ…

 

「ねぇ、最後にラブホ来たのいつ?」

 

「4か月前かな」

 

「言ってた前カノと?」

 

「そうだね、それが最後。じゅりんさんは?」

 

「私は…今が4月だから1年5カ月前。え、一年半ぶりってこと?お願いします、久しぶりなのでお手柔らかに!優しくしてね」

 

私は、前彼と去年のお別れしてから彷徨ってる一年5カ月のセカンドバージンって設定にしてる。どの口が言うんだと自分でも思うけど、言ってるこの瞬間は真実。彼が信じたいことが私の全て。それは私も同じ、3年付き合って4か月前に最後に会った彼女の他に、女はいなかったという石田さんの言葉を、今はそのままマルっと受け止めてる。

 

一緒にベッドまで行き、優しく髪を撫でられてキスされて。

そこからは私の知らない世界だった。

 

とにかくずっとキスしてる。唇にも身体にも。すごく優しく厭らしく触れられて焦らされて、私の身体が未だかつてない程に過敏に跳ねる。何か特別な事をしてる訳じゃない、だけどこの人は女をどの手順で触れていけば身体が開いていくのかを知ってる。

相性の良さじゃない、二人で高める感覚でもない。

彼が監督の映画に出ている主演女優の気分。私は私の身体だけど、私じゃない。ずっと観られて操られてる。思うがままに彩られてく。

時々愛おしそうな瞳で見つめられ髪を撫でられ、頬を掌で挟まれてまたキスをする。そうすることが女の心を開き、身体を解くことを知ってる人。やっぱり遊び人、多くの女達が彼を育て上げて、私がその恩恵を受けてる感覚。身体も心も彼に組み敷かれてる。

愛の囁きも褒め言葉もないのに、脳が支配されてる。

生物学的な快楽とは別のところで、私の女が満たされる。

 

私、自分でも百戦錬磨だと思ってたし、良いSEXを知ってると思ってた。今も相性の良さだけなら宮迫クンのほうが断然合ってると思う。

でも今まで私が最高だと思ってたのは、飛行機で言えばビジネスクラス。あれこれ言えば最適なサービスが得られるし快適な空間で、エコノミーよりずっと良い。

だけど石田さんはファーストクラスなんだ。ファーストクラスのあの席で、頼まなくても欲しいタイミングでおススメされるシャンパンとチョコレートみたいに、私以上に私の事を掴んでる。女の捌き方を心得てる。そうして彼の意のままに反応してしまう…

抗えない波に飲まれてる。そうして宇宙に放り出されたような、なんとか耐えて縋ってるような、それを繰り返してるような激しい歓喜に溺れてく。

 

「こんなの初めて…」

 

男の前で何度も呟いたこの台詞が、演出ではなく心から漏れるのは相当久しぶり。しかも過去を更新してる。やっぱり私の最初の勘は正しかった、この人はヤバい。でももう引き返せない。

 

ピロートークの腕枕の中で、お互いの身体の感想を話していたら少し甘えたくなった。

 

「ねぇ、一回で捨てたりしないでね、石田さんと続けたい」

 

 

一緒にバブルバスに入って、泡を投げ合ってじゃれながら

 

「じゃあ、これからもよろしくお願いします。お付き合いしてください。大事にしてね」

 

と言ってみた。石田さんみたいな人に付き合う定義を持ち出しても仕方ないとは分かっているけど、私はハッキリさせておきたかった。

 

ハハハと笑ってから力強く

 

「うん、大事にするよ」

 

と言われたから、この瞬間石田さんは私のスタメン入り。

苦しくなるかもしれない、短いかもしれないし、泣くかもしれない。

だけど今はこの人が好き。もう自分の気持ちを背けられない。

 

♡ ★ ♡ ★

石田さんとも出会った私の狩り場、ハッピーメール、女性はメッセージのやりとりや通話でマイレージポイントがもらえて、1000MP貯めるとAmazonギフト1000円分貰えるよ!出会いを探してポチポチやって、アマギフ貰えるなら良くない?たまにハピメ内で日記も書いてるよ、じゅりんを探して!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

春の狩り祭り(好青年)

春の狩り祭り、自分的には終了。

アプリのプロフィールも写真も消して、一言『閲覧用』と書いてある。

 

ちなみに私が今回利用してるのはハッピーメール、女性はメッセージのやりとりや通話でマイレージポイントがもらえて、1000MP貯めるとAmazonギフト1000円分貰えるよ!出会いを探してポチポチやって、アマギフ貰えるなら良くない?

1000円×3回交換したので、だいぶ満足。次は別のアプリやってみたい。おススメあったら教えてください。既婚者クラブとか?カドルとか?・・・
ちなみにハピメでたまに日記も更新してるので、偶然見つけたアナタ、ラッキー♡

 

さて、既にハピメで出会った石田さんにロックオンな私(経過はまたブログに書きます)だけどまだ足掻いてみたくて、もう一人お茶アポ取った。住んでるのが近くて翌日お茶できるって言うし、写真は長谷川博己っぽい透明感ある青年38歳。30代と言えばシマリス君を思い出すし、シマリス君ともハピメで出会ったからなんだか感慨深い。

私のストライクゾーンは45歳前後の既婚者なんだけど、独身30代は単に興味津々。

 

私、かなり年上ですけど大丈夫ですか?

