冬キャンプは薪ストーブを使ってマッタリとくつろぎながら楽しみたい方も多いとは思いますが、設営&撤収に時間がかかるので筆者は最近は冬でも荷物を減らしその分冬のアクティビティを楽しみたい派です。
そんなときにキャンプ仲間と時間が合ったので、冬山登山と夜景を楽しむためにウィスラースカイベース小諸に行ってきましたよ!
ウィスラースカイベース小諸に行こう!
今回のキャンプ地に選んだのは佐久平の夜景が楽しめるウィスラースカイベース小諸で、仲間に向かいに来てもらうので荷物は少なめですが冬装備は準備万端です。
早朝4時に我が家に来てもらい、そこから冬の安房を抜けて一路長野県の小諸へ向かいますが、厳寒期の安房は相変わらず雪も多く気温はマイナス12℃と過酷な世界になっていますね。
高峰山で雪山登山を楽しもう!
そして高峰高原ビジターセンターに着いたのは朝の9時で辺りは快晴なので、雪山登山には最高の天気です。
そして、ここ高峰高原ビジターセンターは標高が2,000mほどもあり、高峯山までは雪の稜線を歩いていくわけですがワカンやスノーシューは必須ですね!
ワカンを装着しよう!
そして雪山装備として欠かせないのワカンやスノーシューといったかんじきで、筆者は初めて装備しますがこれで大丈夫なのか少々不安です。
何故かといえば、登山口の高峯神社の鳥居があまりの積雪でほとんど見えていないからなんですけどね。
雪山の稜線歩きは最高!
正直これだけの積雪がある雪山を歩くのは初めての経験でしたが、天気も良い事もあって気持ちいいですね。
ただ、さすがワカンだと雪への沈みが多く、ゲーター装備している仲間のスノーシューと交換すると快適です。
これを味わったらスノーシューが欲しくなってきましたよ。
高峯山頂で休憩しよう!
そして歩くこと1時間ほどで高峯山頂に到着です。
初めての雪山登山でしたが、スノーシューをつけると足への負担はありますが快適に歩けて楽しいです。
そして山頂でお参りを済ませてカフェオレをいただきますが、やはり天気の良い小諸はいいですね。
地元北陸富山はこの時期は曇天や雪が多くて中々晴れないので、この季節は晴れ間の多い長野方面へ足を伸ばしちゃいます。
古久清食堂でお昼を食べよう!
2時間半ほどの雪山歩きを楽しんだ後はキャンプ場近くの古久清食堂まで下山します。
ここは地元利用者が多い古さの残る街の食堂で、提供時間が遅いと口コミがありましたが評価が良かったので寄ってみましたよ。
そして注文するのは唐揚げ定食で、確かに提供されるまで時間がかかりましたが丁寧な料理をされているらしく、唐揚げは外はカリカリで噛むとジューシーな肉汁が出てきてこれは美味しいですね。
ウィスラースカイベース小諸でチェックインをしよう!
唐揚げ定食でお腹も膨れて、ウィスラースカイベース小諸に到着したのは1時半頃で以前も利用した事があるので簡単に手続きを済ませます。
また、ここから佐久平の景色は良くて夜景も楽しめるキャンプ場なのですが、実はこの後の予定も詰まっており少々設営を急ぐ必要があるんですよ。
バンドック ソロティピーTCを設営しよう!
この後の向かう日帰り温泉が2時半まで受付を済ませる必要があるので、とりあえずテントを張って荷物を入れてすぐに向かいますが、こういう時にはソロサイズのワンポールテントのバンドック ソロティピーTCは設営も簡単で助かりますね。
バンドック ソロティピーTC
菱野温泉 常盤館で温泉に入ろう!
そそくさと設営を簡単に済ませて向かったのは菱野温泉 常盤館です。
ここは日帰り入浴の受付が2時半までなので急ぐ必要があったんですが、なぜそこまでここで温泉に入りたかったのかといえば、天空の露天風呂からの景色が絶景だからなんです。
展望露天風呂「雲の助」へ行こう!
