【ゲンキの時間】スマホ&PCとの付き合い方を3人の名医が紹介!

スマホ&PCとの付き合い方
2024年5月12日放送の健康カプセル!ゲンキの時間は整形・眼・脳の名医が伝授!スマホ&PCとの付き合い方で姿勢改善ストレッチなどについて紹介されました!

整形・眼・脳の3人の名医が教えるスマホ&PCとの付き合い方

あなたは大丈夫!?スマホ依存度チェック

下記の項目に3つ以上当てはまるとスマホ依存の可能性があります。
□使用時間が「1日平均2時間以上」
□家でも仕事中でもすぐスマホを手に取れる状態だ。
□疑問が浮かんだ時「すぐインターネットで検索」する。
□移動時間など少しでも時間が空くとスマホを触る。
□家にスマホを忘れると「不安」で仕方ない。
□毎晩「寝る直前」まで操作している。
□着信音やバイブレーションの「空耳」が聞こえる事がある

スマホ・PCの使い過ぎによる主な症状

・目が渇くドライアイ
・目の疲れ 眼精疲労
・目のかすみ
・手足のしびれ
・首 肩こり
・腰痛
・呼吸が浅い
・疲れやすい だるい
・眠りが浅い 不眠
・めまい

整形の名医が教える!スマホ&PC使用時の正しい姿勢

教えてくれたのはアレックス脊椎クリニック 院長 医学博士の吉原潔さんです。

頭の角度が肩こりの原因に!?

下を向いてスマホを見るなど頭が突き出た状態だと首周りの筋肉が硬くなり、血行不良を招きます。
すると、筋肉に溜まった疲れや痛みがとれず、肩こりにつながってしまうとのことでした。

姿勢改善アドバイス

吉原潔さんによると、首周りの負担を減らすには目線を高くする事が大切。
スマホを見る際は胸を支えるように脇の下に手を入れ目線を高くすると「首周りの負担が軽減」されるとのことです。
PCを使用する方は「ディスプレイの位置を高くする」と良いのとのことです。
また、長時間使う時はタイマーをセットして1時間ごとに体操をするのがおススメです。
大事なのは姿勢を正そうとする意識!是非お試しください。

首こり・肩こり・腰痛の原因「巻き肩」

本来、肩は耳の直線上にありますが「巻き肩」は前方内側に入り込んでしまった状態です。
巻き肩になると背中が丸まり、首から肩まわりの筋肉が引っ張られ、首こり・肩こり・腰痛の原因にもなるとのことです。
さらに、ひどくなると「胸郭出口症候群」を引き起こす事もあるとのことでした。
「胸郭出口症候群」は巻き肩などにより神経や動脈が骨や筋肉に圧迫される事で発症し、腕や手足のしびれ、握力の低下といった症状が現れるとのことでした。

巻き肩&猫背改善ストレッチのやり方

1)壁から50cmほど離れて立ちます。
2)壁に両手をつき、身体を反らします。
POINT:腰椎は曲げず胸椎を反らします。
肩の筋肉がほぐれ、血流もよくなります。
続ける事で巻き肩や猫背の改善が期待できるとのことです。
スマホやPCの使い過ぎで姿勢が悪い・不調を感じるという方は是非お試しください。
※無理のない範囲で行ってください。

座りながらできる!首こり&肩こり改善「ボートこぎ体操」のやり方

1)ボートのオールをつかむように手を前方に突き出します。
2)手のひらを返しながらひじを締めて後方に引きます。
3)上記を1時間に1セット10回程度行います。
POINT:胸をしっかり張る事。思いきり背骨を猫背に曲げた状態から、身体を反らすくらい伸ばすと良いとのことでした。
巻き肩の改善にもつながるとのことです。

眼の名医が教える!スマホ&PCとの正しい付き合い方

教えてくれたのは二本松眼科病院 院長 医学博士の平松類さんです。

「スマホ老眼」に注意!

平松類さんによると、気を付けなければいけないのは目と画面の距離とのことです。
近くにある物を凝視すると眼の「毛様体筋」という筋肉が緊張します。
この状態が長時間続くとピントを合わせる能力が疲弊してしまい、ピント調節力が落ちる「スマホ老眼」になる可能性があるとのことです。
スマホ老眼になると画面から遠くに目を移した時すぐにピントを合わせられなくなり、放置すると目の老化や視力の低下だけでなく、眼精疲労やドライアイ、頭痛を引き起こす可能性もあるので注意が必要とのことでした。

100円ショップの老眼鏡で「スマホ老眼」の改善方法

100円ショップの老眼鏡で度数は「+2」と書いてあるものを選べばいいとのことです。
方法は「数メートル先を5分間見るだけ」です。
老眼鏡で強制的にピントを合わせられなくする事で毛様体筋がリラックスし、目の疲れが和らぎピントがくっきり合ってくれるとのことでした。
メガネやコンタクトをしている方は外さずにそのまま老眼鏡をかけて行います。
一時的な効果です視力がよくなるわけではありません。
この方法で老眼鏡を使用する際は5分程度に収めてください。

脳の名医が教える!スマホ&PCとの正しい付き合い方

教えてくれたのはおくむらメモリークリニック 院長 医学博士の奥村歩さんです。

脳の機能が認知症並みに低下!恐ろしい「脳過労」

奥村歩さんによると、スマホやPCなどの使い過ぎで「脳過労」になる人が増えているとのことでした。
脳過労とは脳が疲弊し、心や身体に悪影響が及んだ状態です。
情報処理を司る前頭葉の血流の低下によって起こるとのことです。
脳過労になると「会話がうまくできない」「書類を手順通り書けない」など、認知症と似た症状を招く事もあるとのことです。

脳過労の改善方法

「脳過労」を回復するには生活習慣を改善する事が大切とのことでした。
スマホの使用時間を減らす以外に散歩・サイクリング・水泳など、身体を1・2・1・2と動かすリズム運動がおススメとのことでした。
そしてさらに大切なのがぐっすり眠る事です。
熟睡中は脳の中に溜め込まれ散らかってしまった情報の整理整頓も行われるとのことです。
スマホを使ったらその分しっかり睡眠をとって脳を休ませてあげます。

まとめ

参考になれば幸いです。
【人生レシピ】肩こり・腰痛・悪い姿勢改善エクササイズのやり方を中村格子さんが紹介!
【健康カプセルゲンキの時間】姿勢改善法を高平尚伸さんが紹介!
【ホンマでっかTV】悪い姿勢の危険性と改善法を評論家の先生が伝授!
最後までお読みいただきありがとうございました。