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『モルグ 死霊病棟』のネタバレなし感想/実話を元にした色々と惜しい死体安置所が舞台のホラー映画
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映画好きな四十郎のおっさん999でございます。

今回は、パラグアイで製作されたホラー映画『モルグ 死霊病棟』のネタバレなし感想を書いていきたいと思います。

本作は、パラグアイで実際に起きた怪奇事件を元にして作られたらしい。

調べてみても、実際の事件の詳細は、ちょっとわからず……。

また、本作はハリウッドでのリメイクが決定しているそうです。

一体どんな感じのホラー映画なのかな?

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『モルグ 死霊病棟』について

原題:『MORGUE』

製作:2019年パラグアイ

日本公開日:2020年6月26日(未体験ゾーンの映画たち2020 延長戦)

上映時間:1時間21分(81分)

オススメ度:★★★☆☆(三つ星)

予告編動画

簡単なあらすじ

警備員の仕事をしているディエゴは、スマートフォンで恋人とやり取りを行っていた。

その途中で、スマホを足元に落としてしまった彼は、スマホを取ろうと足に視線を移してしまい、その瞬間に、人を轢いてしまう。

その事実に恐怖してしまい、動転してしまったディエゴは、そのまま逃走してしまう。

いつの間にか眠ってしまっていたディエゴに、臨時の仕事が入る。

ある病院の夜勤警備をすることになったディエゴは、早速、現地へと赴く。

特別な仕事は存在しない、簡単な仕事のようだ。

ディエゴは気楽に構えていたが、恋人とビデオ通話した時の恋人の指摘に恐怖を感じるのだった。

誰もいないはずの場所に、ディエゴの知らない誰かがいるようだ……。

本作を視聴できる動画配信サービス

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スタッフ・キャスト(出演者)

監督・脚本・製作:ウーゴ・カルドゾ

撮影:ブラス・ゲレーロ

出演者:パブロ・マルティネス、ウィリー・ビヤルバ、マリア・デル・マル・フェルナンデス、アベル・マルティネス



モルグ 死霊病棟(字幕版)

おっさんのネタバレなし感想

不気味な雰囲気系ホラー映画

パラグアイ製作という珍しいホラー映画でして、視覚的なホラー映画ではなく、心理的な恐怖に重点を置いた作品となっております。

不気味な空気感で観客の恐怖を煽っていくスタイルの作品となっておりますので、日本のホラー映画が好きな方であれば、それなりに楽しむことができます。


ただ、ストーリーの盛り上がりや心霊現象が、意外と地味で、面白さや怖さが伝わりにくいところが、ちょっと残念という感じです。

ホラー映画が好きな方でも、好みが分かれてしまうタイプの作品で、ややオススメしにくい作品でした。


ちなみに、ビックリ系演出もありますので、苦手な方はちょっと注意が必要です。

シナリオに難あり

死体安置所で心霊現象に遭遇するという、シンプルなストーリーなので、ややこしいところは特にありません。

しかし、本作のシナリオは、ちょっと残念なところがあって、オススメしにくい作品になっております。

主人公の目の前で繰り広げられる一連の心霊現象について、ストーリーが進行するにつれて、真相が明らかに……ならないんですよね、本作の場合。


ひたすらにずっと、よくわからない心霊現象が続く感じになっていて、終盤になるまで、なかなか盛り上がらない点が残念です。

主人公と関わりのない幽霊や、死体安置所とは関係ないと思われる幽霊など、どうして登場するのか、ちょっとわからない幽霊の存在が、物語の進行を阻害している印象があります。

もうちょっとシナリオを練っていれば、もっと面白い作品になったように思うため、シナリオが少し雑なところが、なんか惜しいなぁ……。

良さを活かしきれなかったホラー映画

何かが潜んでいる不気味さは十分にあって、演出も個人的には好みな感じ。

ただ、エンディングに向けて、物語を収束させる過程が、あまり上手くなくて、損をしている映画だと、私は思いました。

悪くはないのだけど、本作を良さを十分に活かしきれていないという印象が残りましたね。

場面ごとの演出は良い感じだったので、『プー あくまのくまさん』と同じで、シーンのイメージが先にあって、そこからストーリーを肉付けしていったのかな?という感じです。

口コミレビューや評価

下記サイトで『モルグ 死霊病棟』レビューや評価をチェック!

Filmarks

映画.com

Movie Walker

今回のネタバレなし感想のまとめ

個人的には、結構、楽しむことができたホラー映画です。

ただ、いまいち盛り上がりに欠けるというところで、なかなかオススメしにくい作品となっております。

雰囲気系ホラー映画がお好きな方には、チャレンジしてみて欲しい映画ですね。


という事で、今回は『モルグ 死霊病棟』のネタバレなし感想でした。

そんな訳で、今日はこの辺で。

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

映画好きな四十郎のおっさん999でした。

それでは、しーゆー!

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