LLMs.txtでAI対応サイトを構築!基本から導入、記述方法まで徹底解説

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2024年の夏ころから、Googleの検索結果ページの最上位エリアの表示が強調スニペット→AI Overviewに代わっています。
読者からすれば、「検索したら知りたい答えの要約がトップに書かれていてありがたい」なのだけど、僕らアフィリエイターにとっては、「記事を読みに来てもらえない」「AIにアクセスを奪われる」という結果に。。涙

とはいえ、AI Overview欄に「参考元」として、掲載されれば、かつての強調スニペットと同じようにアクセス増が望めます。
※実際に、参考元として表示されると、アクセス爆伸びしているデータが!
では、参考元に選ばれやすくするための対策は?
ということで、いままででいうところの検索エンジン向けの「xmlサイトマップ」のような役割を果たしてくれる、AI用のサイトマップ「LLMs.txt」について、この記事で詳しくお伝えします。
LLMs.txtは、AIがWebサイトの情報を効率よく理解するための専用ファイル。今後のSEO対策には、LLMO(LLMオプティマイゼーション:AIへの対策)も含まれていくというイメージです。

有名なチャットGPTは、LLMの中の一種というとらえ方でOKです。
この記事では、LLMs.txtの基本概念からWordPressプラグインの比較、導入方法まで詳しく解説します。
この記事でわかること
- LLMs.txtとは?AI対応に必要な理由
- WordPressで使えるLLMs.txtプラグインの比較
- Website LLMs.txtプラグインの導入と設定方法
LLMs.txtとは?→AI対策に必須のファイル
LLMs.txtは、Webサイトの構造やコンテンツ情報をAIに伝えるためのテキストファイルのこと。
LLM(大規模言語モデル)がサイト情報を解析する際に、このファイルを参照することで効率よくコンテンツを理解しやすくなります。
LLMs.txtと他ファイルの違い
ファイル名 | 役割 | 対象 |
---|---|---|
LLMs.txt | LLMにWebサイト情報を提供 | AI・LLM |
robots.txt | 検索エンジンのクローラー制御 | 検索エンジン |
sitemap.xml | ページリストの提供 | 検索エンジン |
ポイント:
- robots.txt → 検索エンジンのクロール制御
- sitemap.xml → ページ一覧を提供
- LLMs.txt → AIがサイトを効率的に理解できるよう構造を伝える
ひとことで言うと、LLMs.txtはAI用のサイトマップ・・というところですね。
LLMs.txt対応のWordPressプラグイン比較
LLMs.txtファイルを自作するのは専門知識が必要なので、WordPressでLLMs.txtを導入するなら、プラグインを使うのが断然ラク!
LLMs.txtを生成してくれるプラグインごとに機能や特徴を比較してみました。
プラグイン比較
プラグイン名 | 特徴 | 自動更新 | SEOプラグイン連携 | 費用 |
---|---|---|---|---|
Website LLMs.txt | 無料でファイル生成、カスタム投稿選択可能 | 対応 | Yoast SEO, RankMath | 無料 |
LLMs.txt Generator | 無料版は手動更新、有料版で自動化が可能 | 有料版のみ対応 | 記載なし | 基本無料(有料機能あり) |
Advanced LLMs.txt Generator | トルコ語対応、自動更新&キャッシュ機能 | 毎日自動 | 記載なし | 無料 |
LLMs.txt対応のWordPressプラグイン、ぶっちゃけどれがいい?
ここでは、無料版から有料版まで、3つのプラグインをピックアップしてご紹介します。
それぞれの特徴をチェックして、自分のサイトに合ったものを選んでください。
① Website LLMs.txt:無料でサクッと生成!多機能プラグイン
『Website LLMs.txt』は、無料でLLMs.txtファイルを自動生成できる超便利なプラグインです。
カスタム投稿タイプの選択や順序付け、サイトマップとの連携まで、細かい設定ができるのが魅力!
特徴
- 無料で使える&自動更新に対応
- カスタム投稿タイプの選択・並び替えが可能
- サイトマップ連携&キャッシュ管理機能つき
- Yoast SEOやRankMathなどのSEOプラグインと連携
こんな人に向いてます
・無料でしっかり機能を使いたい人
・自動更新やキャッシュ管理を効率化したい人
② LLMs.txt Generator:無料版あり!有料でさらに高機能
『LLMs.txt Generator』は、基本的なLLMs.txtファイルを無料で作成できるプラグインです。
自動更新や投稿対応は有料版のみですが、手動更新でも十分使えます。
特徴
- 無料版で基本的なLLMs.txtを生成可能
- 手動でファイル更新が必要
- 有料版なら自動更新&投稿対応OK
- シンプルなキャッシュ機能つき
こんな人に向いてます
・とりあえず無料で試してみたい人
・高度な機能は後で検討したい人
③ Advanced LLMs.txt Generator:トルコ語対応&毎日自動更新!
ちょっと珍しい存在なのが、『Advanced LLMs.txt Generator』。
トルコ語プラグインですが、毎日自動更新&キャッシュ機能も備わっています。
設定のカスタマイズもできるので、細かく調整したい人にぴったり!
特徴
- 無料で使える
- 毎日自動でLLMs.txtファイルを更新
- キャッシュ機能つき
- 設定のカスタマイズが可能
こんな人に向いてます
・自動更新を重視したい人
・トルコ語サイトや多言語サイトに対応したい人
どれを選ぶべき?
手軽さ&多機能なら → Website LLMs.txt
無料で試したい&拡張性重視なら → LLMs.txt Generator
自動更新重視&トルコ語対応なら → Advanced LLMs.txt Generator
まずは無料版から試して、必要に応じて有料版へアップグレードする・・でよいです。
初心者でも使いやすい:Website LLMs.txtの設定方法はこちら
1)プラグインのインストール
- WordPress管理画面で「プラグイン → 新規追加」を選択
- 検索バーで「Website LLMs.txt」と入力
- 「今すぐインストール」をクリック
- インストール後、「有効化」を選択
2)基本設定とカスタマイズ
- ダッシュボード左メニューで「LLMs.txt」メニューを開く
- 「投稿タイプ」で含めたいコンテンツを選択
- 表示順序をドラッグ&ドロップで調整
→ AIに優先的に読み取らせたいコンテンツを上位に配置 - 「更新頻度」を選択(ご自身の更新頻度に合わせればOK)
- 即時(Immediate):頻繁に更新するサイト向け
- 毎日(Daily):日々更新がある場合に最適
- 毎週(Weekly):週ごとの更新向け
設定完了後は「変更を保存」を忘れずにクリック!
よくある質問(FAQ)
Q:LLMs.txtとは何ですか?
→ AIがブログの構造を効率的に解析するためのテキストファイルです。
Q:「No LLMS.txt file found in root directory」と表示される場合は?
→ 「変更を保存」を一度クリックする必要があります。
まとめ
この記事では、LLMs.txtの基本概念からWordPressでの導入、設定方法までを詳しく解説してみました。
要点のおさらい
- LLMs.txtの役割と重要性
- 主要プラグインの比較と選び方
- Website LLMs.txtの導入と設定手順
LLMs.txtを活用してAIに最適化されたWebサイトを構築し、AI Overview欄に掲載される可能性を高め、SEO効果を最大化しちゃいましょう。
僕らの記事に・・アクセスよ来い!!
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