チャイコフスキー 交響曲第5番 レナード・バーンスタイン指揮ニューヨーク・フィルハーモニック | クラシック音楽と読書の日記 クリスタルウインド

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今日はレナード・バーンスタインが1988年11月に古巣のニューヨーク・フィルを指揮して録音したチャイコフスキー 交響曲第5番を聴きました。

 

最初からまずそのテンポ設定に度肝を抜かれます。何と言う遅さ。ゆったりとしたという表現を超えてしまったような深々とした呼吸の中でバーンスタインは思いの丈を余すところなく語り尽くしていこうとしているようです。私の好きなピエール・モントゥーの形の整ったスタイリッシュな音楽の中に自然とにじみ出てくる情感、と言った音楽表現とはまったく正反対と言って良いかもしれません。カラヤンやムラヴィンスキーとも大きく離れた地平に立つ音楽。しかし、この演奏から湧き上がってくる感興はまた強烈な物でした。

 

第二楽章を聴いているうち、まったく不覚にも涙が止まらなくなり…、終楽章ではまるで身体ごと持って行かれるような気分。(いや、最近音楽を聴いているうちに涙が出てしまうなんて書くことが多くなった気がします。歳か、な。)

 

凄い演奏でした。しょっちゅう聴きたいとは思えない、かもしれませんが、やはり、凄い演奏でした。

 

 

 

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バーンスタインは長年そのポストにあったニューヨーク・フィルの音楽監督を辞任し桂冠指揮者となってからも、“私のオーケストラ”と語って深い愛情を注ぎ、たびたび共演を重ねました。相互の信頼感に基づいた理想的な関係から生み出される、オーケストラの特性を存分に生かし切った華麗で感動的な演奏を繰り広げています。

 

 

 

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ルートルフがようやく1歳に!! 兄弟コンビの領地復興ストーリー第2弾!

貧乏男爵家次男のルートルフは、別世界の『記憶』を持った頭脳派0歳児。やがて困窮する領民の状況を知った彼は、兄のウォルフにだけ自身の正体を明かして、領地救済に乗り出していく。ふたりは黒パンやコロッケなどを次々と発明し、おかげで領地は危機を脱しつつあった。
そんなある満月の夜、ルートルフとウォルフはオオカミのザムの背に乗せられて、隣のディミタル男爵領へ連れていかれる。森の中に着いたふたりが見たのは、柵に捕われたザムの仲間たちだった! 領地困窮の大きな原因となった害獣大繁殖のカラクリを知ったふたりは、オオカミ解放作戦を開始するが……。
さらに、1歳を迎えたルートルフの前に見知らぬ赤ちゃんが現れて!? 赤ちゃん度MAXでお届けする、領地立て直しストーリー第2弾。

 

可愛いたくさんの赤ちゃん!? 幸せな気分になれます!

 

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不作による飢餓、害獣の大繁殖。大ピンチの領地を救うのは、赤ちゃん!?

ルートルフ・ベルシュマンは生後6か月で突然大人並みの意識に目覚め、別世界の『記憶』に何かを告げられるのを感じる。焦らず周りの状況認識と言語習得から始めると、間もなく自分が男爵家の次男であり、領地が困窮していることを知る。領民たちが冬を越せないほどの深刻さに、自分が大人になるまでじっとしていられないと感じたルートルフは、兄のウォルフに自身の正体を明かし、ふたりで領地救済に乗り出そうと決意する。
「ぼく、のこと、ひみちゅ」
ふたりは別世界の『記憶』と『加護』という不思議な力を頼りに、領地に襲い来る問題への対処法を考えていくが……。
秘密を共有した兄弟コンビは無事に男爵領を救うことができるのか?
頭脳派0歳児の活躍とかわいらしさに目が離せない、本格異世界ファンタジー。

 

 

 

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臼月【うすづき】トウコは援護【まも】りたい

二月の苫小牧。完全犯罪をもくろむ男が用意した完璧なはずのアリバイは、意外な人物によって崩される。人を【援護/まも】るつもりが、いつも必ず容疑者にしてしまう――史上最も不器用な「探偵」が活躍する、デビュー作『掃除機探偵の推理と冒険』に続く新感覚ミステリ

 

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