 

自分の周りも年上に囲まれてるので、じゅりんさんが良ければ全然気にしませんよ

 

って訳で、長谷川似と翌日ネイルサロンの後にサクッとお茶アポ。

当日に

 

今日は予定通りで大丈夫ですか?

 

と連絡来るのも良い感じ。ざっくり駅だけ指定して、詳しい待ち合わせ場所とか決めない辺りが最近の子って感じがする。

待ち合わせ場所に来たのは、長谷川博己よりはワイルドな感じだけど好青年。軽く挨拶して

 

「ここの上のスタバで良いですか?僕こっち帰って来たばかりでよくわからなくて」

 

「え、どこから帰って来たの?」

 

「カリフォルニア」

 

サラっと海外帰国、Uターンらしい。

自宅でテレワークしてるって聞いてたけど、3か国を相手に仕事してる外資系勤務だった。賢い子は好きだけど、何故ハピメ?それは彼も思ってたらしく

 

「じゅりんさん、何でハピメ使ってるんですか?出会いならもっと良いサイトもあるのに、割とマイナーですよね」

 

と切り出される。過去の実績が良いから…とは言えないので

 

「友達に紹介されたんだよね、他はよくわからなくて」

 

と答える。

長谷川クンの話はそれなりに面白かった。大学卒業後に外資系企業に就職し、その後転職。帰国したくなくてまた転職しようとしたけど、ビザの関係とか諸々で一時帰国。海外の広い家に住み慣れてるから都心で狭い賃貸は嫌で、親戚の空き家に一人で住んでる。4か国語を話すQuadrilingual、バツ無し彼女無し。

帰国したばかりだし、年代的に友達はそれぞれ忙しいし、外資のテレワークでたまに日本語で喋りたくなって、タイミングよかった私とお茶してみたらしい。

 

「ねぇ、キミみたいな好青年、こんなことしないで結婚したら?」

 

「いきなり結婚は出来ないし」

 

「まぁそうね、イイ子がいたら紹介したいよ。爽やかな好青年で眩しいわ」

 

「僕には興味がないって事ですか」

 

「素敵だけど38歳は若すぎる」

 

「今年39歳になります!30代はダメって事?」

 

「うーん、人によるかなぁ…キミは素敵だから、私には不釣り合いすぎよ」

 

こうゆう負けず嫌いなのは割と好き。男って断られると火が付くんだよね。どうせ今だけの食いつきだけど。年上の人妻はチョロいと思ってたんだろうが残念。

 

「何故この街に住んでるの?」

 

「森があるから」

 

「森あったっけ?」

 

「あるよー検索してみてよ。私、田舎育ちだから自然がないって辛くて。歩いてすぐのところに森がある、それもひとつじゃないってすごく贅沢だなって思って」

 

「それはわかる、俺もカリフォルニアに住んでた時は、車で30分位のところに自然が多くて」

彼の写真や動画を見せてくれて、近くの登山できる山の話なんかで盛り上がる。

割と感性は近いのかもしれない。将来やりたい事とか叶えたい夢とかも話題に出る。こうゆう未来の話が出来るのって素敵だね。

 

 

あまりにもキラキラして若さが輝いてるから、少し意地悪な気持ちになる。

 

「ねぇ、コンタクトしてる?」

 

と言いながらさり気なく顔を近づけて3秒目を見つめる。

 

「・・・・」

 

「うふふ」

 

このタイミングで超絶完璧な笑顔を見せる。ちょっと緊張した顔の長谷川クンの顔もほころぶ。

 

「よく言われるけど裸眼。コンタクトっぽいのかな」

 

「だって目が綺麗だから。ってかイケメンよね?」

 

そう言ってもう一度顔を覗き込む。他意の無い顔、だけど私の下心は大あり。長谷川クンが照れて視線を逸らすまで目を合わせてる。多分4秒?

男はこうゆうのに弱いのを知ってて、わざとやってる善意で天然のふり。

 

私が彼なら、今はまだ誰とも真剣には付き合いたくない。マチアプで遊び相手を探してる人妻が相手なら、相手からの食いつき待ちってとこだろう。弄ばれたテイで自分が遊ぶ、賢い男の思考。プライド高いから捨て身になって口説くことは無いのがこのタイプ。

残念だけど、私から口説く程、キミに魅力は感じないが、タイミングが合えば遊んであげてもいい程度には良い(上から)
今日はLINEを求められたら私の勝ち、勝手に勝負してる私も子供みたいだけど。

 

「ワイン好きって言ったよね、今度ワイン飲みに行かない?」

 

「いいね~せっかく家が近いしね。この辺で飲みたい。ワイン好きだよ。そんなに詳しくないけど。カリフォルニアの話また聞きたい」

 

「そうだね、俺も山の話聞きたい。お店どこがいいかなぁ~なんか楽しみ」

 

「これから連休もあるから、連休明けがいいな」

 

「じゃあ連絡するから、LINEって交換できます?」

 

よっしゃああ!今日は私の勝ち!

って事でLINE交換した辺りで私もタイムアウト、途中まで一緒に歩いて、これからジムに行く彼とバイバイ。まぁ、男性側はLINE交換求めるまでがマナーだからね、自惚れてはいないけど満足。

 

帰り際にコーヒーご馳走になったお礼をLINEして、次はワイン行きましょうって社交辞令の返信が来てた。逆の立場なら冷静になれば私とは遊ばないと思うし、私は遊びじゃなくてセカンドパートナーを探してるって言ったから交わることは無いだろう。


楽しいお茶だった。たまにはキラキラオーラを浴びるのも悪くない。

そういえば、これまでどんな人とお茶したかって話題で石田さんを出して、この後石田さんには『若い子とお茶して石田さんの話しちゃった』ってネタにした(笑)それも面白かったから、またブログに書くかも。

 

春の狩り祭り、アプリで狩るのは一旦おしまい。

少し元気出てきたから、キコンパも復活したいな。

 

♡ ★ ♡ ★

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最近のお気に入り、ひんやりふくだけシャワー。

ちょっと夏っぽくなってきたね、デートの前にちょっと汗を拭きたい時便利。
送料無料だからお試しにも!

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春の狩り祭り(NG編)

久々に狩り、マッチングアプリ再開で写真判定後に15分お茶面談。

当たりもいればハズレもいる。

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私は今のところすっぽかされたことは無いし、会って先方からNG出されたことは無い。見た目も喋りもまぁまぁってとこかな。頭が小さくて背が高めだから、服を着ていればスタイルは割と良く見える方(巨乳ではないし、足は筋肉つきすぎてカッコ悪いけど)なので15分お茶面談は『私が選ぶ』って強気で挑む。

 

ちょっと遠くからお茶しに来てくれたコンサルは、写真はまぁまぁだったのに会ったら別人だった。ってか何気に後頭部薄くて、それを隠すように髪を盛ってる不自然さが気持ち悪い。しかも割と仕立ての良いスーツの下にユニ〇ロのダウンベスト着ていて、シャツにはカフスボタン付けててミスマッチ感満載。服装って大事だよね。別にカッコつけなくても良いけど、ダウンベストは会う前に脱いでてほしかった。オジサン感丸出しに見えるし。
この人、私のプロフや日記を熟読してるのは良いのだけど、一方的にずっと喋ってる。丁度会ったのがお昼時で、お茶したらすぐ仕事に戻ると言うので、食事を勧めたら普通に頼んで食べ始めたのもイラっとした(私はお茶だけ)まぁ食事の事なんか、私も気付かないふりしていればよかったんだけど。食事が終わるのを待って、25分で切り上げた。

二つ隣の街の、自称筋トレ好きなオジサンも、いつの写真送って来たのかと思う程に別人。よくいる田舎の普通のオジサンで、自分の街の住人専用のジムが一回200円で使える話を延々してた。どこで買えるのか不明な白いキャップを被ったままだったけど、多分髪の毛ないんだろうなぁ。15分で終了。

お互いの仕事終わりの夜にお茶の約束してたのに、会ったら『どうせだから飲みいきませんか?どうせ一人でも飲んで帰るつもりだったので』と言われた単身赴任のリーマンは、飲んでる時は普通に楽しかった。ご馳走になってしまったので『次は私が奢るので、とりあえず飲み友達になりましょう』って事になった。私には他にもお茶アポが既にある事と、もし他に良い人が現れたらお知らせするって約束で。

なのにどんどん暴走して、まるで付き合ってるテイの話をしてくるようになった。怖いので``他に気になる人が現れた``と言ったらメチャクチャショックを受けて

 

すごく落ち込みます。近々お会いしてください

 

って返事が来た。更に

 

かなりショックです。

私もお付き合いしてほしいのですが、と言うかお付き合いするつもりでいます。

近々お会いしてください。

 

今週どこかで会えないかな

 

と続けてLINEされて、気持ち悪くて『ブロックします』と伝えてブロック。そうしたら今度はアプリのメッセージで

 

ブロックはやめてください。

色々お話お伺いしたいので、一度飲みに行ってください

 

って言って来て怖すぎる。アプリもブロックするの忘れてた私が悪いんだけど、何故勝手に付き合う事に合意したと思えるんだろう?私は一言もそんな事言ってない。他の人と会うことも伝えてあるのに‥オジサンの謎。

 