ここ菱野温泉 常盤館名物は登山電車で行く温泉施設「雲上の停⾞場」が2024年8⽉にリニューアルオープンしており、リニューアル前には一度利用した事がありその景色に癒されたんです。
そして登山列車は6人乗りで、操作も簡単でボタンを押せば勝手に頂上を目指して登っていってくれますよ。
そして、約1分ほどで展望露天風呂「雲の助」へ到着で、中にはカフェなども併設されているんですよ。
今回は利用者が多かったですが浴槽も大きくなっており、リニューアル前は利用者が自分一人だけだったので優雅に展望露天風呂を満喫できたんです。
絶景の露天風呂で景色を楽しみ体がポカポカになりましたが、近くの池の滝は完全に凍っていて驚きました。
キャンプ場に戻って引き続き設営しよう!
温泉で温まったあとは、キャンプ場に戻って引き続き設営を初めていきます。
午前中は快晴でしたが、午後からは曇り空になって風も強くなってきましたよ。
そして、寒さも厳しいので後ろの幕を閉めてお酒を飲んでいきましょう。
昼寝をしよう!
せっかく景色の良いウィスラースカイベース小諸ですが、曇ってくるとその良さを楽しめず風も強いので幕内でダラダラお酒を飲むしかありません。
そして電気毛布をつけて横になっていたら、早起き&登山&温泉&アルコールの波状攻撃で、ついにはそのまま疲れて寝ちゃいましたよ。
18時頃に起きよう!
グースカと1時間ほど昼寝をして起きたら幕内は寒くてストーブを着け始めます。
そして、外へでると相変わらずの曇天で強風ですが街の灯がともり綺麗ですね。
すき焼きを食べよう!
そろそろお腹も減ってきたので夕飯の準備を始めますが、今晩の夕食はドラッグストアで買ってきた出来合いの冷凍すき焼きでスキレットで温めるだけで卵につけて美味しくいただけます。
そして、最後は〆のうどんが絶品でしたよ!
最近は手軽に調理ができるものが増えてキャンパーには助かりますし、味もそこそこなので十分ですね。
食後は夜景を楽しみながら晩酌しよう!
食後は早めに片付けを済ませて、夜景を楽しみながら晩酌タイムのスタートです。
隣の仲間は焚き火をしながら先に晩酌をしており、疲れもあって19時頃にはそのまま寝落ちしちゃってますが、この絶景を楽しめないのは少々可哀そうですね。
動画視聴を楽しもう!
ただ思った以上の強風で幕を開けているとテントが倒壊しそうなので、いつまでも夜景を眺めている事もできずにお籠りキャンプに移行しましょう。
そしてストーブを電気毛布をつけて、ふたりソロキャンプの実写をみながら22時頃には横になって本日のキャンプは終了です。
ウィスラースカイベース小諸(二日目)
翌朝は5半時頃に目を覚ましますが、あまりの寒さに雪が舞っており風の強さも昨日から変わっていません。
豚キムチ飯を作ろう!
天気予報をみると午前中は天気が悪いみたいなので、早めに撤収を済ますためには朝食の準備に取り掛かります。
作ったのはキムチをそのまま使った豚キムチ飯で、朝から美味しくガッツリいただきましたよ。
撤収を前倒ししよう!
食後はサッサと片付けて撤収を進めますが、あたりは厚い雲に覆われて風もどんどん強くなっていきます。
そんななか30分ほど青空が出るタイミングがあったので、この時間に一気に撤収を進めていきます。
その後は再度暴風雪に戻りましたが仲間は結局間に合わず、後から管理人さんに聞くとキャンプ場を営業してからここまでの強風は初めてだったとの事だったらしく、何とか9時前にはお互い撤収終了です。
手打そば 根橋屋で蕎麦を食べよう!
ウィスラースカイベース小諸を出発して営業開始前に馴染みの手打そば 根橋屋に到着です。
ここは山形村の蕎麦集落にあるお蕎麦屋さんで、筆者の馴染みの店で安房に向かうまでに腹ごしらえをしていきますよ。
そして注文したのは天婦羅のぶっかけ蕎麦で、かなりのボリュームもあって蕎麦も美味しくてお腹いっぱいになり、この後は帰路について今回のキャンプは終了です。
格安キャンプ費用【ウィスラースカイベース小諸】
2025.2.12~2.13
- ウィスラースカイベース小諸:6,600円
- 食材費:914円
- 古久清食堂:1,100円
- 常盤館:2,400円
- 根橋屋:2,650円
- 有料道路:1,580円
総合計:15,244円
今回は初めて雪山をスノーシューやワカンをつけてトレッキングを楽しみましたが、この時期しか楽しめないアクティビティと夜景キャンプを楽しめて良かったでしたよ!