おはようございます。makiです☀️

暖かくなり、家の周りにヤモリが出始めました。ヤモリとクモには優しくするよう夫に言われているので、そっと見守っています🏠





さて、今回はブログでは初登場の


「谷山防水溜池」(岐阜県)


に、Ht様と行ってきました🎣




初挑戦はブログ休止期間だった12月⛄️

MA会メンバーのHt様、Nh様、Um様にサポートしてもらったものの、自分だけが釣れなくて悔しい思いをしました⤵️


(原因は15尺ヘラXが一日振れる筋力が無かったこととグルテン経験不足)




そこで、私が現在所持している中で一日振れる最長竿、13.5尺でも釣れるハタキの時期にHt様に連れて行ってもらうことに🌸

時期、思ったより早かったなぁ。




7時に犬山某所で待ち合わせ🕖

そこからはHt様の車に同乗して谷山へと向かいます。ちなみに目的地付近の道が狭すぎて、私の運転技術では辿り着けません💦




8時に到着🕗

先行者は居ないみたい。




今は水位が高くて、最高のロケーション✨

どこからか鳥の鳴き声、柔らかな風が心地よく、とても静かで水の綺麗な釣り場です🐟



たまにシカやイノシシが出るので注意⚠️

(シカは前回目の前に出現しました)




Ht様のおすすめポイント(堰堤)に入る事にします。膝まである長靴を用意するべきだったと反省しました💦



仕方ないので木や石で足場作り!

Ht様があちこちからかき集めてくれました🪨




今回、同乗する関係で荷物を厳選したのですが、どうやら浅ダナ用のウキでは私が振り込むことは難しいらしく、Ht様からボディー7センチのものをお借りする事に。




浅ダナ=ボディー短め

という訳じゃないことを知りました💦




また、Ht様の勧めで6号のハリを使おうとするもハリスケースを見たらリフト6号はハリス0.4で何かと不安。大は小を兼ねるだろうと思い、ハリス0.5のがまへら6号を選択!

……明らかに一回りデカいけど大丈夫かな?




Ht様は15尺で挑戦です🎣



この谷山溜池は、旧ベラが非常に体高があるのと分厚いのが特徴。そして綺麗✨





MA会ではこの旧ベラの事を

フライパンべら🍳

と呼んでいます。





小さな新ベラでもいいから釣りたい!

でも、出来たらフライパンが釣りたい!!





しかし、そう甘くはいきません。

昼まででアタリはたったの2回。

綺麗な鱗だけ釣れても〜💦




おまけに相変わらずの喘息で、Ht様や常連さんとの会話も弾みません。

声が出しにくいってやっぱり辛い💦




11時から14時くらいまでは魚の気配を感じられないような雰囲気。「また地合い来るから」とHt様になだめられます。




15時半頃、遂にHt様がデコ抜け🐟

しかし旧ベラとしては小型で、Ht様はイマイチな表情をしています。



地合い復活!

私も頑張らないと💨




Ht様、2匹目🐟




大きな口! 出ましたフライパン🍳




これが谷山名物フライパンべら✨



上から見ると、分厚さが分かるかな?

これは鷲掴み難しそう💦




フライパンさようなら〜!

次は私のとこに来てください💦




釣り開始から7時間経過の16時🕓

常連さん達はみんな帰ってしまい、残るは私達だけに。(7連続デコの常連さんも居るらしい)




餌がもちすぎているのかな?

サワリはあるのに何故かアタリに繋がらない。フワフワのモヤモヤ🌀




フライパン獲得済みのHt様は、どうにか私に釣らせようと必死です。どうやらNh様と約束したんだとか。そんな無茶な💦



Ht様

「絶対釣らせるって約束したから!」

「タナ、もう10センチ上げてみ」

「もちすぎだと思ったらマッハを挿せ!」

「諦めるな! まだやれる!」




自分の餌を使い切った所で、Ht様の餌を貰うことに。Ht様がいつも愛用しているベーシックブレンドである。

(グルダンゴ&オールマイティ。しめかっつけは今回入っているのかな?)




