【スタッフブログ】カンボジアでの6ヶ月

2024年4月14日

私はボランティアスタッフとして活動させて頂いている宮城です。

生活やクメール語に慣れることに必死だった最初の頃と比べ、子ども達や現地の人と楽しく関われるようになりました。

6ヶ月。

半年とは思えないほど濃い経験をさせていただきました。

数ヶ月では見られないカンボジアを、素敵なところ、少し複雑に思うところ含めて色々な景色を見てきました。

それでもやはり、もっと学ばなければと感じる瞬間は多々あります。

そしてカンボジアで過ごせば過ごすほど、自分の無知さに気付かされます。

私がカンボジアから学んだ多くの事のうちその2つを今回は書かせていただきます。

見える貧困と見えない貧困

私は、活動中に松田さんから様々なチャンスをいただきました。

その一つがボンクナー小学校の水道建設です。

初めての挑戦を最初から最後までサポートしてくださった松田さん、先生方、応援してくださった日本の方々、村の方々。

本当に感謝でいっぱいです。

ボンクナー小学校は、私がはじめて見た時より遥かに教育環境が良くなっています。

そこから私は、学校が見える貧困から見えない貧困に変わっていったと感じました。

以前に比べて学習環境や学校の設備も良くなりました。

しかし、子ども達の貧困はそこで終わるのでしょうか?

学校が良くなったから全ての家庭の子供達が、貧困から抜け出せるとは限りません。

学習環境が整ってきている学校だからといって、生徒達全員が貧困から抜け出せたとは言い切れないです。

だからこそ私は毎月行っている貧困家庭へのマンスリーサポートの大切さを感じています。

学校設備が整っているからこそ、見えづらくなってしまった貧困。

しかし、そこを見てあげる必要があると思います。

学校設備と子ども達それぞれの家庭の貧困を相対関係で見るのではなく、これからは1人と1人の子どもと向き合って見ていくべきだと感じました。

感謝の気持ち

カンボジアの小学校やプノンペンスラムの子ども達、多くの子ども達とその家族を見させていただきました。

そしてたくさんの「オークン(ありがとう)」という言葉をいただきました。

もし私がたった1人でここで活動をしていたら、地域の方々はこんなにも感謝の気持ちを伝えてくれたでしょうか。

いいえ。

その言葉には、私が行っている活動だけでなく、これまでのインターン生の努力や日本政府の支援に対するカンボジアの方からの感謝の気持ちが込められていると私は思っています。

日本のODAによる大きな支援、そしてインターン生の方々による地域に寄り添う支援。

どちらも大切で、どちらも私がいただいた「オークン」という言葉に繋がっています。

私は「オークン」という言葉をカンボジアの方からいただく時は、今までのインターン生の努力や日本の支援のおかげでこの言葉をいただいていると感じます。

それぞれの想いが、それぞれの形でカンボジアの人々に届いていることを、この6ヶ月でより実感しています。

最後に

私のカンボジアでの生活も、残り4ヶ月となりました。

コンポンスプーでの6ヶ月という素敵な経験を大切に、シェムリアップでも頑張っていこうと思います。

素敵な笑顔と素敵な風景に出会うために、新しく出会う子ども達と共に挑戦していこうと思います。

そして、学び続けようと思います。


最後まで、お読みいただきありがとうございました。

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