車でも電車でも割と近くに住んでるって写真付きでアピールしてきたスキンヘッドは、写真はまぁまぁ彫りが深い顔立ちで悪くない。私はデブは許せないけどハゲは許容範囲。スキンヘッドの理由は、40過ぎて髪が薄くなったからだって。潔いじゃん、会社経営で時間も割と融通つくみたい。諸々の私が望む条件はクリア、会ってみたいとお茶の約束をした。

10日程先の日程で約束したんだけど、突然の前倒し願い。

 

なんかビビッと危機管理信号が働いて、早く会わないと誰かに取られちゃうって

 

こうゆうスピード感も良い。出会いはタイミングと直感頼み、流れが良い人とは御縁を感じるので翌日お茶した。

 

会ったら写真よりオッサンだし、プロフィールより身長低いし住んでるのは電車でも車でも1時間以上かかる場所!私は近くに住んでる人が希望なので、断られないようにわざと住んでる場所を曖昧にしてたって。

仕事をリスケして、電車で1時間かけて来てくれて、なんだか健気だなぁって思っちゃったし、総評としては嫌じゃない、話は面白かったし。帰り際にLINE交換を求められ、次は食事でもって話をして解散。

だけどこの人、このあと押しが強すぎた。

 

すぐにLINEで翌週ランチの約束をしたんだけど、暇さえあればLINEしてくる。なにしてるの?とか、ご飯は食べた?とかどうでも良い内容と共に

 

俺は完全にじゅりんちゃんにロックオンだから

 

じゅりんちゃんに出会えたからアプリ退会しようと思う

 

これ以上言うと引いちゃうから、会った時は俺に任せて、リードするから

 

俺、会ったら口説いちゃうから心の準備しといてね

 

とかってグイグイ来る。怖いのは

 

じゅりんちゃんの近くに引っ越そうかな

 

と言ってきたこと‥あのさ、お茶が一次面談なら食事はニ次面談よ?まだ私は付き合うとは決めてないしお互い既婚者だし。何で引っ越し?(確かこの人は家族とは別居だったけど)

怖いししつこいから

 

別に隠してるつもりはないですが、他にも食事を約束している人がいます。あなたには興味がありもう一度食事には行きたいと思ってますが、お付き合いするかどうかは食事の後に判断させてください

 

と返信した。

そしたら急に怒り出しちゃって

 

そうですか、どうぞ他の方と食事でも何でも楽しんでください。でも俺と約束して他の人とも約束してるってすごく気分が悪いです。効率派のじゅりんちゃんにとっては自然なことかもしれないけど、俺はすごく傷ついたし

 

とか言い出した。その後もグダグダと

 

二股かけられてる気分

 

気持ちが追い付かない

 

すごく気分が悪い、そうゆう人には見えなかった

 

ってしつこいので

 

遠くからお茶しに来てくれたのは嬉しかったです、でも食事の事で気分を悪くさせてごめんなさい。私は効率派なので、他にも話してみたい人がいたら食事の約束をするつもりです。お茶が一次なら食事は互いの二次面談と思っています。

スキンヘッドさんとは合わないと思うのでブロックしますね、短い間でしたがありがとうございました

 

と書いてブロック。

話してて面白いし悪く無いと思ったんだけど、一気に熱をあげてこっちのペースを鑑みない人はダメよね。さっさと撤収だな。

 

そんな訳でお茶面談かなり頑張って、もう一人くらいは確保したかったんだけど飽きた。

30代の優秀な男の子ともお茶してLINE交換したけど、すごく賢くて聡明な子だから、私とは付き合わないだろうな。ご飯位なら行きたい。でも私が彼なら、五十路の人妻とは会わないと思う。まぁお茶できて楽しかったし良かったよね。

・・

この春、ゴルフスクールに通うことにした私。

ゴルフは歴だけ長くて上達しないから頑張る!
マーカー欲しい。イニシャルのやつってダサい?スワロフスキーのが可愛いかなぁ。

ネックレスのはどう?(ださいの?)

 

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春の狩り祭り(石田さん編)

また狩り場に出たのは3月。何となく春になると狩りに出たい。
でも昨春はなんだか狩り意欲がなくてあまり活動しなかったし、キコンパ行くのも疲れちゃって久しぶりのマッチングアプリ発動!再登録2年振り?

