マウリツィオ・ポリーニ逝去 またクラシック音楽愛好家にとって巨大な衝撃が… | クラシック音楽と読書の日記 クリスタルウインド

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クラシック音楽を中心にした好きな音楽と読書感想、日々の雑感などを思いつくまま気まぐれに書き綴ります

 

 

マウリツィオ・ポリーニが亡くなった、という報道はクラシック音楽愛好家にとっては、とても重たい衝撃だったと思います。

つい、ちょっと前に小澤さんの訃報で衝撃を受けたばかりだったのに。

まだ、こんな報は聞きたくなかった…

 

もう数年前になります。このブログにこんな記事を投稿したことがありました。

 

この記事をあるSNSにシェアしたところ、こんなコメントをいただきました。

「もう30年以上前に、「レコード芸術」だったか「音楽の友」だったかが、二人の特集を組んでましたから、「ネタ」としては陳腐ですね。」

このコメントに私はこう返信しました。「たしかにそうなんですが、30年経っても通用するネタと言うのも凄いかもしれません(笑)」

 

30年どころかたぶん50年以上も語り続けられた「陳腐」すぎるネタ。しかし、いくら「陳腐」すぎると言われようが、そのように並べられ語られることが少しも不思議では無く少しもおかしく無い存在であり続けていたのがこの2人のピアニストでした。

 

こんな記事投稿したこともあります。

 

 

上記の2つの記事に掲載した、ショパンのエチュードもシューベルトのソナタももの凄い名演ですし、シューマンやブラームス、モーツァルトの協奏曲なんかも聴きたい、などと思いましたが、でも今日はベートーヴェンにしたいな。と言う事でアバド指揮ベルリン・フィルとのベートーヴェンのピアノ協奏曲第5番「皇帝」を聴くことにしました。円熟期を迎えたアバドとポリーニが描き出す響きは見事な音楽を聴かせてくれます。

 

 

昨日の深夜、と言うか日付が変わった後(つまり今日?)だったかも知れません。作家の百田尚樹さんがポリーニ死去の報を受けてYouTubeで「悲しみライブ「現代ピアノ界の最大の巨匠の一人、マウリツィオ・ポリーニが亡くなりました……悲しい」」と言うライヴ配信をやっていました。

その最後で、今日はこの後じっくり聴いてみたい、と言っていたのは下記の演奏でした。これも素晴らしい記録です。

 

 

 

Piano Concertos 1-5 (Dig)

ポリーニとアバド、類稀なる盟友がタッグを組んだ極上のベートーヴェン

 

ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第30番-32番

若き日の完璧な技巧から、深みと円熟を増し、ヒューマンな味わいで益々聴衆を魅了するポリーニによるベートーヴェン後期ソナタ集です。

 

 

 

そえだ信「赤ん坊の異世界ハイハイ奮闘録」シリーズ第2弾発売!!!

 

こちらも下記リンクから、一部試し読みできます。ぜひ覗いてみて下さい。

赤ん坊の異世界ハイハイ奮闘録2

 

画像が公開されました。お兄ちゃん、カッコいい。そして、ザム。とても良い仕上がりになっていますね!! イラストは一作目と同じ、フェルネモさんです。

「赤ん坊の異世界ハイハイ奮闘録2」そえだ信 [MFブックス] - KADOKAWA

 

赤ん坊の異世界ハイハイ奮闘録2 (MFブックス)

ルートルフがようやく1歳に!! 兄弟コンビの領地復興ストーリー第2弾!

貧乏男爵家次男のルートルフは、別世界の『記憶』を持った頭脳派0歳児。やがて困窮する領民の状況を知った彼は、兄のウォルフにだけ自身の正体を明かして、領地救済に乗り出していく。ふたりは黒パンやコロッケなどを次々と発明し、おかげで領地は危機を脱しつつあった。
そんなある満月の夜、ルートルフとウォルフはオオカミのザムの背に乗せられて、隣のディミタル男爵領へ連れていかれる。森の中に着いたふたりが見たのは、柵に捕われたザムの仲間たちだった! 領地困窮の大きな原因となった害獣大繁殖のカラクリを知ったふたりは、オオカミ解放作戦を開始するが……。
さらに、1歳を迎えたルートルフの前に見知らぬ赤ちゃんが現れて!? 赤ちゃん度MAXでお届けする、領地立て直しストーリー第2弾。

 

可愛いたくさんの赤ちゃん!? 幸せな気分になれます!

 

赤ちゃん度MAX!!!

 

 

 

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赤ん坊の異世界ハイハイ奮闘録1

 

 

赤ん坊の異世界ハイハイ奮闘録1 (MFブックス)

不作による飢餓、害獣の大繁殖。大ピンチの領地を救うのは、赤ちゃん!?

ルートルフ・ベルシュマンは生後6か月で突然大人並みの意識に目覚め、別世界の『記憶』に何かを告げられるのを感じる。焦らず周りの状況認識と言語習得から始めると、間もなく自分が男爵家の次男であり、領地が困窮していることを知る。領民たちが冬を越せないほどの深刻さに、自分が大人になるまでじっとしていられないと感じたルートルフは、兄のウォルフに自身の正体を明かし、ふたりで領地救済に乗り出そうと決意する。
「ぼく、のこと、ひみちゅ」
ふたりは別世界の『記憶』と『加護』という不思議な力を頼りに、領地に襲い来る問題への対処法を考えていくが……。
秘密を共有した兄弟コンビは無事に男爵領を救うことができるのか?
頭脳派0歳児の活躍とかわいらしさに目が離せない、本格異世界ファンタジー。

 

 

 

掃除機探偵の推理と冒険 (ハヤカワ文庫JA)

刑事の鈴木は、目覚めるとロボット掃除機になっていた! しかも眼前には男の死体が……。『地べたを旅立つ』改題。解説/辻真先

 

 

臼月【うすづき】トウコは援護【まも】りたい

二月の苫小牧。完全犯罪をもくろむ男が用意した完璧なはずのアリバイは、意外な人物によって崩される。人を【援護/まも】るつもりが、いつも必ず容疑者にしてしまう――史上最も不器用な「探偵」が活躍する、デビュー作『掃除機探偵の推理と冒険』に続く新感覚ミステリ

 

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