懸垂型モノレールが走る街。
そんな街の駅に停車する球面型の車両。
どこか近未来感ある光景です。
ここは千葉駅。
今回のダイヤ改正で引退したこの車両は217系。
それまで写真のような横須賀線カラー113系(写真は115系)の次代車両として、
約30年前の1994年に走り始めました。
色合いは同じなれどシルバーメタリック感と相まって近未来感を感じたルックスでした。
1995年にグッドデザイン賞を獲得したのも納得です。
総武快速・横須賀線として上総一ノ宮-久里浜間のような東京湾3/4周など、
長距離を走る普通列車のさきがけでもありました。
房総で活躍する209系たちと、まるで縄張り争いのような向き合いもユニークででした。
俯瞰できるところおあります。
地上45階、地上150メートルからの俯瞰。
江戸川を渡るE217系走る風景はまるでジオラマのようでした。
いろいろな光景にマッチしたE217系です。