他にもやってみたいマチアプはあるけど、とりあえずリハビリ。最近は獲物も狙えなければ狩ってもいなかったから、ほんと勘が鈍ってる。今考えたら、Mクンとのお別れを肌で感じてた気もする。前彼もそうだけど、入れ替わる時期は何となくわかってたと後で気づく。

 

今回私はプロフィールに

メッセージのやりとりよりは、15分サクッとお茶したいです

それでお互い良ければ次回食事に誘ってくださいね

と書いた。

どんなにテキストが良くて写真が合格でも、会えば別人があるあるな世界。

お互い様だから、とりあえずサクッと15分お茶して、それで良ければ次のデート、我ながら効率派だよね。

そんな訳で何名かお会いして、だいたいダメで(苦笑)一人はお茶約束のハズが飲みに行ったけど、私の気持ちが全く盛り上がらずダメで、もう一人は会った瞬間ダメ。

別のもう一人は、メッセージ来たその日にお茶の約束をした。ちなみに宮迫クンとデートの前時間。デート無ければもう少し話してみたいと思わせた人。

 

ちょっと年上で話が早くて賢そうで、写真は悪くないが金髪。職業が専業主夫って書いてあって、何この人??って感じで興味津々。

待ち合わせたカフェで先に入ってたその人を見た瞬間、ヤバい…と思ってしまった。

何がヤバいって、目がね、瞳が、大好きだった彼氏に似てるんだよね。

 

私の最も好きなタイプは、目が死んだ魚のような虚ろな感じなのに、目力強い人。

ちょっと斜に構えてて口数少なくて、冷たくて賢い人。昔からこのタイプに弱い、何故かこの瞳と性格ってリンクするから、この瞳のタイプは性格も元彼と似てると思う(私的プロファイル)

そして、こうゆうタイプは私が辛くなるから止めておいたほうが良いと、心の警報が鳴っている。どうせ不倫、楽しく過ごせる人が良いに決まってる。だけど私は吸い込まれるように金髪の前に座ってしまう。

 

やーん、めっちゃこの冷たい瞳好きかも。でもこの人とは絶対短い恋だよね。

それでも良いから翻弄されたい、いやいやダメじゃん、また悲しい気持ちになるのは自分だよ・・・

 

頭の中では自分との対話、顔は笑顔で勝手に会話を繰り広げてる。

やっぱり思った通りニヒルな人だし、何だか投げやりな感じだけど色っぽい。そうなんだよね、このタイプに私は色気を感じる。きっと他の誰も気付かないフェロモンを、私だけ感じてる。

 

この人は二度目の結婚で、現妻との子供達を専業主夫しながら育ててるらしい。人生的には石田純一みたいだから、石田さんと仮名。

わかってる、こうゆうタイプは遊び相手が欲しいだけ。私の望む愛され方はしない人。

なのに目が離せない。

 

LINE交換して、次会いましょうって約束してその日はバイバイ。

その後もなんとなく石田さんの事を考えてしまい、次は飲みに行きたいと私からおねだりした。

お酒飲んだら彼は、そしてブレーキ踏まない私は、どうなるんだろうって思って。考えても仕方ない、短かろうが長かろうがご縁に任せてみたいと思ったり怖くなったり。

飲みは楽しかった。私のいつも行くお店に行きたいと言われて焼き鳥屋さんのカウンターで乾杯して、他愛ない話をして。

石田さんの間の置き方とか視線とか、やっぱり好きなタイプで嫌になっちゃう。何でもない話が楽しいのもヤバいと思っちゃう。

私は普段、あまり自分の事を話さないけど、何となく乗せられてついつい話してしまうし心地良い。

二軒目バーに行って、出た所でキスされた。さり気なく手を繋いで駅まで歩く。

 

「まだ電車ある?私はギリかな」

 

「んー無かったらタクシーで帰ろうかな」

 

「えーけっこう遠いじゃん、うち泊まる?」

 

「それマズイでしょ」

 

「泊めてあげられないけど、言ってみた」

 

私的色気のある男ってどうしてこう惑わすんだろう。普段なら絶対言わない事も、さらっと言葉にしてしまう私も弱い。

駅の改札入って、お互いのホームに分れる前に

 

「もうキスしなくていいの?」

 

あの瞳で見つめられてそう言われたから、もう何も考えられなくて抱き合ってキスしてた。誰が見てるかわからない駅の構内で、いい歳のオジサンとオバサンなのに。

 

 

その後、次のデートも日にちもすぐに決まった。だけど今、なんだか私のテンション急下降気味。

 

やっぱりマチアプで知り合うと、相手のログインとか気になるよね。

石田さんはアプリはかなり長く使ってて、日記を読んだりしてるし辞める気は無いと言ってたの。前の彼女と付き合ってた時期もアプリは辞めなかったと言ってて。

一方私も、そんな石田さんにムキになって、プロフ写真を変えたりプロフィールの文言変えたり、何となく他にも会ってる風な日記も書いたりした。まだお互い付き合うと決めた訳じゃないし、他にも良縁はあるかもしれないし、第一、石田さんの事を私はずっと警戒してるし、きっと遊び人。

好きになっちゃいけない人な気がしてる。私がどこまで割り切れるかなんだけど。

 

なんだかそんな葛藤の中で過ごしてたら、考えすぎてどうでもいい気がして。もう会わなければ痛い思いもしなくて済むし、と思い始める。他にもお茶約束あるし。

 

でも、もう一度だけ会ってみたい。

 

元々LINEの時間も回数も気まぐれな感じだけど、追う程の気持ちも私には無いし、アプリにはログインしてるから生きてるのは確認してる。そうゆう私もアプリで別の人とメッセージしてるし。

