へたれ学生の走破録

一眼レフと歩む日本縦横無尽ドライヴの記録

2019-10 関西から自走で北海道一周しに行った話 1

2020-05-30 23:58:27 | 旅行
2019年10月19日────

これから1週間を使って(学校をサボって)遂に北海道へお出かけすることにした

大学4年目後半でありながらまだ取り終えていない単位を取るのに四苦八苦していた頃ではあったがこの機会を逃したら当分行けなくなるのでリスキーながら旅立つことに。
これまで日本各地を巡ってきたぼくからしたら最後に残した北海道への憧れが限界を超えて我慢できなくなったといったところだ(大学は何とか卒業できたので結果オーライ)

出発は当時半年間住んでいた神戸から


大阪府内で朝を迎える・・・
基本的に時間が許す限りは高速道路をいっさい使わないので下道でひたすら東を目指す


木津川を越え京都へ


いつものように滋賀へ入ると湖西道路へ
初日から天気が悪い


昨夜は寝ずに旅立ったので、おなじみの道の駅あどかわで就寝(ここで寝すぎる)


・・・
17時・・・えぇ・・・
R27,福井県は敦賀湾サイドを走る


午後6時 渋滞の鯖江市・・・


20時 石川県はバイパスがあるので比較的楽にパスできる


デデン!麺屋いろはで富山ブラック
賛否両論あるが俺は嫌いじゃないぞ



22時 だいぶ道も空いてきたのでR7にて先を急ぐ


23時 親不知、地獄の新潟県突入


日付が変わるころに名立の道の駅にチェックイン
残り24時間で青森のフェリーターミナルに居ればヨシ!


・・・
朝まで寝ていたら現実的に間に合わないので3時間の仮眠後出発、上越市は空いてそうな沿岸部をかすめてみる


4時 柏崎バイパスをイキリ散らかす


5時 新潟バイパス いいペース!


新発田から日本海側を


村上から日東道の無料区間へ


途中ものすごい雲海を見た
出発から丸一日経った!


笹川流れで東北へ
ここからは別世界だ


山形?そんなもんすっ飛ばせ!


象潟の道の駅で休憩〜
天気も回復


無料区間は使ってなんぼ
秋田市へ〜


うっすら秋を感じるR285で北秋田へ
(2ヶ月前にも来ている)


気持ちの良いツーリング日和


秋田青森県境の矢立峠で休憩
昼飯どうしようかまよう


どうや!今俺は青森にいる・・・!と実感させてくれる岩木山


午後2時、ついに青森市内に飛んできた
上越から半日で来れるとはな


青森の象徴であるベイブリッジを渡ってフェリーの下見に行ったり・・・


昼飯はカレー牛乳味噌ラーメン!
・・・だったかな?
県民のソウルフードというやつですな
美味い!

その後、夜まで仮眠・・・
相変わらずの生活リズムのガバさである


かっぱの湯で寝汗を流していく
安くて助かるな


フォロワーさんに教えてもらった麺山でお晩!
濃厚煮干豚骨、病みつきになる味
(毎度横向き写真ばっかですみません)


22時 フェリーターミナル前のコンビニで念の為酔い止めを購入。船に乗るのは何年ぶりだろうというくらいなので・・・


青函フェリーと津軽海峡フェリーのターミナルが隣接してあるので初見では注意が必要だ


手続きを済ませると貰えた案内の紙


出航の23時半まで暇なのでターミナルのロビーを見学・・・
人はぼちぼち


しばらく並んだ後、ついにフェリー内へ
貨物トラックをはじめ青森や北海道のナンバー中心のなか乗り込む姫路ナンバーぼく
他にもチラホラ遠方からのレジャー客が居たので一安心


係のおっちゃんに誘導され、輪止め。初めてのフェリーなので緊張した。九州でも結局乗らずだったしね
うちのポンコツコンパクトカーは長さが3.95mなので4mを境に数千円高くなる料金体制からしたら嬉しいものだ・・・


