「株式投資成功の邪魔になるもの」その4

2024年04月27日
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株式投資
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一番大切なことは「経営を信じられるか?」ってことです。オーナー企業なら経営者そのものですし、サラリーマン社長であれば企業風土とか企業文化とかあるいはDMU(意思決定プロセス)です。よい経営はよい商品サービスを生み出し続けるし、悪い経営では競争力のある商品を出し続けることができません。任せておける経営と言っていいと思います。

ここまで書いてきたことはわたしが何度か別の言葉でも同じ言葉で書いてきていますが、株式投資の本質だと思っています。企業経営に乗る以上良い経営を見抜いて託すということです。そのためには何が必要か? 経営者としての目線です。経営者としての視点なしに良い経営を見抜けるはずはありません。この一番大切なことが、昨今の株式投資ブームの中でむしろないがしろにされているとわたしは思います。別に経営者として同じ能力を持てなどと言いません。選挙で政治家を選ぶ時に政治にやたら詳しい必要はありません。自分なりに託せる人を選ぶわけです。でも結局税金という国民の金を託しているわけです。株式投資の場合は自分のお金を預ける以上は信頼して託せるかどうかという経営者の視点で企業経営を見るべきだとわたしは思っています。じゃあ何が邪魔か? この一番大切なこと以外すべてです。一番大切なことがわかっていなければそれ以外は全て邪魔なんです。その上で言うといろいろあります。まず雇われ人(労働者)目線。企業を見る時に労働者目線でしか見ないって人は多いです。当たり前です。労働の経験はあっても経営の経験のある人は少ない。

企業経営は見抜くためには多角的鳥瞰的視点が必要ですが、雇われ人は自分の立場でしか自分のいる会社だって見ることができない。これが大きく邪魔します。よその会社なら尚更です。それ以外にちまたで溢れる投資に関する情報や知識などもおよそ邪魔に働きます。そっちを大切にして本質をお留守にするから。財務とか決算書ばかり読むのもNGです。会社だって経理の人間が会社のことを一番よく把握しているわけじゃないです。数字はわかっているってだけです。四季報なんかそれ以下です。もちろん大切なことがちゃんとわかって使いこなせばそれは価値あるってものは多いです。でも大切なことがわかっていないで株の勉強なんかしたってわたしは成功するためには邪魔だと思います。もちろん成功したくもないって人もいますし趣味でやるって人もいますから、それは自由にやれば良いってことです。最初からタイトルに書いてある通り株式投資で成功したいって人向けに書いているんです。
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