こんにちは!
Jumbo三宅(@sato_ds_hkosk)です。
UnsplashのBrad Barmoreが撮影した写真
ダンスが上達したいと思っている人は
少なくないと思います。
もちろん楽しく踊ることが一番ですが、
上手になることが楽しさにつながる人は結構いると思います。
しかし上手になることは簡単ではありません。
今日は上達するために大事だと僕が思うことをお話しします。
上達に必要な条件とは
UnsplashのGlenn Carstens-Petersが撮影した写真
上達するために必要なことはなんでしょうか?
たくさんレッスンを受けること?
たくさん練習をすること?
根性や気合い?
身体能力?
たしかにこれらも必要な事柄のひとつではあるでしょう。
ただそれとはちょっと違う角度で今日は考えてみましょう。
条件1 願望
UnsplashのRuben Hutabaratが撮影した写真
まず大切なことはこうありたいという願望です。
希望、欲望といってもいいかもしれません。
目標はちょっと違います。
もっと自分がこうなりたい、こういう動作をしたいと
強く念じることです。
これがないといくらレッスンや練習をしても
身につくことはありません。
といってもそんなに大したことではありません。
たとえばスタンダードで大きく動きたいとしましょう。
そのためには脚をこう使って、ボディはこう使ってと
いろんなテクニックがあると思います。
これを習うのがレッスンでその言われたことを
繰り返し練習することで身についていくと思います。
しかしそれは「大きく動きたい」という願望から出てきたテクニックなので
その「大きく動きたい」という気持ちを忘れてしまうと
習ったことを繰り返しているだけで大きくは動けません。
まず自分がどうなりたい、どうありたいかという
原点の願望を忘れないようにしましょう。
条件2 手段
UnsplashのBruno Nascimentoが撮影した写真
次に手段です。
いわゆるレッスンで習うことが手段になることが多いでしょう。
こうするためには、ここをこう使うんだよと習うでしょう。
どこかを使うということにもいろんな意味や目的があります。
自分がどうなりたいかに合わせて、その場面ではこうしましょうという
手段が提供されているということです。
時として願望と手段が一見矛盾する時もあります。
たとえば先ほどのように大きく進みたい時に
脚を出さないようにしましょうと言われることがあります。
これは送り足を使わないで、進める足が出てしまうため
結果として大きく動けていない時などに言われることがあるでしょう。
これが手段です。
ただ脚を出さないことはあくまでも「手段」です。
なんのための?
「大きく動くため」です。
ここを忘れてしまうと、脚を出さないダンスが出来上がってしまい
大きく動けないで終わってしまいます。
目的に合った手段が提供されることが多いと思いますが、
手段が目的になるわけではありません。
あくまでも目的に向けての手段ということです。
条件3 検証
UnsplashのMarten Newhallが撮影した写真
最後は検証です。
手段を実行した時にそれで終わってしまっては
何も意味がありません。
手段として行った結果
(1)手段自体は正しくできているのか
(2)手段を行った結果、願望通りの動きになっているのか
このふたつをチェックして検証する必要があります。
手段としてのテクニックができているかどうかは
自分で確認するのは結構難しいです。
それができないからレッスンで言われているので
最初はできていると思ってもできていないことがあるでしょう。
これは客観的に見るしかありません。
一番いいのは教えてくれたコーチャーの前で踊ることです。
そしてできているかを確認してもらうのがいいでしょう。
もしそれが不可能なら動画を撮影するのがいいと思います。
いまはスマホで簡単に撮影することができます。
それをコーチャーに送るなり、自分で見るなりして
正しくできているかを確認しましょう。
自分で見れば結構わかると思います。
それを参考に微調整していけば
いいと思います。
つぎに手段がある程度正確にできてきたら
目的の動きになっているかを確認します。
先ほどの例で言えば脚を出さないようにした結果
動きが大きくなっているかどうかをチェックします。
脚を出さないことで歩幅が小さくなり動いていないのであれば
それは意味がありません。
脚を出さないという手段を使うことで、
結果として大きく動けていれば成功です。
この検証を繰り返し行うことで
だんだん手段と願望が一致してきていいダンスになると思います。
最大の敵は「手段の目的化」
UnsplashのJeremy Perkinsが撮影した写真
習ったことをひたすらにやるのは
ある程度の段階までは有効です。
しかしその時に目的は何かということを
忘れないようにすることは大切です。
目的がこうだからと勝手に手段を変えてしまう人よりはいいですが、
自分が踊りたい願望を忘れてしまうと手段が目的になってきます。
そうすると習ったことをやること自体が目的となるため
自分が最初に思った動作からは離れていってしまう可能性が
高くなります。
一所懸命にやっているのに思い通りのダンスにならない
こんな状態にならないように願望をいつも中心に据えて
練習をしてみてください。
〜まとめ〜『願望→手段→検証を繰り返す。』
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