では北海道に渡ります・・・


つづく

初冬 廃線歩き

2019-12-10 17:02:00 | 日記
12月4日

前記事の夏からいきなり冬にぶっとんでしまうが、あまりにお出かけネタを溜めすぎ追っていくのが面倒になったため、つい先日近所を散歩してきたことを記していこうと思う

向かったのは旧福知山線の廃線跡である
30余年前に廃線となった後、事実上のハイキングコースとなっているが、あくまでも立ち入り・散策は自己責任でというJRのスタンス。まあ最近しばらくの閉鎖の後整備されたようだが。

まあただの平坦路を歩くだけだし、今年の紅葉納めをしておきたかったので、思い付きでだったが昼から出発。近場なのでわざわざ車を出すほどでもない

あ、あとヤ〇オクで安く買ったマクロレンズ“タムキュー”も試し撃ちしたかったしね。旧モデルだけど

まずは宝塚駅へ
ぼくは阪急・西宮北口駅から今津線で。大阪(尼崎・十三)側からはJR・阪急それぞれ宝塚線からアクセスされたい


こちらが阪急宝塚駅、阪急とJR駅を結ぶ歩道橋より
いかにも宝塚な景観であり駅構内には音楽まで流れてある仕様

が・・・


福知山線に乗り換え、一駅先の生瀬駅で降りると・・・

うむ、、

コンビニすらないのであった
地元スーパー、コープ“ミニ”ならあったが。


高架を潜り、武庫川沿いへ出るとそこは国道176号
あぁ、ここへ出るんだ

ひとまず川沿いを北へと進む


中国道が上を横切っている
いつもはこの上から、名塩や宝塚のお洒落な景観を目にしていたのだ


高速を抜けて脇道へ入るといよいよ散策コースへ
まだまだ紅葉の勢いは無くなってはいない


右下が宝塚で、生瀬から武田尾駅までの武庫川沿いを今日は歩く
未舗装の部分が4.7kmなので、写真を撮りながらでも2時間ほどで歩ききれるだろう
ちなみに散策コースはGoogleマップだと思いっきり拡大しないと細〜い道は表示されない

一瞬、タムキューを試しに装着してみる



90mmということで、フルサイズ換算で(キヤノンなので1.6倍)144mmとなかなかの望遠,開放F値は2.8
ボケには期待できそうだ。タムロンレンズを持つのは初めてだがボケ方もふわぁっと柔らかい
また、単焦点なので(?)画質も良し
ただ、ピントは“無限遠”となっていてもせいぜい数メートル先までしかフォーカスしないのはマクロレンズの仕様なのか。なんなのか。なのでこの写真の先のガードレールまではフォーカスが届かなかった・・・。


右手には一級河川である武庫川
そして紅葉の渓谷が連なる


橋区間は恐らく昔の線路の上に遊歩道の整備がなされているものの鉄骨の骨組み部分を見ると過去のものであることがわかる



ひとまず装着レンズはいつも通りSIGMAの標準24-105で。







廃線敷もうっすらと残っている


コースに差し掛かる前も見たが、ハイキングをされている方をちらほら見かける


しばらく歩いて行くとトンネルが前にたちはだかる

そう、このトンネルこそがこの廃線跡散歩のメインディッシュである

ちなみに照明すらひとつない、昼間も出入口付近以外は真っ暗闇の中を歩かなければならない
それを恐怖と捉えるか興奮と捉えるかは人によって違うだろうが、ビビリなぼくは当然めちゃくちゃ怖かった。複数人で来るならまだしも1人だし、天気悪いし。


トンネル内部は本当に真っ暗である
そのうえ線形がややカーブを描いているため入口から差す光すら無くなる
暗闇に目が慣れる、とかそれ以前の問題である
懐中電灯を忘れてしまったのでスマホのライトで代用するが、足元以外は全く照らせない状態だ


しばらく歩くと出口の光が遠くに見えてきたのでほっとする


どれだけ暗いところに居るかお分かりいただけるだろう


長さは数百メートルはあっただろうか、渓谷を走る鉄道が往来していたトンネルであっただけある
だがこれが3本も4本もこの先続いていくのだ


トンネルを振り返ってパシャリ



一本だけ紅葉している木があった
とまだ先は長いのにここでもう雨が降ってきて・・・


前を歩く外国人の方は傘を持参
なんで出かける時に限って天気悪いかな
事前に調べなかった自分も悪いが・・・


資材置き場のような場所があった
今自分が踏んで歩いているのと同じ木製のレールだろうか 


とか言ってるうちに2本目のトンネルに差しかかる


トンネル内部から三脚を立ててシルエットを撮ったりなんかしたり
是非被写体の方をお連れしてしっかりピントを合わせたいところなんですがなかなか映えてくれます・・・

2本目のトンネルが一番長かったな・・・


トンネルを抜けると依然右手には渓谷美が続いている


雨は強いままだが・・・


コケの壁


三本目のトンネルを抜けると・・・


(ぼくのシルエット)


すぐに鉄橋がある
武庫川第二橋梁というらしい
かつてはここを鉄道が往来していたのだ

また、橋の向こうにはすぐトンネルがある
川遊びをしている人も、前や後ろから歩いてきてすれ違う人も何組何人か見た
やはりかなり人気なコースなんだここ。
それほど有名ではないものの、阪神圏からのアクセスの良さのせいか。
雨も止んだし暗闇のトンネルに対する恐怖心もさすがに薄れた。


4本目のトンネルを抜けた。コースの終わりも近い
平地の紅葉ももうすぐ枯れて落葉だなぁ


これは・・・なんだろう


もう終盤だし、ここで通常レンズの出番は終わりにさせてもらう。タムキューに付け替え。


レンズの良さを伝えたいがため現像なしの撮ったまんまの写真を貼っていこう


さすがは単焦点レンズである


90mmということもあって、ライブビューにした瞬間面白い画が撮れることに気づく








極めてクリアでリアル。
画角を変えようと思ったら自分が動かなければいけないがそれはそれで、単焦点にはハマってしまいそう
まだ50mmの一番安いやつとこれしか持っていないが買い足すのも全然アリだ


ただやはり遠くまではピントが合わない模様




一応雨上がりなので、花に付着した水滴なんか撮りたいなあと思って辺りを見渡したがあまりいい被写体はおらず(笑)
三脚の伸縮が面倒くさっただけだが、やはり接写する際に手ブレには注意がいる。




ボケも良好



あなたには被写体になってもらいます


ちなみに器具の方はこんな感じ、まだまだ寄れそうだ


うん、最高。


手持ちになったが、ここまでいけるか!!
もはやレンズフードが被写体に当たってしまいそうなくらい(笑)マクロレンズ楽しいな。


さて、先に進もう


終点の方は明るいがだいぶ西陽が傾いている




スマホ撮りだが最後のトンネル。なかなか趣があるなこりゃ



実は桜の名所なのね


さて、トンネルを抜けると武田尾温泉が見えてきます




汗を流したいと思えるほど歩行距離がなかったのでスルーしますが。


500メートルほど車道を歩くと武田尾駅です!
へぇ、高槻まで行くんだねぇ


そして謎のクソデカホーム
ここからは電車で巻き戻ります


武田尾駅周辺は何も無いうえ行き止まりだ。
車でのアクセスは北からの一本道or廃線跡ハイキングでのみ。川沿いに歩いてきたが、現行の福知山線は名塩の方まで長いトンネル一本で繋がっている。
すぐ北に新名神の宝塚北サービスエリアがあるんだな、自分はけっこうすごいところに居たということを後で知った。


再び西北に戻りラーメンを食って本日のおでかけは終了

重たい三脚を担いだまま移動するのは大変だし不便だな。






















大曲花火・夏の終わりに東北までロングドライブ (5)

2019-12-06 01:07:07 | ドライブ
9月2日

東の方へ遠征すると毎回会いにいく人がいるのでこの日は1日を首都圏で過ごしていた

とは言うものの昨夜の疲れのまま眠りにつけばまだ外が明るくなる前に目が覚め、慌てて宮古から首都圏までサンダーバードしたものだ

・・・距離にして550kmとか・・・大阪東京間より長いのによく一気に走ったなとその日を振り返っては思う
三陸道から仙台東部道路、そして常磐道を初走行にして全線走ってしまったのには達成感はあったが。。


9月3日
日付が変わり、全国最安の埼玉県内でガソリン補給。関西から東北というだけあって既に2800kmもの走行。これから帰るよ


深夜にライセンス灯が片方切れてたことが見つかり姫路ナンバーだってことも災いして(?)パトカーに停められ車の中や荷物を隅から隅まで物色される。。怪しいものじゃ御座いません


松姫峠のトンネル
今回は奥多摩経由で帰ります


山梨県、R20・新笹子トンネルを抜けたとこの道の駅でひとまず仮眠


翌朝
当然だが渋滞する甲府市内


朝山岡家をキメる
もちろん客は俺一人や


南アルプス
鳳凰三山。知らんけど


長野に入り杖突峠の展望台から諏訪湖を眺める


既に家が近しく感じてくる頃合だが(大袈裟)ぼちぼち帰ればよろしい。


R152を南下してるといつも立ってるおさわりまん。(人形)
毎度のことだけどほんとうにビビって減速しちゃう。


伊那を経てR361から中山道を目指すが気持ち良い


前々から来たかった寝覚の床
・・・の裏口駐車場だ
正式入場だと寺の拝観料+駐車料のダブルコンボを食らってしまう





この景色に出会うために帰路はこちらのルートを選んだ。


ちょっと引き返して寄り道しに山道へ


まずは唐沢の滝

ちょっとカメラ出すのがめんどくさかった


地蔵峠の展望台
曇ってなければ最高だろうがこの日は御嶽や乗鞍は見えず(笑


開田高原へ


トウモロコシソフトが絶品


そのままR361で岐阜県へ


まあ走りやすいこと。
高山市街はパスしR41を南下しよう


色々ルートを迷ったが下呂温泉からR256沿いで西へ逝きましょう


そしたらこの雨ですよ、ひどい
てか、ここの高規格道路の早期実現を願う


郡上を抜け、長良川までおりてきた
本当は伊吹山まで行きたかったがもう遅い、岐阜の広さを改めて知りました、泣


夜は池田温泉へ
旧館も新館もあるうえ道の駅付きで便利よな

で、湯上がりは池田山からの夜景を見ながら涼むってわけ


東海随一の夜景に感動。名古屋方面を見渡せる




正直数多くの夜景を見てきたぼくもここには度肝を抜かれた


仮眠しながら帰りました
さざなみ街道ドライブからの近江大橋


京都の閉店ギリギリ滑り込み一蘭


ふぅ・・・時間はかかったが地元に帰ってこれた。



大曲花火・夏の終わりに東北までロングドライブ (4)

2019-11-23 04:52:02 | ドライブ
昨夜の花火が終わり、9月を迎えた。


昨日は睡眠不足の上もう沢山歩いて疲れきってたので、会場最寄りの道の駅にて一瞬で眠りについていた。


本日の9月1日の予定は岩手県は三陸海岸をドライブすることである。
浄土ヶ浜や龍河洞くらいしかまだ訪れたことないからね。

7:00
ひとまずR46・仙岩峠より岩手県へ


岩手山は今日も雲の中


4号から見る姫神山
滝沢で燃料補給し久慈をめざします。


R281で一気に太平洋側へ
超気持ちいぞ。


9:30 道の駅・くじ
人が多いなと思ったが今日は日曜日か。




ひとまず、沿岸部に出てみる


つりがね洞


道の駅・のだ


ここの野田塩ソフトが美味い。天城のわさびソフトに次いで美味かった。


久慈スタートで行けるところまで、今日は南下。
陸中黒埼灯台の北緯40°モニュメントだ。

自分が住んでいる兵庫県南部は35°ないくらい。


アンモ浦展望台へと続く長い階段



名もなき海岸瀑


続いて、北山崎展望台へ
こちらは観光客向けの施設が充実している。


奇岩連なる景観、見事


絶景らしいが下の展望台はやめとこう・・・




このへんの道路の雰囲気、しずか
震災後に建造された真新しい堤防。延伸工事中の三陸道。


鵜ノ巣断崖を鑑賞


三陸道は基本的には無料なため使わせてもらうぞ


高速をおりる
潮吹穴は気になるところだが、今回はパスだ



道の駅・たろう にて昼飯
どんこ唐揚げ丼&わかめラーメン


近くの三王岩にも寄ってみる


下まで降りられるぞ




波に飲まれぬよう気をつけながら撮影


宮古市街
既に時間は4時前。
これからどうしようかあたふたする。
内陸部へはもう行けそうにないな。


日本の秘境、重茂半島へ

東北へ来ることは多いとは言えないのでここを逃すわけには行かなかった。


目指すは本州最東端・魹ヶ崎(とどがさき)


地図的には海沿いなのにこの山奥感


かなりしんどい道
ようやく魹ヶ崎への分岐が


こんなところです、僅かな漁港と集落と他に何も無い


と、見せかけてここから片道4キロ弱のトレッキングを強いられます。だから時間には余裕を持ちたかった。


16:30 日没にビビりながらもスタートです。
ま、帰りは確実に暗いでしょう。

あと例によって熊も出るし。


最初だけ一気に急勾配を登りますがあとはなだらかです


海沿いと言えどもう延々と暗い森の中をうねうね


最東端の灯台に近づいてきたら視界が開けてくるので分かります


着きましたね、魹ヶ崎灯台
立派な灯台だあ





ここだけ携帯の電波が入ります(笑


さんふらわあが見られるらしい



あっちには最東端の碑がありますよ



地にカメラを置いて記念写真を


思い出ノート


ここに載せちゃ意味がないけど佐々木もメモしてきました。よければどうぞ。


魹ヶ崎を後にします


駐車場帰りは18:20
ぼっちでメチャ怖かったよぉ〜


近くのスーパーでご飯


20:00 
道の駅・山田にて仮眠

(仮眠のつもりが熟睡)

明日は関東へいきます。


走行距離はGoogleマップ先生がなぜか記録してくれてなかったのでかわりに本日の歩行距離をうp
(昨日の方がもっと歩いてましたが^

質の高い睡眠は健康の秘訣。


続く






大曲花火ドライブ (3) 安の滝・花火大会編

2019-11-21 02:29:12 | 旅行
8月31日 

花火前の時間にトレッキング経験のほぼないぼくでもなんとか辿り着けそうな滝へ行くことにした
兼ねてよりその美しい写真を見た時から秋田に来たらここへ行こうと決めていた滝である

その名も安の滝・日本の滝百選のひとつでもある

・・・


5:00
ラーメンを食べたあとは秋田市内のマックスバリュで買い出し、本日の計画を練る


安の滝までは直線で行けないためいったん北上します


R285秋田峠を越える


道の駅 かみこあに
ここにて先日購入したトレッキングシューズに履き替えました
初の登山靴です!


前記事のルートが赤線です
花火会場(黄色)がゴールなのですが
安の滝は打当温泉のところにあるので本日は緑線ルートで会場入りすることになります
そうです、わざわざラーメンを食べたかったためだけにこんな面倒臭いルートをとっています⊂( ˆoˆ )⊃


R105に入りここからは南下です
早朝の田舎の空気はとても美味しい!!
そして走りやすい道!


こちらが拠点となる道の駅・あに
いろいろトレッキングの準備をされてる方もいました〜


このへんには様々な美しい滝があるもののどれも悪路経験やトレッキング経験のない者、そして度胸の無い者からすると一筋縄では辿り着けないものばかりだね


現在地が左、温泉を越えたあたりから未舗装ダートを5kmほど走ります
そして駐車場から1.5km歩くところに目的の滝があります


温泉方面へは一時的に鉄道路線と並行して走ります
秋田内陸線!!なんかカッチョいい


温泉過ぎたら狭路へ入ります


幸兵衛滝などとの分岐があるので間違えずに・・・


出来ればうちの車で走りたくないのだが・・フラットダートを暫く走ります
コーナーも多々あるので気をつけて


一瞬前に視界が開ける所があります


一筋の滝が遠くに見えます、あれこそ安の滝!
スマホで限界まで拡大^^;

え??あそこまで行くの??とここへ来た者誰しもが思うだろう
ちなみに悪路を普通の車で1キロ進むのはとにかく時間がかかる。


進んでいくと重機が見えます
舗装拡張しているのかね


ラストは舗装路、ヒヤッホゥ


はい駐車場到着です〜
さてはこの先に業者がいるな??


カロリー摂取をしていきます!!


しっかりトイレ付きで良心的な入口
では行きましょ


うぉおっと、
まあどこもこんな感じですよね!!
山へ入る前には100円ショップで鈴を買って行きましょう。まだ買ってないけど


キャタピラの轍があります
やはりこの先で工事が?


綺麗なせせらぎの音を聞きながら進みます・・・



駐車場からゴールまでは2kmか
登山の2キロは長いが
昨年の天滝を思い出すなあ


昨日の雨の影響で若干水量が多いか・・・いや、これは滝に十分期待していいということだ


そんなにアップダウンはなかったです〜


途中何ヶ所か軽く崩落していましたがまあ大したことはなかったです、山なので仕方ない


滝を見ながら進んでいるとやはり工事をしていた
崩落した箇所の修理か遊歩道を整えているといったところだろう


さ、いよいよ終盤です


最後はかなり急(笑


ほらほら、水の流れが激しくなってきましたよー
音も近いし滝はすぐそこです




今まで隠れていた下段の滝が姿をあらわしました!
でもここは展望台ではないな


も少し進みますと・・・


ついに辿り着きましたあ

安の滝!!

上下2段からなる滝で落差はなんと90m。
ちなみに左上からは白糸の滝という細い滝も顔を出してます
雨上がりでよかった!見上げていると首が痛くなりそうだ・・・
水量も豊富で上からぶわわわぁっと優雅に流れ落ちる・・・そして滝のこの構成ですよ、構成。垂直に二段、おまけの滝もいい感じでコラボしてくれる
こんな山奥にかような神秘的な滝があったなんて。東北ならではかもしれない。

写真からでは伝わりにくいですが落差・幅とも圧倒的なスケール感を誇っています
滝百選に選ばれているものの、その中でもかなり上位に食いこんでいること間違いなしですね

写真をみてから実際訪れるといい意味で裏切られるのが滝だなぁとあらためて思った。

こんなにいい滝なのに観光客は皆無である、勿体ないけど、そのままでもいいと思う。こういう秘境感溢れる場所へくる度、自然の中で手付かずのまま残っておいてほしいなと密かに願ってしまう。

・・・といきなり滝を褒めちぎってしまいましたがここからはカメラで撮ったものを載せておきます(レタッチやや強め)

っとその前に人がまだ来ぬうちにせっかく持ってきた三脚で自撮りしておきましたー〜!わーい


展望スポットの場所が場所なんで、どうしてもアングル的に白糸の滝のほうは入れられない!
数メートル引いたところの段差の下から超広角で撮ってようやく自分と滝共々はいるかwといったところ。


あ、休憩にお昼ご飯もたべたべしましたね


看板が今にも倒れそうなのが気になる(笑)


滝壺ですね




いやあほんとに美しい


紅葉の頃もまた良きなものなんでしょうなあ

実はこの上段の滝の上?裏側まで登れるそうなんですが花火までの時間が押してるのとさすがにこっから100m上はきついやろってのとで、このへんで撤退します!

しかし遊歩道ですれ違って声掛けられた工事のおっちゃん達の訛りがつよくてマジで何言ってるか聞き取れんかったな・・・東北には移住できなさそうだ。


トレッキング後はまたダートを戻り入口の打当温泉で疲れを癒す(  ´ω`  )ホッ


花火会場である大仙を目指すR105
お〜〜??車が多くなってきたゾ


途中の角館城址から眺める古の町並み
夏草やつわものどもが夢の跡 といわんばかりの景色だなあ(適当)


春は桜並木。


ささ、会場に近づいてまいりました
空いてる駐車場を物色する
が突然の大雨・・・ゲリラ豪雨・・・


降ったりやんだりを繰り返した後なんとか雨雲過ぎ去ってくれた
会場の人も大変だったろうなあ

駐車場はどこもパンパンで出すのにくっそ時間かかるだろうしなにより1日2,3000円以上と超高額レートだったので周辺は断念しあらゆるリスクを避けるため5kmも離れたイオン大曲店へ駐車(一応買い物はしておいた)。案の定他県ナンバーばかりでみんなよくやるなと(笑)
まあ、市の人口の何十倍もの人が一堂に会するわけですからねぇ


さて、さっきもじゅうぶん歩きましたがまたまた会場まで歩きましょうかね。気持ちいですね、まだ電車を使って一人旅していたころを思い出す


会場付近
人が増えてきましたなあ
首から札をぶら下げてるのは有料席を獲得した人だな


ポジショニングはこの画像よりもう少しいったところにしましょう


ちなみに当日の会場案内図です
打ち上げは雄物川左岸で、正面から一番見えるのが右岸ですが全て 前 売 有 料 席 です
なので無料で見ようという方は東側の支流、丸子川の土手(今回ぼくはこちらにしました)、大曲駅の方、西側の田んぼ(打ち上げ場の裏側)、ちょっと離れた小高い山、などから見るそうですね
当初は視界のよさそうな裏の田んぼ側で見ようとしましたが、前述の通りそのへんの駐車場は満車で、またイオン側から歩いていくのは大変だったため辞めておきました。これはいつか次回行くときのメモのつもりです。素直に有料席をゲットしておきましょう。


着いた頃にはちょうど昼花火の部をやっていました
全国唯一の昼花火らしいです
・・・誰も興味を示しておりませんでしたが

一応場所取りとカメラのセッティングが終わったのであとは待機します
スマホの電波は・・人混みすぎるので当然ほぼ入りません


19時前、ようやく日も落ちついに打ち上がりました!
大曲は花火“競技大会”なので、全国の花火師たちによる作品が2時間以上にわたって曲に合わせて順に発表されていきます
総理大臣賞なるものもあるみたいですね〜


ちょっと待って!!( ˊᵕˋ ;)
下のライト明るすぎ問題。セッティング時はまだ明るかったので気づかなかった!
とりあえず、適当に何枚か載せときます^
マンションも邪魔で下の仕掛け花火までは見えないが、ここから見てる以上避けきれぬものである
初なのでお許しあれ。












フィナーレ!令和元年仕様!

長岡の時は会場から遠かったので望遠安定だったんですがこちらは打ち上げ場から近かったのでいつデカいのが上がってくるかとビビってずっと広角端で構えてました^^;そんなデカいの上がらんかったけど。

ただ最後は感動した!カメラは失敗だったがほんとうに来てよかったなあ。最後の打ち上げが終わったかと思いきや、帰る観客を見送るように何発も打ち上げが続くという大サービス仕様(笑


というわけで、今回の旅一の目的は果たせて大満足。日本三大花火大会のひとつ、大曲花火競技大会。ぜひ皆様も行ってみてくだされ。有料席を予約して。

続く