軽いのかタナに入れるのがなかなか難しいものの、サワリはどんどん増えている。

流石、集魚性抜群のHt様ダンゴ🍡




期待値は上がってもタイムリミットはもはや目の前。日は沈み、辺りはどんどん暗くなってきた。




今日は夫が飲み会なので門限は無いが、これ以上は野生動物や帰路の渋滞が心配だ。

Ht様が諦めないなら私自ら白旗をあげないと手遅れになってしまう!



「まだだ! まだやれる!」



(Ht様ごめんなさい……私、無理だよ。私は期待に応えられる人じゃない。腕がまだ足りないんだ。ここに来るのは早すぎたんだ!)






釣り開始から8時間経過、17時。

そう、きっとここがタイムリミット。






誰もが諦めかけてたその時、奇跡は起きた!




流星の如く現れた鋭いアタリ。

驚いた勢いでアワセた手には、確かな手応えを感じた。間違いなく掛かっている!




数秒後、魚は左に勢いよく走った!

サイズが大きいからだろうか、スピードは今までの野釣りに比べてそこまでではない。




だが、こちらに来る気配は無い。

上がってこない。とにかく重い。




今度は逆方向に走り出した!

Ht様の竿にぶつかりそうだ。

無理に引っ張ると糸が切れそうだ。




「耐えろ!耐えるんだ!」




ヘラブナが右へ左へ走り続けている。

もう4往復ぐらいだろうか。

既に掛けてから5分は経っているだろうか。




切れるのが先か、すっぽ抜けるのが先か。

魚の勢いにパワー負けして耐えるのが精一杯の私、もうどうしたらいいのか分からない。




「空気を吸わせて! とにかく魚を弱らせるんだ!」




どうにか顔を空に向かせられた。

フライパン確定で今日1番の良型だ!

問題はどうやってタモに入れるかである。




「タモ、自分でできる?」



「無理ですー! Ht様お願いします!」




責任重大。Ht様も必死だ。




幸い、ヘラはこちら側に泳ぎ出したため、そのままスッと取り込むことができた。

尻尾がタモからはみ出ている。重そうだ。




「2キロはあるな」




腹パンの美ベラである。ずしりと重い。
写真がうまく撮れていなかったが、Ht様がメジャーで計測した結果、46センチあった。



2人でもう大興奮!!
ドラマだった、いいもの見れたとHt様はとびきりの笑顔で微笑んでくれた。
(その後で、まだここで尺半釣ってないのに……と言われてしまい、返事に困った。)



撮影するためにヘラを水に浸しながら、草むらまで移動することに🥾





苦節6年、遂に尺半獲得! しかも美ベラ!

師匠、私やりましたよー!!





「そういえば足場流れてるよ」



「えっ?」




くるっと自分の釣り台に目を向けた。




……………。





足場ぁぁぁぁぁ!!




膝から崩れる私の前で、Ht様は一発で足場を引っ掛けて回収してくれました。

Ht様は色々やることスマートですね✨



その後、ゆっくりとお片付け。

仕掛けを回収し、借りていたウキを返すとHt様が一言。




「そのウキね、夢っていうんだ。」




えぇ、何このドラマ展開!?

夢を叶えるウキ……ね。

ロマンチックで素敵だなぁ✨



また谷山に来る時は喘息が治っていて、楽しく会話ができるといいです☕️

あとヘラV15尺を手に入れて振りたい!




Ht様、一日大変お世話になりました✨

そして、現地で声が出なかった分、ブログはしっかり書かせてもらいましたよ〜📝




帰路の途中で1人晩餐会🍛

価値ある魚を釣った時のご飯は最高です!




【竿】紅月13.5尺(タナはメーターくらい)
【浮子】Ht様の借り物 ボディー7センチ
【道糸/ハリス】1号/0.5号
上    30   下    40   がまへら6
【餌】

カルネバ 200

マッハ      100

凄麩 100

水 100



Ht様特製ダンゴ餌(ベーシック)



今回、ミスセレクトだと思われた廃盤のがまへら。

リフトならすっぽ抜けたであろうバトルに最後まで耐え抜けたのは、頑強ながまへらのお陰だとHt様が一言。

暴れる魚の練習、もっと重ねたいな。