S2000と茶の湯 日々是好日

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ぶつぶつと 私の備忘録

明の時代の超絶技法 紅地黄彩と黄地紅彩

2024-04-26 20:35:58 | 陶磁器



 
こちらが 紅地黄彩の竜紋水指です
紅の地色に 黄色の骨抜き


 

 

 
手塚央さんです
竜とか 獅子とか 麒麟 好きです
ついつい 目が行きます
 
 

 
こちらは 黄地紅彩小紋
黄色の地色に赤で模様
 

 

 

九谷の宮本雅夫さんの水指
 
何方も中国の明の時代の雑彩 豆彩
非常に手間にかかる焼き物で
作れる方も少ないようです
 
同じような時期に手に入れたものですけれど
技法については 最近知りました
ただの 竜の絵付けかと思っていました
 
 
黄色と紅 それぞれに釉薬の融ける温度が違うので
難しいようです
 
研究会でお点前が当たっていますので
何を使おうかと 思案中
この水指でもいいかなと ?
 
今週末のお茶会と研究会
同じお道具でもいいかな ?
 
お茶会は立礼
研究会は お薄の棚点前
生徒さんは慣れているので
合同稽古は1回だけ 頼もしいことです
毎週のお稽古で 席入りの足はしておりますので
歩き方は 安心してみていられます
 
とりあえず 28日の春茶会 お天気だといいな

練り切りの桃

2024-04-22 17:47:07 | 菓子・スイーツ

 


ピンクの残りがあったので作ってみました
 
 
桃 葉もつけたりして 50g
大きすぎました
 

 
中は黄身餡 大徳寺納豆入り
自分で作っておいて言うのも ?
美味しくできましたよ
 
中を開けて桃太郎なんて いいですけれど
作れないので 葉をつけてみました
 
残りの求肥で 作ったのが
 

 
桜はもう遅いですね
 

 
桜のダックワース いただきました
 

 
大きくて ふんわり 美味しくいただきました
 

 
桂月堂さんの薄小倉
 

 
パリパリして 
 

 
中の小豆が大きい
よくあるタイプのお菓子ですけれど
美味しくて コストパフォーマンスも良いので
お土産には良いかと思います
 
最近 各お菓子やさんは
生菓子よりも 半生が多いようで
観光客さん用のお土産に力が入っているかも
 
生菓子が高くなったので 
お若い方が買わなくなったのか
お年寄りが お茶をしなくなったのか
 
コロナでお茶会も少なかったので
大変だったかもしれませんね

窓を開けたら カメムシが 茶室のカメムシ対策はガムテープで

2024-04-22 17:43:39 | 菓子・スイーツ



 
茶室の外も新緑がきれいです
 
窓の下のガムテープ
 
生徒さんが 
先生 カメムシ用ですか ? と
分かるところが 地元ですね
 
今年はカメムシが多くて 窓を開けているとすぐに飛んできます
パシッと 障子にあたる音がして 
来たらすぐに ガムテープでペチッと張り付けてサンドイッチに
すぐにすると 匂いはしません
 
気候は 初夏のようです
冬だけかと思ったら
この時期も多いです
 
お軸も初夏かな ? 桜はもう終わりです
床のお軸も
 

 
ツバメと柳
 

 
掛花入れは
キバナのホウチャクソウと月貫忍冬
 

 
トクサと白雪夏至とミツバツツジ
 
椿もまだ咲いていますけれど
もう 草花がいいですね
 

 
透き木も来週で終わりです


今年の桜はきれいでした 新型やくもお目当てのカメラマンさんがたくさん

2024-04-22 17:39:31 | 日々の出来事




正面を電車が通ります
朝早くから カメラマンさんがいらっしゃいます
月・木 は 新型やくも・瑞風・あめつち いろんな電車が通りますので
とても賑やかです


 

 
うちの畑から やくも
 

 
畑の草刈しながら 
 
草刈り機を使うと 大事な木も切ってしまうので
用心して 手で刈りました
 

 

 

 
桜はいいですね ウキウキします
 
桜といえば西行法師ですけれど
他の方もたくさん読んでいらっしゃいます
 
西行さんのファンは多いようで
松尾芭蕉は おくの細道で 西行さんのあとを追いかけたようです
 
下野国では西行さんが立ちよったといわれる柳の木の下で
 
田一枚 植えて立ち去る柳かな と 読んでいます
 
私の手持ちの ちょっと古い京焼の茶碗に
 

 
小さな平茶碗
 

 
遊句春耳 行く春に
 

 
和歌の浦にて
追飛徒希り
 
行く春に 和歌の浦にて追いつけり
 
伊勢から吉野 高野山 和歌の浦
何を追いかけたのか 何に追いついたのか
桜はきっと 西行さんのことかもしれませんね
 
吉野の山の桜は圧巻です
桜守さんがいて 管理されているようです
春の駐車場料金とかの収益が その費用に充てられるそうです
なんでも維持管理が大変です

組みだし茶碗は水月窯の梅花紋 粉引茶碗

2024-04-22 17:35:03 | 道具



汲みだしは お茶事の待合で出されるもので
香煎やら蘭茶 冬なら甘酒 等
 
その茶碗のことですけれど
元々 お煎茶をいただくお茶碗が主流で
 
お番茶 ほうじ茶 お白湯など
食事のあととか おやつをポリポリ
たくさん飲みたいときは湯飲みですね
 
形も違います
湯飲みは ストンとした形で たくさん入ります
汲みだしは椀型で お茶の量は 真ん中ぐらいまでかな ?
 
今回のお茶事は
 

 
お客様が6人 お稽古茶事ですので多いですね
ふつうは3人ぐらいでしますので
なんでも5客あれば事足りますが
お稽古の時は10客必要になります
 
これも2箱あります
 

 
買った時期が違いますので箱の大きさが違います
どちらも5碗です
 

 
多治見の水月窯さんへ行って
そちらで購入いたしました
左の箱は25年くらい前です
 
とても雰囲気のある 素敵な場所でした
 
永らく使っているけれど 汚れはありません
志野 粉引 萩 など 土の柔らかな 焼の甘いものは
しっかりと水を吸わしてから使います
使った後も しっかり干してから片付け
一度汚れを吸ったものは もう落ちませんので
使い方に 要注意です
 

 
湯盆 と書いてあります
 

 
汲みだしの運びに使いました
 

 
このお盆は 蔵にあったもので 字が読めません