12月に入り1日に検察、
ヤカヒミ地方検察シギムヒリ支部、チニキ副検事から連絡があった。
検察へは14日13時に現地でということになった。
電話をするとチニキ副検事が出た、ずいぶん早口だったが的確に用件のみを伝えられた。
それに従い当日そこに向かった。検察での取り調べだ。
14日13時
ワカヒミ地方検察シギムヒリ支部へ
検察の庁舎に入り言われた部屋をノックしたらチニキ副検事に迎えられ
待合室に促される15分後
呼ばれ部屋に入ると
どこかでみたような部屋、人がいた
数か月前、昼にやっていたNHKでネットの名誉棄損のニュース特集で出ていた方と同じだ思った、部屋自体そっくりにみえた。多分同一人物と思う。
その時のニュース特集ではネットの名誉棄損はいろいろと難しいというような内容の特集だった。
部屋自体はどこにでもあるようなきれいなオフィスであり
そこにミツヂ検事がいた。
付箋がいくつも貼られた分厚い調書ファイルを見せられ、
「警察に正当な取り調べを受けたか?」と質問され
また警察の取り調べと同じように「言いたくないことは言わなくていい」
をまず言われた。
検事は最初からやっていくと時間がかかるので・・・
とのこと。
そこで自分から切り出し最初の動物病院内での虐待行為のことから一気に話した。
長々と説明をし
そこでミツヂ検事「よくわかりました」とのこと。
チニキ副検事はちょうど横の席にいてパソコンで会話を早打ちで入力している。
部屋には上司が電話で会話をしておりかなりバカでかい声でうるさい。
携帯からどこで書いたかが問題となっていたようで
仕事の休憩中に散歩中に市内からとか書いたシチュエーションを言った。
これを聞くということは携帯からの書き込み位置を警察が特定できなかったのだろうと思う。
最後に
調書に捺印し
ミツヂ検事「(私)さんは罰金刑を受けてもらうことになります」
自分的には執行猶予や注意処分的なことで済むか、と思ったり
ものすごい高額になるか気になった。とにかく罪がどうなるかが問題だった。
このあとは二通りあり、書類をそのまま裁判所に持っていき一切の弁論はできず即日判決を受け事務的に終わるやり方。
もうひとつは裁判になり弁護士を立て誰もが見られ、名前も出て費用も掛かる、しかしメリットは裁判官に陳情できる
というやり方
しかしミツヂ検事は後者はデメリットが大きすぎると言ったので自分もそうだろうと思い、最初の一切の弁論はできず即日判決を選び、従った
そして一旦待合室へ戻った。
待合室は狭いが被疑者と付き添いが8人くらいいて
それぞれ事件に戦っているようだった。
慣れた態度のヤンキーカップルがいたり、
婦人が必死に鼓舞する老人夫婦がいたり、それぞれの事件で被疑者がここにきている。
いろいろな事件の裁判が日々起きている。
このあとは隣接する簡易裁判所に行き書類を提出し約一時間の間、判決を待った
1時間後呼ばれ二枚の書類を出されて 本人確認をされ
そこに罰金?万円とあった。
そして検察に戻り罰金支払いの手続きに移る。
そこでCSの釣り番組のタレントに似た係の方に
今すぐにATMで下ろせるか?聞かれたが一旦断り
振り込み書などをもらった。
そこには12月28日までに入金しないと労役(一日 数千円×日数分)ということだった。
裁判所で判決を受け、罰金支払いの納付案内をされたあと
再び検察のビルへ
そして自分からミツヂ検事に話したいことがあると伝えた
しかし忙しいようで
チニキ副検事に応対された
チニキ副検事「今日はご足労ありがとうございました
また何かありましたら電話してください」
私「はい、これからどうなるのでしょうか」
チニキ副検事「裁判所にはいかれましたよね、そこで(隣接する裁判所)
で
それを期限内にお支払いいただければ
もう、これで終わりです
払わないと労役ということになります」
私「はい、そうですか」
チニキ副検事「今回の件は動物病院の件が発端ですが、
私共はそういった不法行為があったと
認識しています」
私「それを聞いてほっとしました、うれしいです」
チニキ副検事「しかし、時効ということと証拠がということで難しいですね」
私「そうですか、僕はその点は一歩も引くつもりはないので心強いです」
私「民事ではどうなのですか」
チニキ副検事「それは弁護士相談をしていただければ」
私「わかりました」
チニキ副検事「そういった場合は法テラスや無料弁護士相談、駅前のあるでしょ、
そこで」
わかりました、そのようにしたいとおもいます
私「バッテリーの紛失物については」
チニキ副検事「監察室に→警察と話し合ってほしい。」
チニキ副検事「いつ返却されるかわからないが待つしかない」
私「やられ損では」
チニキ副検事「罰金だから・・・法テラスへ相談」
とにかく
チニキ副検事「動物病院の虐待はあったのだと認識している」
この言葉で安心した。
ジミ警察署の太った上司や
ウギリス刑事部長と同じく検察が動物病院の虐待行為を認識してくれた瞬間だった
これが何よりうれしかった。
階段を降り、チニキ副検事に玄関を出てまで送られ、最後は90度のお辞儀を私がみえなくなるまでしてくれた。他の人にもこの長いお辞儀をしていた。
このチニキ副検事という人の振る舞いは素晴らしいと思った。
判決内容はきついが、検察も警察同様に動物病院の虐待行為を認識してくれたことがすごくうれしかった。