2024年4月14日放送の日曜劇場「アンチヒーロー」第1話を視聴!
アンチヒーロー1話「接点」ネタバレと考察
1話の内容まとめ↓
- 弁護士の明墨が殺人事件の容疑者・緋山を弁護
- 明墨が検察側の証言者のウソを暴く
- 明墨は緋山が殺人犯だと確信しつつ弁護しているっぽい
- 1話のあらすじネタバレ詳細(タップで表示)
- 町工場に隣接する自宅で、社長の羽木朝雄がハンマーで頭を殴られて殺される事件が発生した。
弁護士の明墨正樹(長谷川博己)は、被告人・緋山啓太(岩田剛典)の弁護をすることに。
新米弁護士の赤峰柊斗(北村匠海)も今回から明墨の弁護チームに加わった。
©︎TBS公式サイト
検察は↓
- 緋山の指紋が被害者の家の玄関にあったこと
- 被害者の爪に緋山のDNAが付着していたこと
- 監視カメラの焦って帰る緋山の映像
- メガネを取りに帰った従業員・尾形が緋山と社長の口論を目撃したこと
を証拠として提出。
明墨は被害者の幼い息子・湊を法廷に呼び、「ボールを取ってもらうためにちょっとまえに緋山を家に入れた」と証言させた。
被害者の家にあった緋山の指紋は、事件の前についた可能性が浮上する。
明墨の部下の紫ノ宮(堀田真由)は、実は湊のボールを取るために自宅に入ったのは緋山でなく別の従業員だと気づいてあぜんとした。
明墨は湊が緋山に都合のよい証言をするように仕組んだのだ。
さらに法廷では、明墨がおこなった聴力テストにより、検察の証人・尾形(一ノ瀬ワタル)は“メガネではなく補聴器を取りに工場に戻っていた”ことが判明。
検察は尾形に偽証まがいのことをさせていたと発覚。尾形の証言(工場に戻ったら緋山と社長が口論していた)の信憑性も失われた。
後日、社長殺害の凶器のハンマーが発見される。
明墨は裏で緋山に「凶器のハンマーを事件前に無くしたことにしよう」と提案していた。
1話の考察と感想
1話の考察まとめ↓
- 明墨は殺人犯の可能性の高い緋山の無罪を勝ち取ると見せかけ、「緋山を有罪にしてやるぜ」と検察と取引するのでは。
- 明墨の最終目的は、刑務所にいる冤罪の死刑囚・志水の釈放
- 犬を散歩させている少女・紗耶は志水の子供
- タップで1話のくわしい考察を表示
- 明墨は緋山が社長を殺したと知っていて弁護を引く受けたとわかる衝撃的な結末でした。
(確定はしてないですが、第1話時点だと被告の緋山が社長を殺した可能性が高いです。)
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なぜ明墨は殺人犯の緋山を無罪にすることに固執しているのでしょうか?
裁判所の外に、「小国智浩を釈放せよ」というプラカードがありました。
明墨は(被害者の妻・春子に)「検察に証拠を揉み消されて無罪なのに10年間死刑を待っている人間もいる」と語っていました。
明墨が手紙を送っている死刑囚・志水(緒形直人)も冤罪なのだと思います。
明墨が気にかけている少女・紗耶は志水の娘なのでしょう。
明墨は過去に志水を弁護しきれなかったことを悔やんでいると思われます。
アンチヒーローの明墨は正義の心を持っているわけですが、なぜ殺人を自白した緋山を必死に無罪にしようとしているのか? 疑問が浮かびますね。
明墨は聴覚障害を持つ尾形の嘘の証言を暴きましたが最後には親身になり、「あなたを差別して解雇するような会社は不当だ。タダで違約金を受け取れるようにしてやる」的なことを言って正義感を発揮しています。
そんな明墨が緋山を必死に弁護することに何か理由があると考えるのが妥当でしょう。
次のパターンが考えられます。
- 緋山の無罪を勝ち取れそうになる
- 検察と取引して、緋山を有罪にする代わりに志水が無罪の証拠や情報を得る
こんな感じで検察と取引するのではないでしょうか。
おそらく志水を有罪にした検察の黒幕は伊達原泰輔(野村萬斎)。
明墨は緑川(木村佳乃)あたりと取引をして情報をもらい、最終回で伊達原と対決するのでは?