なんか翻弄されてるなぁ〜

 

もう既に悲しむ自分が透けて見えて、私も怖くなってる。だって私は幸せに過ごしたい。恋には落ちたいけど、それは映画『マディソン郡の橋』のフランチェスカみたいに、短くても情熱的な互いに求めあう恋で在りたい。

もう自分ばっかり好きで苦しい恋はしたくないよ。でも恋ってそんなものよね。

 

だから他にもお茶アポいれた。

だって春だもん。

 

恋に落ちたい。

でももう恋したくない。

どっちも本音だし、もう恋の始まりに浮かれる歳でも経験値でもない。

 

・・・

春だからアンクレット欲しい。どうせ切れちゃうから安いのでアレルギー対応のがいいなぁ。自分的欲しいものリストw

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

バイバイ元気でね

Mクンとお別れした。ホワイトデーデートの2日後。

 

昨年末からすれ違ってる感覚はあったし、私もいつまで頑張れるかなぁとは思ってたけど、こんな形でお別れする事になるとは思わなかった。

ホワイトデーデートはいつも通りに仲良かったし楽しかった。その翌日夜中に彼からLINEが来て、何故か普段は夜中にスマホを触らない私がそれを読んで、でも朝になったら送信取消されていた。そのLINEでは、私の本名や夫の事を知ってしまったと書かれていた。

 

きっとMクンはすごく悔しかったのだろうし、バカにされた気分だったのかもしれない。私は彼に本名も年齢も仕事も、全て本当の事を告げていなかった。知れば絶対に面白くないから。特に実業家として沢山の借り入れをして奔走しているMクンにとって、会社経営をしていればやりたい事を全部総嘗してリタイヤした夫の事はかなり腹立たしいだろう。その夫に甘やかされて、適当な事業をしている私の事も憎いだろう。

 

同じような事を元彼の時に経験済みなので、私は男達には自分の素性を話さない。だけどどうしても経営者やフリーランスは格付けに拘る。いや拘るからこそ事業を興すのかな。そして勝手に負けた気になってプライド傷ついて、罵るか去るか。

ああ、Mクンを傷つけてしまった。私は能ある鷹にはなれなかった。

私は、男達にフラれて背中を見送りたいと願っている。いつかは終わる、その時に男のメンツを保って、要らなくなった私を捨ててくれればいい。それがいつ来ても覚悟はできてるし、そうゆう役目と知ってる。

だけど今回は、私が言い出さなきゃならない。Mクンはきっと随分苦しかった、だから最後の言葉は私が告げよう。

 

思えば、今年に入ってからずっと、私や夫の事を探るような発言は多かった。夫のゴルフ会員権や会社の所在地を尋ねられたり、私の仕事の内容を尋ねられてた。その都度適当に、真実を言ったり言わなかったり。

一方で私にも不満が重なっていた。元々Mクンは棚ボタみたいに、彼が私を見つけてアプローチしてきた。私には縁がないと思ってた高身長の好きな顔、オシャレで自信家で強引だったのに、最近は会う頻度も少なくなったし、いつも彼の都合で約束が変わる。

仕事が優先なのは仕方ないとしても、飲み会やゴルフの予定は先に決めていて、隙間に私と会おうとする。

最初から私そのものというより、自分の好みの人形のように扱われていて、服はコレ、下着はコレ、靴はアレを履いてきてと言われるのも、下着の写真を送って欲しいと言われることも(送らないので拗ねる)地味にイヤだった。だけどそもそも棚ボタの男だし、好きな容姿の好きな顔で、会えば全部赦してしまう。彼の希望は出来るだけ適えてあげたいと思ってしまう。

それに性癖がMで、普段私が出さないS性を発揮できるので、良い事も嫌な事も相殺してゼロにするみたいな気分だった。でもだんだんと噛み合ってない気はしてたし、気付かないふりしてやり過ごしてた。

これ以上あれこれLINEでやりとりして、証跡が残るのも嫌だった。万が一にも夫に迷惑が掛かっても困る。男のプライドとは女には想像できないほど高くて脆い。不可抗力とは言えそのプライドを傷つけて終わるのは、私としても辛かった。

予め時間を決めて通話で。

ひたすらにMクンの言い分を聴くことに徹する。

私だって言いたいことは沢山ある、でも言えなくてこの会話が最後になると思うと切なさで胸がいっぱいになる。不満はあっても叶えてあげたかった彼の希望を思い出す。

私の作ったお弁当を持って花見に行きたいとか、ゴルフ一緒に行こうって約束したのはほんの二日前なのに。

 

「じゅりちゃんも忙しいし、俺が仕事優先なのは変えられないし。会いたくても会えないのに、付き合ってる意味あるのかなって思ってた」

 

やっぱり、彼は自分の都合の良いお人形が欲しかったんだろうな。

私が忙しいのは主に自分の趣味で、仕事してる俺を優先されないことが嫌だったんだろう。だけどそんなに一生懸命仕事してるMクンより、片手間に仕事してる私の方が豊かで自由なんて、男として知りたくはなかっただろう。なんで知っちゃったのかな。

いや、そうゆうタイミングだった。その時が来ただけ。

彼との恋愛の賞味期限が切れただけ、愛に昇華しなかっただけ。

そもそも、彼は愛を目指していなかった、わかってたのに・・・

 

ずっと頭の中は、岡村靖幸のカルアミルクが流れてる。

私もちっちゃな根性で頑張った。

あともう一回あなたから またもう一回の電話で僕らはでなおせる

でも こういったことばっかり続けたら あの思い出がだめになっていく

がんばってみるよ

優勝できなかったスポーツマンみたいにちっちゃな根性身につけたい

 

三日前に戻りたい。本当にそう思うけど戻れない。

 

「二年半ありがとう、バイバイ元気でね」

 

最後に笑って言えた。私の笑顔は通話じゃ見えないけど、大好きだから見送らないと。

彼に必要な期間、傍にいられて幸せだった。私の天塩にかけて、もっと大きく成長させたかったし見届けたかった。なんでビジネスの規模が勝ち負けになっちゃうんだろうな。

 

ちょうど男友達と雪山に行ってた時だったし、予定が詰まってて寂しく感じる暇もないほどで、こんなタイミングで私も強運と思う。そう言えば元彼とお別れした日はMクンの胸で泣いたんだった。彼とMクンは終わり方まで似てるけど、何故か涙も出なかった。

強くなったのかも。

 

さ、狩りに出よ。春だしね!

いい歌なので、靖幸のカルアミルク、置いておきます(聴いてね)

 

 電話なんかやめてさ 六本木で会おうよ いますぐおいでよ

 仲なおりしたいんだ もう一度 カルアミルクで

youtu.be

・・・

何でも値上がりしてるけど、お花も値上がりするんだって。

母の日カーネーション、早割がオススメ。

 

惚れた弱み

ひらひらと雪が舞う、白い世界。

夫と友達数人と、私と夫のゆかりの地へ旅行へ。

何度も皆で訪れてる場所だけど、コロナもあり久しぶりだったのでとても懐かしい。

道中本当に楽しくて毎日夢中で、お酒も沢山飲んだしよく笑ったし、何より夫が楽しんでる姿がとても嬉しかった。ああ、私はこの人に心底惚れて結婚したんだった、と思い出した。

 

‘‘惚れる‘‘って

‘‘好き‘‘より‘‘愛してる‘‘より、もっと強い気持ちだよ

あなたはお父さんに今も執着していて、だから良く似た人と出会ったんでしょうけど、そうゆう理由はどうでもよくて、もうすっかり惚れてしまってるのよ、それでいいじゃない。惚れてる人と一緒にいる、幸せなことでしょう?

 

夫と出会った時、どうしようもなく夫に振り回されていた時に、ある方に言われた言葉。確かに私はファザコンで夫と父はよく似ているし、私達夫婦の年齢差は一回り以上二回り以下の歳の差婚。老年期を過ごす夫と、あと何回こうして楽しい時間を共有できるんだろうと思う。

これが絵本の世界なら、結婚式のハッピーエンドで終わるとこ。だけど現実はそこからが長いわけで、渦中にいる私は、もう幸せの定義も見失ってる。

 

夫の事は今でも好きだし大事。でも惚れてた頃の情熱はないし勿論SEXもしない。魅力的に見えた男らしさも傍若無人なだけだし、博識だと思ってたらモラハラだった。私もそれなりに猫を被っていたし、恋愛フィルターは全てを肯定的に美しく見せるから、若い頃の私には『この人しかいない』と縋る思いだった。

ただ、一緒に生きてきてきて歳を重ねて、そうして家族として寄り添える人がいて、今はとてもありがたいと思う。私には他に家族と呼べる人も繋がりもない。きっと夫を看取った後も、私は未亡人として夫の家族を続けるのだろう。社会的に孤独にならずに済む事は、後の私の人生にも大きく影響する。過去に天涯孤独を経験しているので本当に夫には感謝しかない。

 

男を恨み、夜の世界でささやかな仕返しをしながら男を騙して搾取して生きてた私に、日の当たる場所と社会的地位と自立のチャンスを与え、励まし育ててくれた人。自分も大きな痛手を被りながら私を守ってくれた、だから大事にしたいのに。

何故私は、他の男達と不倫してるんだろう、とふと思う。男達と一緒に過ごす私は、遠い別世界の、別の人のような感覚に一瞬陥る。

外はハラハラと激しく雪が降り注いで、雪が私のあちらの世界を覆い凍らせ、閉じてしまうような、それが妙に小気味良い感覚。

 

