ジャパンモビリティショー2023 一般公開日 レビュー1

2023年10月28日(土)より一般公開が始まったジャパンモビリティショーのレビュー記事です。何が展示されているのか見たい方へ向けてざっくりレビューしてます。

開場する10:00からすぐに入場したかったので、8:50頃から並びました。1時間10分前の列の長さは約100mほど。先ずは王道の大手自動車OEMのブースが集まっている東館から見学スタート!このレビュー1では東館のホール1〜3の主要な展示をお伝えします!

 

モビリティショー感想

先ずは、全体を見終わってからの感想をお伝えすると、これは見ておいた方がいいです!全部見ようとすると5.5hほど掛かりますが、ボリュームも充分にあり、入場料3000円分の見応えはあると思います。展示をざっと見るだけだとなかなか理解できていない部分も出てくるので、各ブースでのイベントで解説をしっかり聞いたり、フロアにいるスタッフにまめに質問すると疑問に答えてくれます。技術的な内容を知りたい時はスタッフに頼めば技術者を連れてきてくれます。その辺のホスピタリティーも各社しっかりと行っていると思いました。西館1F奥の方にあるFooD & Mobilityコーナーでは無料で美酢やコーヒーポーションなどを配っていましたので、これも要チェックです!

東館ホール1〜3

 

 

先ずは東館の第1〜第3ホールへ!ど真ん中の第2ホール入口から入場、ここにはトヨタ、ダイハツ、マツダ、いすゞ/UDトラックス、スバル、メルセデスベンツ、トヨタ車体、日野自動車、三菱ふそうがあります。まっすぐ進むとドーンと1番広くトヨタのブースがあります。

トヨタ

 

トヨタブース全景

開発力のあるトヨタはコンセプトカーも数が多く、とても見応えがありました。クラウンセダン、クラウンスポーツ、センチュリーも注目度が高く、人だかりが結構ありました。(写真は朝イチの状態なので少なめ)

 

まず目に止まったのが将来のBEV(Battery EV)の提案であるFT-Se。オレンジメタリックに塗装されたキャブフォワードのスポーツカーです。

トヨタFT-Se

 

こちらは東南アジアを中心として展開する、商用トラックの戦略車IMV0と言う車両です。

トヨタIMV0

 

こちらの提案は次世代のBEV、FT-3e。直線的な線使いと最近のトヨタ車のデザイントレンドである横一文字のフロントDRLとテールランプ、大径タイヤを履いています。

トヨタFT-3e

 

こちらはKAYOIBAKOと言う名前の次世代BEVのマルチパーパスユーテリティビークルの提案。名前の如く商用の物流活用と壇上に表現してあるようにキャンパー仕様など幅広くスペース活用するモビリティ。

トヨタ KAYOIBAKO

 

こちらはまた、BEV SUVの別提案、ランドクルーザーSe、将来のBEV化したランクルの提案です。

トヨタ ランドクルーザーSe

 

これはBEVのピックアップトラックの提案。ホイールベースが長く、かなりスタイリッシュなダブルキャブ、全長5m超えでトラックなのにモノコックボディとの事。アメリカ西海岸で似合いそう。

トヨタ EPU

 

これは月面上での活動を想定したモビリティで、地球上にはない過酷な路面でも走破できる構造を研究するための実験車両です。4つのモーターと4つの独立したステアリングを持つ車両との事。

トヨタ スペースモビリティ(プロトタイプ)

 

発売直前、発表された直後の車両はフロアに置いてありましたが、人気が高く常に人だかりがありました。ここに掲載している写真は開場直後なので比較的人が少な目です。

巨大なショーファーカーセンチュリー。無敵感と言うか重厚感が強く感じられるクルマです。

トヨタ 新型センチュリー

 

クラウンファンからは発売が切望されているクラウンセダン。このモデルはFCEV(燃料電池車)でした。

トヨタ クラウンセダン

 

クラウンセダンのサイドに付くFCEV(燃料電池車)のエンブレム

 

先日発売になったクラウンスポーツ

 

先日発表されたランドクルーザー250の丸目仕様

 

メルセデス ベンツ

今回のジャパンモビリティーショー2023の外国の大手自動車メーカーの参加は3社のみで、そのうちの一つがメルセデスベンツです。日本ではメルセデスベンツの人気が高く、他の外国勢は日本市場離れしていっている中、ワールドプレミア(世界初公開)のConcept EQGを展示していて、日本市場の重要性を意識していると思われます。

 

日本で大人気のゲレンデワーゲンのBEV版、Concept EQGです。グリル部分がブルーに光っています。

メルセデス ベンツ Concept EQG(BEV, 世界初公開)

 

最近のメルセデスベンツのデザインの特徴としてベンツマークが大きいのと、BEVシリーズは電費向上と空力性能を上げる為かかなり丸みを帯びてきています。

メルセデス ベンツ EQS450

 

メルセデス ベンツ EQE350

 

マツダ

今回のマツダの展示は面積や数は少ないものの、注目すべき次世代のスポーツコンセプトカーの展示があり、見ものです。マツダブースの左の方に見える壁にはマツダの社員から集めた約4800台ものトミカのミニカーが展示されています。

 

このコンセプトカーはマツダの次世代スポーツカーの提案で、とにかくカタチと色が綺麗でした。外板色はホワイトメタリックに赤のクリアー層を27層塗ってあるそうです。どうりで透明感のあるガラスか陶器のような質感に見えていました。手間が掛かっています。

マツダ ICONIC SP

あまりにもキレイで感動したので、複数枚の写真をUPします。これは実物をぜひ見て頂きたいです。

マツダ ICONIC SP

 

マツダ ICONIC SP

 

マツダブースにはグッズショップのコーナーもありました。

 

こちらは子供向けのコンテンツで、ロードスターのミニチュアに乗ってシミュレーターで運転できるようなアトラクションです。

 

こちらはSelf Empowerment Driving Vehicleとかっこいい名前がついていますが、要は身体が不自由な方向けのロードスターで、ステアリングホイールも、持ち替えなしで操作できたり、車椅子を助手席に載せやすいような工夫がしてあります。

 

この車椅子は現在開発中とのこと。コンパクトにたためてロードスターの助手席への搭載を可能にする車椅子。

 

スバル

 

イベントが開始されると大音響での音楽と共に画面でCG動画が流れ、画面の中央が割れたと思ったら出てきたのが空飛ぶクルマ、ドローン型のプロペラが搭載された航空機です。大規模な演出で圧巻でした!一見の価値有りです! さすがスバルは昔、中島飛行機という航空機メーカーだったので、航空機に関しては長年の技術と知見があると思います。

 

ショー開場の中を舞います!

 

とても見応えが有るショーケース!どうりでイベント直前に人だかりがたくさんできている理由が分かりました。

 

イベントの最後は夕日と共にスクリーンの背後に収まっていきます。

 

ダイハツ

 

ダイハツブース全景

 

トヨタの隣にあるダイハツブースでの見ものは、軽枠から脱皮して普通車サイズになったコペンでしょう。VISION COPENというコンセプトカーが人気を集めていました。会場では「カワカッコイイ」という声が聞こえてきました。

ダイハツ VISION COPEN

 

ダイハツ VISION COPEN

 

このmeMO(ミーモ)というコンセプトカーは小さなパーツを自由につけたり外したりとカスタマイズできる軽自動車の提案でした。遊び心があって面白いと思いました。

ダイハツ meMO(ミーモ)

 

ダイハツ meMO(ミーモ)子供たちが遊べるコーナーがあります

 

ダイハツ meMO(ミーモ)

 

ダイハツ meMO(ミーモ)着せ替え可能なパーツ

 

ダイハツ OSANPO

 

次世代軽トラの提案、UNIFORM TRUCK。

ダイハツ UNIFORM TRUCK

 

往年の名車ミゼット。今見てもとても魅力的なモビリティです。色もいいですよね。

ダイハツ ミゼット

 

今回のレビューはとりあえず、東館ホール1〜3の主要ブースの様子をお伝えしました! ジャパンモビリティーショー全体ではボリュームが膨大なので、順次レビューをUPしていきます!

 

朝イチで並んだ列の状況、どこに何があるのか見どころを紹介

ジャパンモビリティショー2023 見どころ

 

東館ホール4〜6 大手自動車会社展示 レビュー

ジャパンモビリティショー2023 一般公開日 レビュー2

 

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