アンチヒーローと見せかけて明墨が普通にいいヤツの可能性があります(笑)。また、赤峰弁護士がコンビニでバイトしている男性(細田善彦)に会いにいき、冷たい態度を取られてもお辞儀をしていたシーンも気になりますね。
推測になりますが、赤峰が弁護士になるキッカケの事件にコンビニの男性が関わっているのかもしれません。
アンチヒーロー2話ネタバレと考察
2話の内容まとめ↓
- 明墨は「被害者の爪にあった緋山のDNA」の鑑定捏造を主張
- 緋山は無罪になる
- 赤峰は緋山が証拠品を捨てているのを見てショックを受ける
緋山が殺していたのだ
- タップで2話のネタバレ表示
- 明墨は姫野検事が被害者の爪に緋山の皮膚が入っていると証拠を捏造させたと考える。
赤峰、紫ノ宮、白木は、法医学者の中島教授と助手の水卜健太朗を調べさせた。
明墨は「証拠を捏造した」という水卜の発言を法廷で公開。
緋山は無罪になった。
赤峰は、釈放されて証拠品の血の付いた服を捨てている緋山を目撃。緋山が殺していたのだ。
赤峰は明墨に怒りをぶつけた。
明墨は「ももせれいこ」という女性の墓参りで涙を流す。
2話の考察と感想
2話の考察まとめ↓
- 明墨が手紙を送っている拘置所の人物の名は志水
- 明墨が担当した過去の事件でれいこが死亡。志水が無実で収監された
- れいこが飼っていた犬がマメ
- 緋山は殺していないが被害者と乱闘したパターン
- タップで2話の考察詳細表示
- 明墨が手紙を送っている収監者の名前がチラッとだけ見えました。
緒形直人さんが演じているのは志水という名前のようです。
紗耶と志水は親子なのか…明墨が墓参りをしていた「モモセレイコ」との関係も気になります。
れいこが飼っていたゴールデンレトリバーがマメなのでは。
紗耶がわんはっぴー(保護犬の施設)で世話をしているのがマメです。
推測になりますが、明墨とれいこは犬関連で知り合ったのでは?
紗耶はゆめみらいの家という児童養護施設にいます。紗耶がれいこの娘の可能性も大いにありますね。
明墨が担当した事件の被害者がれいこ、
被告として逮捕されるも無実なのが志水なのでは。検察は無罪になった緋山を控訴するようなので、1話での考察のとおり明墨が「緋山を有罪にしてやる」で検察と取引する可能性は高いと考えます。
緋山が殺していない可能性もゼロではないです。
その場合、緋山が血のついた服を捨てていた理由は、被害者と乱闘したあとに被害者が殺されて、証拠を隠滅しないと自分の有罪が確定するからなどが考えられます。
明墨が緋山の無罪と過去の冤罪をりょうほう達成するドラマティックな展開もありそう!ただ2話は北村匠海、堀田真由、大島優子が大学の内部を探るシーンが大半で、リーガルものとして正直ちょっと退屈でした。
ストーリーはいいと思うんですが、演出になぜかドキドキできないのです。
まあ、登場人物同士の関連性がわかってきたらもっと面白くなるのでしょう。
アンチヒーロー3話ネタバレと考察
- タップで3話のネタバレあらすじ表示
- 明墨は、クラブの路地裏で暴行事件を起こした大物議員・富田誠司の息子・正一郎を弁護することに。
赤峰は、正一郎を乗せた友人・木田のドライブレコーダーがないことに疑問を感じた。
実は赤峰は、前の事務所で富田誠司によって正一郎の暴行の罪をなすりつけられた松永(細田善彦)の弁護を担当し、証拠を揉み消されて敗訴した過去があった。
2回目の公判で、緑川検事は富田議員の秘書が証拠のドライブレコーダーを持っている配管業者・蒲生を買収した映像を見せる。
明墨はあっさり負けを認めた。
明墨は赤峰のために正一郎の裁判を引き受け、ワザと負けたのだった。
赤峰は明墨が正一郎の裁判を受けると知り、移籍してきたと話す。
明墨が囚人の志水に面会にいく。
3話の考察
