クラシック音楽と読書の日記 クリスタルウインド

クラシック音楽と読書の日記 クリスタルウインド

クラシック音楽を中心にした好きな音楽と読書感想、日々の雑感などを思いつくまま気まぐれに書き綴ります

 

25日に投稿した記事でご紹介したフリッツ・ヴンダーリッヒのコンサートライヴを聞きながら、あれっ、あの曲が入ってないんだな、と思い、と同時に無性に聴きたくなったのが、シューベルトの「音楽に寄せて」D547、でした。

 

懐かしい曲です。中学生の時か高校に入ってからだったか、音楽の授業で歌ったこともある曲です。(教科書ではたしか「楽に寄す」というタイトルだったと思います。)そしてちょうどその頃に買ったのが17㎝LPにシューベルトの歌曲を収めたヴンダーリッヒのレコードでした。所謂歌曲という物を聴いたのはそれが初めてでした。以来、ドイツ歌曲に関しては私にとって最高の歌い手がフリッツ・ヴンダーリッヒなのです。

 

「『音楽に寄せて』(おんがくによせて、An die Musik)作品88-4、D547は、オーストリアの作曲家フランツ・シューベルトが1817年3月に作曲した歌曲。友人のフランツ・フォン・ショーバーの詩に作曲した。かつては『楽に寄す』と訳されていた。
音楽に対する愛と感謝の念を率直に表現した作品で、シューベルトの傑作の一つに数えられ、ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウの言葉を借りれば、この曲で二人の共作は「不滅のものとなった」。また、二人の友情の永遠の記念碑といわれることもままある。
曲はニ長調、2分の2拍子で、極めて簡素な音楽ながら、冒頭から歌声部とピアノのバス声部の対話が豊かであり、忘れ難い印象を残す。全体を2節に分けたシュトローフェンリート(有節歌曲)である。」(Wikipedia 音楽に寄せて より )

 

記事冒頭に掲載した動画は、スタジオ録音盤の「詩人の恋」のディスクに収録されていた物です。

 

こちらは、同じ曲のライヴ盤。1966年9月4日 エジンバラ音楽祭、ヴンダーリッヒのラストリサイタルの最後、アンコールで歌われた録音です。

 

もしかすると聴衆の前で聴かせたヴンダーリッヒの最後の声なのでしょうか。必ずしも言い録音とは言えませんが、なんとも言えない魅力的な歌です。

 

 

Beethoven/Schubert:Last Recita

 

 

Dichterliebe / Lieder

 

 

 

 

 

 

 

 

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ルートルフがようやく1歳に!! 兄弟コンビの領地復興ストーリー第2弾!

貧乏男爵家次男のルートルフは、別世界の『記憶』を持った頭脳派0歳児。やがて困窮する領民の状況を知った彼は、兄のウォルフにだけ自身の正体を明かして、領地救済に乗り出していく。ふたりは黒パンやコロッケなどを次々と発明し、おかげで領地は危機を脱しつつあった。
そんなある満月の夜、ルートルフとウォルフはオオカミのザムの背に乗せられて、隣のディミタル男爵領へ連れていかれる。森の中に着いたふたりが見たのは、柵に捕われたザムの仲間たちだった! 領地困窮の大きな原因となった害獣大繁殖のカラクリを知ったふたりは、オオカミ解放作戦を開始するが……。
さらに、1歳を迎えたルートルフの前に見知らぬ赤ちゃんが現れて!? 赤ちゃん度MAXでお届けする、領地立て直しストーリー第2弾。

 

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ルートルフ・ベルシュマンは生後6か月で突然大人並みの意識に目覚め、別世界の『記憶』に何かを告げられるのを感じる。焦らず周りの状況認識と言語習得から始めると、間もなく自分が男爵家の次男であり、領地が困窮していることを知る。領民たちが冬を越せないほどの深刻さに、自分が大人になるまでじっとしていられないと感じたルートルフは、兄のウォルフに自身の正体を明かし、ふたりで領地救済に乗り出そうと決意する。
「ぼく、のこと、ひみちゅ」
ふたりは別世界の『記憶』と『加護』という不思議な力を頼りに、領地に襲い来る問題への対処法を考えていくが……。
秘密を共有した兄弟コンビは無事に男爵領を救うことができるのか?
頭脳派0歳児の活躍とかわいらしさに目が離せない、本格異世界ファンタジー。

 

 

 

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刑事の鈴木は、目覚めるとロボット掃除機になっていた! しかも眼前には男の死体が……。『地べたを旅立つ』改題。解説/辻真先

 

 

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二月の苫小牧。完全犯罪をもくろむ男が用意した完璧なはずのアリバイは、意外な人物によって崩される。人を【援護/まも】るつもりが、いつも必ず容疑者にしてしまう――史上最も不器用な「探偵」が活躍する、デビュー作『掃除機探偵の推理と冒険』に続く新感覚ミステリ

 

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