ベル麻痺-愚痴なしブログ 

ベル麻痺の後遺症の軽減および目を守る方法を主に、併せて他の事も載せています。

ヴァイオリニスト ヒラリー・ハーン

2024年05月12日 | CD

日曜の朝は、ラジオで「現代の音楽」を聴く習慣になってから20年弱になります。

「現代音楽」との出会いは、昭和50年(1975年)頃です。ヤクルトホール(現、ニッショウホール)で、放送用の収録していました。

ピアノの調律師が、消しゴムをピアノ弦の間に挟んでいるので、不思議に思いたずねたことが、切欠です。

当時、レコード再生を趣味としていましたので、録音評を愛読していました。好評価のレコードの中に現代音楽があることに気付いていましたが、購入はしていませんでした。

TVドラマの中で映像の背景として流れる現代音楽がマッチしている様に感じていますし、現代音楽も好んで聴いています。

 

現代最高のヴィルトゥオーゾがパリ所縁の3作品を新録音!

ヒラリー・ハーンが長年パリで共演してきた家族のようなオーケストラ、フランス放送フィルハーモニー管弦楽団。ミッコ・フランクが首席指揮者を務めるこのオーケストラのアーティスト・イン・レジデンスを2018~19年に務めたヒラリー・ハーンが熱望した録音。


1916年から17年にかけて作曲され、1923年パリで初演されたプロコフィエフの協奏曲第1番は、ヒラリー・ハーンのお気に入りの協奏曲。いままで最も多く演奏してきた作品のひとつで、録音の最適な共演者とタイミングを待ち続けていました。


パリ出身のショーソンによる神秘的で瞑想的な『詩曲』の初演は、パリでイザイによって行われました。この曲はイザイに献呈されたショーソンの代表作。ヒラリー・ハーンの師ヤッシャ・ブロツキーはイザイの最後の弟子で、彼女はこの作品に自身の音楽的なルーツとして、個人的な繋がりを感じずにはいられません。


2016年に亡くなったフィンランドの作曲家ラウタヴァーラとは、2013年のアルバム『27の小品~ヒラリー・ハーン・アンコール』で『ささやき』という楽曲を委嘱・演奏したのが最初のコラボレーションでした。また、ミッコ・フランクはラウタヴァーラの親しい友人であり、その作品の理解者として優れた演奏家でした。

2014年にラウタヴァーラのヴァイオリン協奏曲を演奏した2人は、パリで初演するための新作協奏曲を委嘱することにしましたが、ラウタヴァーラの健康状態が良くなく、その作品はセレナードに変更されました。

作曲家の死後、2曲目の途中までオーケストレーションがなされ、残りはピアノのスケッチがのこされた『2つのセレナード』が発見され、ラウタヴァーラの弟子である著名な作曲家カレヴィ・アホがオーケストレーションを完成させて、2019年2月に世界初演し、この世界初録音が行われました。(輸入元情報)

【収録情報】
1. ショーソン:詩曲 Op.25
2. プロコフィエフ:ヴァイオリン協奏曲第1番ニ長調 Op.19
3. ラウタヴァーラ:2つのセレナード(ヒラリー・ハーンのために)

ヒラリー・ハーン(ヴァイオリン)
フランス放送フィルハーモニー管弦楽団
ミッコ・フランク(指揮)

録音時期:2019年6月(1,2)、2019年2月(3)
録音場所:パリ
録音方式:ステレオ(デジタル)
世界初録音(3)

 

☆5のコメント1 投稿日:2021/07/15 (木)

ヒラリー・ハーンの演奏を心ゆくまで楽しむことの出来る一枚である。パリとハーンが結びついた曲目が並べられており。まさに今の彼女の演奏を聴くことのできる録音である。

 

☆5のコメント2 投稿日:2021/03/15 (月)

プロコフィエフがハーンの音色、そして演奏スタイルに合わないはずもない。この曲の意地の悪さにも苛立つこともなく、下手に熱くならずきちんと向き合って彼女の音楽にしているところは流石と言える。オケもサラッとした心地よい音質なのが嬉しい。

ラウタヴァーラの曲はたいそう美しく、ソロ、オケともに良い仕事をしている。

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レナード・バーンスタインのシベリウスを聴く

2024年05月09日 | CD

探していましたレナード・バーンスタインのシベリウスを入手できました。

カラヤン指揮のシベリウスは有るのですが、マイストロ西岡幸雄さんお勧めにレナード・バーンスタインがあり、探していました。

マイストロ西岡幸雄氏がシベリウス交響曲を解説しています動画URLです。

【クラシック名曲解説】シベリウスの交響曲を藤岡幸夫マエストロが徹底解説 (youtube.com)

シベリウス:交響曲第2番、第7番
【SHM-CD仕様】【グリーン・カラー・レーベルコート】
北欧の空気感とロマンティックな詩情が融合した第2番、多彩な要素が単一楽章に収斂した究極の作、第7番・・・フィンランドの大家シベリウスの好対照の交響曲を1枚に収めた興味深いアルバムです。バーンスタインとウィーン・フィルは、作品への共感に満ちた雄大かつ情感豊かな演奏を繰り広げ、深い感動の世界へと誘います。(メーカー資料より)

【収録情報】
シベリウス:
1. 交響曲第2番ニ長調 Op.43
2. 交響曲第7番ハ長調 Op.105

 ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
 レナード・バーンスタイン(指揮)

 録音時期:1986年10月(1)、1988年10月(2)
 録音場所:ウィーン、ムジークフェラインザール
 録音方式:ステレオ(デジタル/ライヴ)

収録曲   

01. 交響曲 第2番 ニ長調 作品43 第1楽章:Allegretto

02. 交響曲 第2番 ニ長調 作品43 第2楽章:Tempo Andante, ma rubato

03. 交響曲 第2番 ニ長調 作品43 第3楽章:Vivacissimo-(attacca)

04. 交響曲 第2番 ニ長調 作品43 第4楽章:Finale. Allegro moderato

05. 交響曲 第7番 ハ長調 作品105 Adagio-

06. 交響曲 第7番 ハ長調 作品105 Un pochettino meno adagio-Poco a poco affrettando il tempo al vivacissimo-

07. 交響曲 第7番 ハ長調 作品105 5 bars before:Poco rallentando all'adagio-Poco a poco meno lento all'-

08. 交響曲 第7番 ハ長調 作品105 Allegro molto moderato-Poco a poco meno moderato-

09. 交響曲 第7番 ハ長調 作品105 2 bars before:Vivace-Presto-Poco a poco rallentando all'adagio-Largamente molto-

3のコメント 投稿日:2021/02/28 (日)

80年代初めのカラヤン/BPOの演奏で、この曲を知った者にとっては、2番のゆっくりとした第4楽章の演奏は「よくやってくれたよ、バースタイン」と拍手を送りたくなりました。

とは言っても第2楽章の極端に遅いテンポは、当時の評価でも譜面が聴きながら書き取れるなんて言われてました。

第3楽章は一転、速いテンポで進んで、そのまま第4楽章でぐっと失速。晩年のバースタインは曲全体を見て、それぞれの楽章を描くと言う手法が安易なようだけど、分かり易くて良かったです。

 

☆5のコメント-1 投稿日:2018/02/25 (日)

シベリウスというとなんだか冷たい響きがするものですが、バーンスタインによるものはそういう音が全くしないところがすごいのだかなんだか・・・。暖かい音がするというこの曲の別の一面を見た気がする。

 

☆5のコメント-2 投稿日:2014/02/16 (日)

この演奏のどこが「駄演」なのかさっぱりわかりません。私はいろいろ聴いてきたなかでも極めてユニークな個性をもった名演のひとつだと受け止めています。

シベリウスはこうでなければ、という狭隘な審美眼で捉えようとすると、すべての演奏は無個性なものになってしまうような気がします。

雄弁で、説得力のある、素晴らしい演奏の一つであることに間違いないと思っています。こういうのもありなんだとね。

 

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季節の雑感

2024年05月07日 | 未分類

柏餅がスーパーに並んたので購入。

端午の節句かと、柏餅を味わいながら関東は、柏餅で新潟や東北はちまき(笹巻)であることを思い出しました。

沖縄では柏の木を見かけたことが無いので内地からのお取り寄せ品と想像しています。

沖縄には「ムーチー」または「カーサームーチー」といい、「月桃の葉」で包み蒸した物があります。

子供は「歳の数」だけ食べれるらしいです。

早く成長したいという心を育んでいるようにも推察されます。

 

さて、話しは変わりますが先日届いた「種田山頭火」を読んでみました。

山頭火の句では

「分け入っても分け入っても青い山」

以外は、現時点で当方の心に残らないと感じています。

この本には「尾崎放哉」の句も掲載されています。

文系に疎い当方は初めて見聞きする作者です。

「人をそしる心をすて豆の皮をむく」

この句には共感をおぼえます。

 

 

珍しく文系の本を購入しましたが、TVerで観た「旅人検視官 道場修作」の荘内編に刺激されての購入です。

ドラマの中で「種田山頭火を好きな人は、どこか寂しさを抱えている人」と述べていました。

寂しさ、孤独感など皆無でポジテブ思考が身についているので好みに合わないのか、全体的にネガティブに感じるのと、5・7・5でないのでリズム感が合わない様にも思えるのです。

(ただ単に、当方の感性が乏しいせいと考えています)

 

20代の頃に「古典に関心を持て」と教えられた事もあり、日本は奇数文化ではないかとの想いがあります。

七五三は、3歳、5歳、7歳の祝いであり、全て奇数です。

更に、素数であることにも気付きます。

和歌は、五・七・五・七・七で全て奇数であり、その合計の31文字も素数になっています。

また、31文字を「みそひと文字」という呼び方も粋(いき)に感じます。

日本の伝統的な文化の一つとされます「将棋」の起源はインドとされていますが、西洋へ伝わり「チェス」となります。

同じ源流を持つ将棋とチェスの違いは、ルールも異なりますが「盤(ボード)」のマスが将棋は9の奇数であり、チェスは8の偶数になっています。

同じボードゲーム仲間の「囲碁」は中国が発祥とされ盤面は「19×19」の奇数であり、素数で出来ています。

 

若干、遅れ気味と感じる「リチウムイオン電池」の資料作成の合間の気分転換です。

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自動制御入門-4(簡素化演習)

2024年05月01日 | 電験3種

ブロック線図の簡素化練習です。

電気回路からブロック線図を作成する練習と、ブロック線図の簡素化は蹴り返し練習すると身体の一部になる様です。

建物管理で消防訓練を繰り返すのは、頭で考える前に身体が反応するようにすることが目的と言います。

電気回路やブロック線図も共通する様に感じています。

「手を動かして学ぶ」とありましたが、ブロック線図を見ると勝手に手が動くようにすれば試験場で焦りを感じることが無いのではと思います。

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歌えなくとも生きています

2024年04月27日 | 未分類

私は、子供の頃から歌ったことが無いのです。

俗に言いう「音痴」です。(重症なようです)

小学入学後、合唱練習で「お前は歌うな、口をパクパクしていろ」と音楽の先生にいわれたのを頑なに守っています。

今なら問題になりますが、終戦後の6、3制の第1期入学生ですので除隊軍人の先生がおりスパルタ式(軍隊式)がままありました。

(小学生で3県に渡り4回転校を経験)

子供の頃は、何故、学校で音楽の授業があるのかと思っていましたが、何故かクラシックCDの鑑賞を趣味としています。

当然、テンポなどの音楽的なことは分かりませんが、自分の感性で心地よいと感じるものを選択しています。

 

自らの歌唱は駄目ですが、他人の歌唱力はわかります。

そんな訳で、カラオケのお付き合いはい遠慮しています。

上手でもないのに拍手を強要されるのは好みに合わないようです。

 

話しは変わりますが、アナウンサーの松崎涼佳さんも音痴であり、音痴の専門的な名称を紹介してくれました。

☟岡崎涼佳さん(写真はWebから拝借)

音痴は「先天性音楽不全症」というそうです。

カラオケに誘われた時に断る名称に使用とのことです。

 

調べてみますと、当方の青春時代にスクリーンで活躍しましたジェームス・デーンもこの「先天性音楽不全症」だそうです。

☟自らが運転するポルシェで事故にあい24歳の若さで他界されました。

因みに、映画「エデンの東」のテーマソングがラジオの週間ヒットパレードの1位を何か月間もキープしていたように思います。

 

音痴または先天性音楽不全症であっても「声の質」そのものは良いようです。

20代後半の頃、知人宅で囲碁を打っちる時、居合わせた知人の友人から「いい声だね」と言われた事が有ります。

知人の奥さんが、この人はプロ(TV関係者)よ、良かったねと言われた記憶がります。

当時は気にも留めなかったのですが、10年程前に山崎広子著「8割の人は自分の声が嫌い」を読む中で、この褒められたことを思い出しました。

何故、自分はセールストークやプレゼンテーションで成果があったのかを考えてみますと、その訳は「声の質」によるものが大きかったと顧みています。

音痴という劣性と引き換えに天が与えてくれた贈り物と感謝しています。

 

この山崎広子著の「8割の人は自分の声が嫌い」は一読の価値が有り、安価でありお勧めです。

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