- タップで3話の考察を表示
- 配管業者・蒲生に、「富田議員の秘書が裏金を渡しにくるから映像を取れ」と指示したのは明墨なのでしょう。
まさか赤峰のためにワザと負けるとは…。明墨はアンチヒーローというより人情派ですね。
明墨は5年前から弁護士に転向し、それ以前は検事だったようです。
明墨は検事のときに囚人・志水(緒形直人)を有罪にしたものの、あとで冤罪だとわかって罪の意識に苦しんでいるのかもしれません。
だからこそ赤峰に道を指し示すような行動を取っているのでしょう。
アンチヒーロー4話ネタバレと考察
4話あらすじ
明墨は志水裕策に会う。糸井一家殺人事件で冤罪にもかかわらず死刑判決を受けた志水は、静かに死にたいと言った。
明墨は「私があなたを無罪にします」と言った。
明墨は宇野弁護士の不倫をあばき、公表しない代わりに3件の不同意性行で逮捕された来栖礼二の弁護をゆずってもらう。
来栖は宇野の入れ知恵で2件についてはすでに自白していた。
明墨、赤峰、紫ノ宮は、来栖の3件目の被害者・絵里が警察とグルだと確信。
絵里は来栖をストーカーするほど気に入っていたが彼に性犯罪の前科があると警察から聞かされ、おとしいれることを決意したのだと仮説を立てた。
赤峰は、12年前に紫ノ宮の父で千葉県警刑事部長の倉田(藤木直人)が志水裕策の事件で証拠を隠蔽したことに明墨が気づき、倉田をおとしいれて志水の無罪を勝ち取ろうとしていると知る。
明墨が警視正の伊達原(野村萬斎)に呼び出される。
4話の考察
わんはっぴーでの紫ノ宮とスタッフの会話から、明墨が墓参りをしていたモモセレイコの娘が紗耶のようです。
モモセが志水の妻で、夫の死刑判決を受けて世間からバッシングされて自殺してしまった…このパターンがありそうですね。
なぜ名字が違うのでしょうか?
志水レイコだったけど、志水裕策が「死刑囚になってしまったから離婚してくれ」と言ったのかな。
明墨は12年前の事件のとき検事だったものの、志水の事件を担当していたわけではなさそうです(担当していたなら赤峰が調べてすぐ気づくでしょう)。
倉田(藤木直人)が来栖を逮捕するために絵里を利用したことを暴露し、12年前の志水の事件の証拠隠蔽を明らかにするつもりなのでしょう。
アンチヒーロー5話ネタバレと考察
5話あらすじ
明墨を料亭に呼び出した伊達原は、君が正義の検察官として志水を死刑囚にした!と笑った。
来栖の不同意性交について、明墨と赤嶺たちは宇野弁護士や絵里に個別で会い、関係を揺さぶった。
紫ノ宮は父・倉田刑事部長に会い、今回の事件のでっちあげや12年前のことについて聞く。しかし倉田は不正ではないと言った。
公判で絵里が警察に脅されて来栖に襲われたと嘘の偽証をしたと証言。
裏で明墨に来栖には遊び相手の女性が仕掛けていたGPS情報のアリバイがある。来栖をおとしいれてあなたを弁護するから真実を証言してほしいと頼まれていたのだ。
倉田は逮捕されることになる。紫ノ宮は父が実際に絵里と共謀した捜査一課の大西をかばうために犠牲になったと考え、12年前の証拠隠滅も何かを守るためだったのだと推測する。
明墨の前に緋山がやってきた。明墨は例の物は手に入りそうかと聞き、緋山は、はいと答える。
5話の考察:12年前の真犯人は尾形!
予想通りやっぱり緋山が再登場しましたね。殺人犯をそのまま野放しにするわけないから、何か理由があると思っていました。
緋山が何を手に入れるのか?12年前の糸井一家殺人事件の真犯人の証拠でしょう。
明墨が緋山を利用する理由は、緋山の身辺に12年前の真犯人がいるからだと思います。
とすると、濃厚なのは第1話で虚偽の証言をした尾形(一ノ瀬ワタル)でしょう。
もしくはトリッキーなパターンで、1話で死んだ社長が糸井一家殺人事件の関係者だったなど。
第6話が待ちきれません!