私は元々非日常の感覚が薄い。そもそも私の日常がエキサイティングで退屈でも平凡でもないから、不倫に置いて非日常を求めてる訳じゃない。

私の恋人達は私の日常にしっかり根付いてる。彼等とのデートは私の心のビタミンでスパイスで必要な時間だ。だからこの、遠ざかるような自分が乖離していく感覚が不思議で、忘れないないようこうして記録しておく。

 

私の不倫は、そもそも年齢差による夫の性的不能から夫が言い出したことなのだけど、そもそも結婚してから自分が不倫することなんて想像もしてなかったので、それだけでも今の状況は私的には奇跡的。

あの時性生活を諦めたくなかったのは確かにそうだけど、だからと言って恋愛感情無しにSEXが楽しめるタイプでもなく、結果的には恋愛感情を伴う不倫に今は落ち着いたし、元々は好きな男を一人に絞れないポリガミー気質なので多頭飼いになってしまった。逆に言えば夫が私を抱きさえしてくれれば、いや抱けなくなったとしてもそれを二人の間で納得したり、別のスキンシップができていれば、私は今でも結婚という呪縛から逃れずに夫だけに心を向けて、それが『結婚における正しい在り方』と信じていたと思う。

 

呪縛が解けたことが良いのか悪いのかはわからない。不倫だって最初から順風満帆ではなかった。恋愛の仕方を忘れた中年女だから、男の前でかっこつけてみたり言いたいことが言えない事もあった。男を乗り換えてアップグレードしながら、今の優秀な男達で落ち着いてるけど、それもいつまで続くかわからない。

ただ、今はお互い身体だけじゃなくて、心が繋がってる感覚を体験してる。それは私の不倫観の中では副産物的な体験で、私が心を尽くすことはあっても相手からそこまで心を尽くされることがあるとは想像してなかった。だって不倫だから。男にとっての不倫は欲であり夢で幻だから。それを現実にしたければ、二人で大きな痛手を覚悟して腹を括って社会と対峙する。かつて私の夫がそうしたように修羅場を潜る。だけど痛手を被りたくないから不倫の中で夢を見続ける。

 

でも私は、現実にしたくなればアッサリと今手にしてるもの全てを捨てられるとも思ってて、ただそんな風に思える‘‘惚れる‘‘男には出会えてない訳で。

不倫相手としては非常に優秀な私の男達、思いのほか刹那の愛を私に見せてくれた。

今はそれがとても美しく儚く、だけどそれ以上に育つ気持ちでもないことに軽く失望している。

日本の男の不倫の多くは、父や夫と言う家庭での役割とは切り離された、男というアイデンティティが生きる場所だから。女の不倫も似ているけれど、女は切り離さずに様々なアイデンティティを並行して生きてる。だから女のほうが本気になって家庭を捨てる率が高い。悲しいかな私も根は女なのだ。

 

そうか、私は何もかも捨ててもいいと思えるような恋に落ちたかった。例え結果的に成就しなくても、それほど心を揺さぶられる人と人生最後の恋をしたかった。

 

過去形なのは、きっとそれは敵わないと知ってしまったから。誰のせいでもなく、私の心が揺るがないだろうから。

そして、夫を超える男なんて、そうそう見つからないって事もわかってしまったから。

 

旅の途中、楽しそうに笑う夫に触れたいと思った。今でも時々手を繋いだりハグはするけど、それは夫がそうしたい時に‘‘させてあげてる‘‘と思ってた。でも私が望む前に夫はそうしてくれてただけかもしれない。私の心が寂しく枯れないように、私に気付かれないように、ずっと大事にされてたのかもしれない。

だからこそ、私は自分の心の空虚を埋めるような不倫をしないで済んだ。いつだって楽しいきらめくような恋だけを求めて楽しめた。最初に夫から不倫を認められた時は、そのショックの方が大きくて悲しんだものだけど、彼なりに私を愛して苦しんだ結果だったのだと思う。呪縛に絡めとられたままでもきっと私は幸せだったけど、ある日突然、外飼いにされた猫のように好き勝手に徘徊できるようになって、色んな家で様々な名前で呼ばれて飼われて、それでも安心な寝床のわが家を今は感じてる。

 

いつか夫だけの元に帰ろう。まだもう少し先だけど。

私が‘‘好き‘‘より‘‘愛してる‘‘より強い気持ちで、惚れた男は夫しかいないんだもの、今のところは(きっとこの先も?)

・・・・・

最近は逆バレンタインで頂くことが多いので、お返しのホワイトデーをどうしようか悩み中。なんかお中元お歳暮の文化が企業内で廃止になっても、結局こうゆう形でギフト交換って終わらないね。とか言いつつ自分用にも買ってしまうんだけど。

 

王道リンツ、みんな大好き

 

スイーツお菓子ランキング1位のプリン、絶対食べたい

 

ソムリエ@ギフトさんの品は、かなり利用している!このメーカー直送マカロンは包装とか頼めないけど、メーカー直送でお得だしラッピングを自分でするのも楽しいよね、バレンタインにも大活躍だった