栃木県栃木市倭町にある栃木市郷土参考館。
建物は約200年前の江戸期ものと古い。 とゆうのも元々は質商を営んでいた坂倉家の母屋と土蔵を一般に郷土参考館として公開してくれているのです。
ならばと栃木市郷土参考館を訪ねてきたという備忘録。誰のためにもならない個人的なブログです。
せっかくなら徒歩圏内にある「とちぎ山車会館」と栃木市郷土参考館を合わせて見学がおススメです。

栃木市を流れる巴波川は ”うずまがわ” と読みます。 自分は ”ともえなみかわ” と読んでおりましたw
訪問時はちょうど鯉のぼりが飾られており、映え好きなら1時間は居られそう。

巴波川からすぐ近くだけども、一本裏路地のような場所にある栃木市郷土参考館

一見 現役の民家にも見えてしまうけども郷土館。 しかも入館料は嬉しい無料。

趣のある格子のくぐり戸。 時代劇などよく見る戸

中にはスッタフの方がおり、次の訪問者が来るまでの間はガイドしてくれました。 おかげで色んな事を学べて感謝!
質商を営んでいたので入ってすぐに目に入る帳場。 しかも帳簿に触れて見てもいいと許可をいただけましたΣ(・□・;)

樹齢千年以上という杉の一枚戸。 屋久島杉とかなんでしょうか? 成功の証のようにも感じる。

座敷から、そのまま土蔵(展示室)へと続く珍しいつくり。

扉の分厚さにも驚くけども、入口両側にあるのは「ネズミ返し」と説明と教えていただく。

無料とは思えない歴史的価値がある品の数々が展示。
もともと土倉なので、スペースは限られているけども、逆に集中して見れます。


すぐ近くを流れる巴波川。舟運の発達により、東京、埼玉、千葉、茨城などへの物資輸送だけでなく、関東と南東北の流通を結ぶ結節点として、問屋業・製造業発展を支えた。

立派な鬼瓦などなど。 見慣れなくなりつつある瓦だけども、作りの細かさなどが美しも感じてしまう。

個人的に栃木県といえば大麻栽培というイメージ。
今は 大麻=ダメ絶対 のイメージが強すぎるけども、本来 大麻は日本国民にとって身近な物で、現在でも栃木県では数こそは減少しているけども大麻栽培がおこなわれています。
ちなみに栃木県那須には大麻博物館とゆう場所があって、こじんまりながらも大麻の知識を学べます。自分も2~3回訪問してます(*’ω’*)

足元には空気孔が設けられていた。見れば見るほど発見がある土倉だ。

土倉内で見学できるのは1階だけじゃなく2階も見学出来ます。 その為には急勾配の階段をあがる。

歴史と高級感がありそうな大量のスリッパが用意されていた。
この向きだとスリッパは取りづらいんだよね~ と思ったのは秘密。

2階にも展示品が多くあるけども、2階での一番の見所は松の一本通しの梁
自分の安スマホでは画角におさまりきれない( ;∀;)

入館料が無料だからと軽い気持ちで訪問したけど、当時の歴史だけじゃなく、街の発展なども学べた栃木市郷土参考館。