comodo ~真・自作PC道~

comodo ~真・自作PC道~

computer
modification
do it yourself

Amebaでブログを始めよう!

おひさです

今回はアドレッサブルRGB LEDテープの話を中心に進めます

 

このPCのケースファンはLianLiのBORA DIGITAL SILVERを4つ使っています。

ファンの前後にアルミ製のフレームが付いているのがこのケースに合うと思い選びました。

 

また、付属のLEDコントローラーもなかなか良い出来だと思います。

上部に取り付けたオールインワン水冷もアドレッサブルRGBのLEDに対応しているのですが、こちらの付属のコントローラーは虹色の表現の出来が悪くてダメ。 AORUSのマザーボードのコントローラーも色々試したけど気に入らない。 なので水冷のファンと水冷ヘッド内蔵のLEDBORA DIGITALのLEDコントローラーに接続しています。

 

さてこのケースの上部横に一本通っているアドレッサブルRGBですが、こちらは一般的なのARGBテープではなく、高密度のARGBテープを使っています

 

左側(上)が一般的なARGBテープ

右側(下)が高密度のARGBテープです

 

よく見るとLEDの素子の「密度」が全然違うのがわかります

左側(上)は1mあたり60個、右側(下)は1mあたり144個のLEDが付いています

 

最近は一般的なARGBLEDテープをPCケースにつけている人が多いのですが、私はどうしてもLEDの光の「つぶつぶ感」が気になってダメ。LEDが直接見えるように貼るのは基本的にダサいと思う。

 

で、この「つぶつぶ感」を消す方法のひとつに、乳白のプラスチック等との距離を離して「ぼかす」とか、何かに一旦反射させて間接照明効果で「つぶつぶ感」を消すとかあるのですが、今回はLEDテープを真正面にして乳白のプラスチックとかなり「密接」した状態でも「つぶつぶ感」を感じさせないように作ってみました。

 

LEDテープ用のアルミレール。45cmを使う。

上面には乳白のプラスチックのフタ、厚さ0.5mmくらいかな? が入る

一番底面の幅は15mm。ギリギリ高密度のARGBテープが入ります。

 

このアルミレールを横に取り付けます

↑取付前の状態

↑取付後の状態。

正々堂々と真正面に向けて光らせてます

 

LEDとLEDの間隔が元々狭いので少しぼかせれば綺麗なグラデーションで光らせることが可能になります。

 

これは↓一般的なARGBテープとが高密度のARGBテープの上に直接乳白2mmのプラ版を乗せて撮影した写真です

同じコントローラーの同じモードで並列で光らせてますが、上の一般的なARGBテープがつぶつぶ感が目立つのに対し、下の高密度のARGBテープはほとんど目立ちませんね。かなり「密接」した状態でもイケるのです。

 

 

また、LEDの間隔が狭いので、同じテープの長さで光らせられる色の範囲が違うことも解ると思います。

これは、利点でもありますが場合によっては欠点にもなりえます

 

先ほどのケースファン付属のコントローラーに、この高密度のARGBテープ約40cmをつなぐとどうなのか?というと、ファン用のコントローラーのレインボーモードはファンに内蔵されたLEDの個数に合わせて、おそらく数個~十数個で7色一周分の綺麗なグラデーションになるよう設計されている。 なので、高密度のARGBテープ約40cm、LED数にして50~60個だと5,6周分のレインボーが一直線に並び、しかも10cm弱の短い距離で7色が光るから「グラデーション」を感じにくくなるのだ

 

このように、ひとつのLEDコントローラーに統一しないほうが良い場合もあるのです

 

この高密度のARGBテープはこれに適したLEDコントローラーに接続します。以前購入して余ってた中華ケースファンに付属の専用コントローラー。

これはファンの回転用2ピンと、LEDの発光用4ピンの計6ピンが一体となった専用ケーブルがつながるのだが・・・・

色々と実験したところ、両端を除く中央の4ピンがLEDの発光用と解った。

この端子のピン間隔はPCパーツで一般的に使われている2.54mmではなく、2.00mmであるので、2.00mm間隔のコネクタ付きケーブルを調達して加工する。

こんな感じで接続します。

ちなみに、上の写真の黄色が5V、白が信号、赤と黒は束ねてGNDという並びのようです。

プリセットされている発光パターンも非常に豊富でワイヤレスリモコンで簡単に発光モードはもちろん、発光スピード、そして明るさも調節できるのが良い。

 

この中華ケースファンに付属の専用コントローラーは単体でAMAZONでも売っています。

 

また、高密度のARGBテープはLEDの数が多いので当然他の光るパーツに比べて「明るくなり過ぎる」という問題も発生します。特に今回のような真正面にLEDが直接向く配置にするときは明るさを抑えたほうがより綺麗に映る。

 

パーツ付属やPCケースに搭載されたLEDコントローラーは、発光パターンや発光モードの切り替えはできても「明るさ」を調節する機能が付いているモノは少ないと思います。

 

さて、BORA DIGITAL付属のLEDコントローラーの話に戻りますが

普段は見えないPCケース内部に押し込んでおくわけですが・・・

切り替えたい時にいちいちケース開けて、プッシュボタンを押すのは面倒です。

 

そこで私はこのように分解しまして、切り替えスイッチ(次へ)部分にケーブルをハンダ付けしました。

ケーブルを通すスキマを作ってフタして終了。

これをPCケースに戻しつつ、取り付けたケーブルのコネクタをPCケース前面下部に取り付けたプッシュスイッチのコネクタとつなぎます。

中央の「青いスイッチ」を押すたびに発光パターンが切り替えられるようになりました。

ちなみに「青いスイッチ」は「モメンタリ」、他の4つは「オルタネイト」つまりON/OFF切り替えの別の用途で使用します。

床に置いて使うので、このスイッチは主に「足の親指」で押すことになります

 

本来のスイッチ部分も加工前と変わらず問題なく使用できます。

が、ハンダ付けに慣れてない人は真似しちゃダメです

 

BORA DIGITAL付属のLEDコントローラーにプリセットされている発光パターンに似ているものが中華ケースファンに付属の専用コントローラーにもあるので、ワイヤレスリモコンと「足の親指」を使って色の変化を気軽に楽しんでおります。

タイトルに「三密」と書きながら、「密度」「密接」の二つのワードしか思い浮かばなかった。ご容赦ください。

 

 

ペタしてね

 

④へつづく