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AI時代に求められるのはIQではなくEQか!?

AIの発展が目覚ましい現代、論理的思考や知識の蓄積といったIQの領域においては、もはや人間が太刀打ちできない時代になりつつあります。情報を処理し、計算し、判断を下すスピードにおいて、AIは人間を圧倒的に凌駕します。

ちょっとした仕事は人に頼むよりAIで対応した方が早いことはもう多くの人が実感している。

そして何より人間関係の問題やそれに伴うリスクを考えると会社にとって、また個人レベルにおいてもストレスがないと考える経営者、人も多いのではないでしょうか。

一方で、密かなる恐怖も感じている人もいるはず。

私もその一人ですが、自分の存在価値です。

IQは生まれ持って決まっている、

情報量や処理速度はAIに到底勝てない、

年齢とともに身体能力、記憶力は衰えていく、

しかし時代は100年時代、

自分たちが安心して充実した人生を送るためにAIは諸刃の刃ではないのかと。

これからの私たちの能力の価値基準は何になるのか。

それを考えた時、EQという言葉が時代を超えて注目されてきているように思います。

今回はそんな「EQ(Emotional Intelligence:感情知能)」について書きたいと思います。

IQとEQの違いとは?

IQ(知能指数)は主に論理的思考や問題解決能力、記憶力などを測る指標として知られています。一方、EQ(感情知能)は、自分や他者の感情を理解し、適切に対応する能力を指します。

本来感情知能はEmotional Intelligenceので、『EI』ですが、IQに対比してEQと呼ばれています。

重要なのは、IQは生まれつきの要素が大きく、成長とともに劇的に変化するものではないのに対し、EQは後天的に鍛え、高めていくことができるという点です。

つまり、自分はIQ、学力が低い、プログラミングや情報処理などに弱い、高齢になっていくにつれて不安と思っている人でも、EQを磨くことで、仕事の成功や人間関係の質を向上させることが可能なのです。

EQの4つのスキル

そんなEQは大きく4つのスキルに分けることができます。

  1. 自己認識(Self-Awareness)

    • 自分の感情や思考のパターンを理解する力。

    • 自分がどんな時にどのような感情を抱くのかを知ることで、冷静な判断がしやすくなる。

  2. 自己管理(Self-Management)

    • 感情をコントロールし、適切に表現する力。

    • ストレスやプレッシャーに対処し、衝動的な行動を抑えることで、長期的な成功を得やすくなる。

  3. 社会的認識(Social Awareness)

    • 他者の感情を読み取る力。

    • 共感力や相手の立場に立った考え方を持つことで、人間関係を円滑にする。

  4. 対人関係管理(Relationship Management)

    • 人間関係を構築し、維持し、効果的にリーダーシップを発揮する力。

    • チームワークや協調性を高めることで、より良い結果を生み出すことがでます。

これらを鍛えていくことでEQは伸ばすことができます。

自分のスコアを知る

そんなEQスコア、今の自分のレベルをまず知りたい。

そう思った私は簡易版でありますが知ることができる書籍があったので、それをまず買いました。

ここの巻末に袋とじパスコードが付いており、オンラインテストを受けることができます。

私はせっかちなので買ってすぐにスマホで受信しましたが、お薦めはPCやiPadなど大きな画面でする方がいいです。

同じ設問が何度かあり、バグ?なんで?となりましたが多分、スマホでうまく表記されていなかったと思います。

初回テストは1回しか受けられません。

(後でもう一回、EQを高める訓練をした後、6ヶ月後再テストはできます。それで自分のEQがどこまで高まったかわかる仕組みのようです。)

まぁ、自分の今の基準(スタートライン)はわかりました。

恥ずかしいですが、私のEQを鍛える前の現段階のスコア(簡易版テスト)をお見せします。

総合としてのスコアが79

80以上が平均越えのようなので惜しくも平均。

足を引っ張っているのは個人的能力のようです。

自分としては内省力があるかと思っていたのでちょっとショック。

質問がよく理解できなかったと自分に言い訳しつつも、6ヶ月後の再テストで大幅アップしたいとこの結果を受け止めることにしています。

EQが仕事の成功を左右する理由

そんなEQに関心を深く示しているのはこのEQが仕事の現場でも活躍しそうだからです。

今、企業が求めるリーダーや有能な社員の特徴として、共通しているのが「人間関係の構築能力」「共感力」「自己制御力」といったEQの要素が大きい。

これらのスキルが重要視される理由は、以下のような現代のビジネス環境にあります。

  1. チームワークの重要性が増している 現代の仕事は一人で完結するものではなく、チームで協力しながら進めることが求められます。高いEQを持つ人は、相手の意図を正しく理解し、円滑なコミュニケーションを行うことで、チームの生産性を高めることができます。

  2. ストレスやプレッシャーへの対応力が求められる どんな仕事にもプレッシャーやストレスはつきものです。EQが高い人は、自分の感情を適切にコントロールし、冷静な判断を下すことができます。これにより、困難な状況でも落ち着いて対処し、成果を上げることが可能になります。

  3. リーダーシップに必要な能力である 優れたリーダーは、部下の気持ちを理解し、モチベーションを引き出す能力を持っています。これもまたEQの一部であり、単なる知識やスキル以上に、組織を動かす力として重要視されています。

EQを高めることで対人関係が改善される

また、人間関係のトラブルの多くは、「相手の気持ちがわからない」「自分の感情をうまくコントロールできない」といったEQの低さに起因することが少なくありません。

EQを高めることで、以下のようなメリットが得られます。

  • 相手の気持ちを理解し、適切な対応ができる
  • 怒りや不安などの感情を適切に処理できる
  • 共感力が向上し、人間関係が円滑になる

EQが高い人ほど、人間関係のトラブルが少なく、信頼される存在になります。

EQを高めるための具体的な方法

では、EQを高めるにはどうすればいいのでしょうか?

詳しくは私もこれから知識を深めていきたいと思いますが、ざっと概要をまとめると以下の通りです。

今回買った書籍には具体的方法が66個紹介されていますので自分でも気に入ったのを試してみて実験結果をいつかアップしたいと思います。

  1. 自己認識を深める 自分の感情のパターンを知り、どんな状況でどのような感情が湧きやすいのかを理解することが重要です。日記を書く、マインドフルネスを実践するなどの方法が有効です。

  2. 共感力を鍛える 他者の気持ちを理解するために、相手の立場になって考える習慣を持ちましょう。会話の際に「相手はどんな気持ちだろう?」と意識するだけでも、共感力が向上します。

  3. 感情のコントロールを学ぶ 怒りや不安をそのままぶつけるのではなく、一度立ち止まって冷静に考える習慣をつけることで、感情の暴走を防ぐことができます。

  4. ポジティブな言葉を使う 言葉は感情に影響を与えます。ポジティブな言葉を意識的に使うことで、自分自身や周囲の感情を良い方向に導くことができます。

まとめ:今こそEQに注目すべき時代

AIが進化し、IQの重要性が薄れつつある現代において、EQはますます価値を増しています。仕事でも、対人関係でも、成功を手にするためには、EQを高めることが不可欠です。幸い、EQは鍛えれば成長するスキルです。日々の習慣や意識次第で、誰でも向上させることができます。

これからの時代を生き抜くために、IQだけでなくEQを高めることに私は注目したいと思っている今日この頃です。

 

本日もお読み頂きましてありがとうございました。