暮らしと古民家

折々の暮らしの中気が付く大切なこと

ライン

2024年05月11日 | 古民家
 心忘れる、あけぼののひと時を・・・
手にしたくて泳いだ青の時は・・・
激しさで怒り・・・囁きで騒ぎ、微笑みは程良くもあり・・・
観客のいない特等席で眺める、黄昏時には踊らされ・・・
讃えられない景色をいくつも数え・・・
優美な景色は戸惑いの中・・・。




ケモノに魅せられた、森の行方は・・・
奥深く守られ・・・人が人では無い暮らしに・・・
届けられない答えを出すはずの・・・
生きとし生けるものから学ぶ・・・
命の糧となりえる場所となる・・・。




決められたラインをないがしろに・・・
分け隔てを決めた彼方から・・・節操を噛み砕き広がれば・・・
人とケモノが折り合う事など無いとして・・・
賢い知恵の、優れた知識をフル装備の奢りさえ・・・
持てるものの役割を・・・持たざるモノに渡す暮らしと・・・
互い合い気付くには、虹色涙は流れ続けるのかも。




コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2024年05月10日 | 古民家
 磯部に香り、波立つ跡を追いかけて・・・
絡まる想いは泡と弾け、息を呑み・・・
刹那に切り取る物分かりの良さが・・・言い淀んで後悔と繋がり・・・
男に女・・・大人に子供の分け隔てが・・・
苦くも感じ・・・甘く委ねた行き先を示してもいる・・・。




未来など、とうに決まった出だしの一歩と・・・
見知らぬ相手に命を預け・・・博打かクジ引きを飲み込んで・・・
通りの向こうの芝生を憂うには・・・
はばかれた時代を噛み砕き・・・
自由のしがらみを漕ぎ出せば・・・有り余る自由は選べない・・・。




手を握りしめて離さない・・・
不安や安らぎを飴色に染めて歩いた町並みは・・・
暖簾を分けて漏れる、灯しの愛おしさに助けられ・・・
引き寄せる波と人の流れは夕暮れに・・・路地の隙間に差し込み揺らいで・・・
やるせない営みは、泡立ち豊かに・・・
長い影を伸ばして引いている。


コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

おあいそ

2024年05月09日 | 古民家
 昭和の旅人が令和を歩いてしまい・・・どれほど驚き、悲しむかを考え・・・
道しるべを無くした旅人に・・・迫る景色を指さしては・・・
豊かな恵みを濃くした、心休まる風景が・・・
見るも無残に打ち砕かれ・・・痩せた空を仰ぎながら・・・
出くわす姿を見慣れて叫び・・・
慣れ親しんだ我が家の暮らしに手を伸ばす・・・。

町が人を育て・・・人が町を造り、繁栄と衰退を繰り返しながら・・・
文化は積まれて生きて・・・
失われる答えが出ようとしても・・・気付かない振りに誰もが気付き・・・
口に出来ないお終いの訳を・・・次の世代が育てるけれど・・・
四方八方流れて生まれる暮らしに、留まる場所は決められなく・・・
興味を失う怖さにあきれて・・・町を出る・・・。

ひしめき合った江戸の町に・・・どれほど魅力が集まっていたのかを・・・
過ぎた時代が思案しても・・・同じ暮らしに装う事は叶わなく・・・
ままごと遊びに毛が生えて・・・古民家の暮らしは優雅に映え・・・
暑さ寒さに言葉を濁し・・・変わる未来に足踏みもせず・・・
子供の素顔はおぼろげに・・・
乾いた大人の言葉にいつしか・・・愛想笑いを無くしてしまうのかも。
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

雨と風と雲

2024年05月08日 | 古民家
 夕立の声を窓ガラス越しに・・・落とされた撃鉄と稲光と・・・
頭に落ちて踵を返し・・・明日の唄は歌えないけれど・・・
無表情の笑い声に口笛合わせて・・・ルララ・ラルと口ずさめば・・・
映る顔はガラスの向こうで・・・大きなクシャミを吐き出し、口に出るのは・・・
雨に風よと読み上げて・・・おひさまの行方を追いかける・・・。

ザクザク悲しく唄声は・・・ひしゃげたた歌に腰ひも付けて・・・
大波小波と打ち寄せる・・・苦い音に声は震えて後味深く・・・
香る唄声は、雨脚早く通り過ぎている・・・。

雨にみぞれの音で唄って・・・口にする涙に音楽は似合わないけれど・・・
跳ねる音符を頭で返し・・・鼻にかかる唄声で、どうにもならない事をどうにか変えて・・・
幸せの想い出に歌詞を刻み・・・手を叩いて数を覚えて唄い合えば・・・
ランラン響いて重なる声が・・・子供は大人を追い越して・・・
懐かしい緑の唄に、青空深く突き出し仰いで・・・
白き遠くは、記憶を雲にさらわれる。





コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

恵み

2024年05月06日 | 古民家
 とびきりの出来事を両手に抱え・・・有り余るほどの豊かな想いでに叶うなら・・・
ようやく咲いた花の香りに迎えられ・・・
悲しみと笑いに囲まれて・・・恵みの暮らしを追いかける・・・。

かわいい顔の裏側に隠れても・・・裏表を知って愛おしみ・・・
無償の想いと未来の行方に触れられ、ホタルの灯しで暖めて・・・
途方もない無垢の宝物に・・・出会えた奇跡を絵に飾る・・・。

静かな海の水面を走って渡り・・・目を閉じ潜って泳いでは・・・
川の流れる場所も・・・行き着く先に広がり浮かんで・・・
豊かな暮らしは繋がり廻る・・・草木の中で生まれ変わり・・・
新しい命の髪の先に・・・触れる言葉は泣きながら、産声は生まれ・・・
強い絆に恵みの出会いを迎えている。





コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする