中島ブラザーズ ”弟”の「外で遊ぼう!」

近頃は日本海で、ヒラマサを追ってばかり。よって磯釣りや渓流釣りは休止状態ですが…。

'24 春の経ヶ岬 1~2回目

2024-04-27 12:30:00 | 船釣り・釣行記

 何度か荒天で機会を逃した後、ようやく巡ってきた白石グリへの釣行日だが、どうにもならない状態が続いている。

 

 一度目はブッ飛び潮と言われた状況から脱した日だった。

 

●100mあたり3分20秒ほど●

 船の位置取りにもよるが、ボクの経験上では100mあたり3分を切らなければ釣りになるし、この地域では活性が上がるとされている西からの潮流だったので、期待はしていたのだが、何度流してもサシエサがほとんど盗られない。ならば底層を探ろうと重めのオモリを背負わせてみたが、イソベラが掛かった程度でドラマは起こらなかった。

 中層や上層も探り直してみたが、状況は変わらずだった。同船者にはメジロ大が掛かっていたようだが、これはリールを巻いている最中にアタったようだ。恐らくイワシを追っている最中にたまたま目の前をオキアミが通った事によるリアクション・バイトだろうから、ヒラマサ狙いの参考にはならない。

 以降あの手この手でほじくり出そうとしても結果は得られず惨敗というか、丸ボーズになってしまった。

 

 そして2回目。この日の潮流は更に緩んでいた。

●100mあたり4分20秒ほど●

 この日も西からの潮流であり、ベストに近い流速だったので、期待をしたが、相変わらず渋い状況だった。

 開始から暫く経つと、船首で上層気味を攻めていた釣人がメダイを1本ゲットしたが、すぐに風向が変わって船位が定まらず、後が続かなかった。

 暫くの沈黙の後、トモに座っていた釣友もメダイをゲットしたが、これは低層を探っていた際にアタったものだった。そしてまたもや風向が変わり…。

 後半になってボクに大型イサギが連発し始めたうえ、船位も安定していたので、「このタナで正解だろう。」「いずれドッカーン!と…。」期待したが、な~んにも起こらず納竿時間がやってきた。

 

 2回の白石グリ釣行を終えての印象と各船の釣果欄から得た情報とを合わせて感じたままに記すと、

1.「イワシのベイトが多く、オキアミへの反応が鈍い」、2.「水温がやや低い(または、上昇が遅い)」、3.「潮流が速い日が多い」4.「東風が吹く日が多く、アンカー潮になり易い」、5.「例年(特に昨年)に比してヒラマサの回遊数が少ない」

 といった傾向があり、これらが不調の要因のように思う。

 これから暫くの間はこの傾向が続くように思うが、厄介なのは他魚の反応までもが鈍い点だ。通常であればヒラマサが釣れていなくてもサシエサの盗られ方や、マダイやイサギ、メジロ等が掛かる事によって、自分の仕掛けの入り具合が判断できるのだが、今年は他の魚もマキエサへの反応が鈍く、サシエサが残る事が多いので、基準値が掴めず攻めのパターンが組み辛い。

 それでもポツポツとゲットされているヒラマサやメダイといった大型魚(本命魚)は、マキエサが流れて来る層に積極的に入っているワケではなく、ウロウロしている最中にたまたま目の前に落ちてきたオキアミを食ってしまった結果のように思う。であるから一本出たからと言って、同様の流しを繰り返しても、続く魚がほとんど無いのだと思う。ましてや風向が落ち着かず船位がズレると、そこからマキエサやサシエサが流れた先には魚が入ってこないから、お手上げになる。

 昨年の、白石グリのヒラマサは釣れ過ぎ傾向だったから「今年は甘くないぞ。」とは思っていたが、現況では予想以上の低迷ぶりだ。これから先に上向く事を期待しているが、どうなる事やら…。とにかく今後もチャレンジは続く。


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