歌集メモ
以下に3首引用します。
Amazonにはあまりないので、版元に直接注文した方が確実かも。
現代短歌社オンラインショップ/『湖とファルセット』
https://gendaitanka.thebase.in/items/58909431
Amazon
- 主に「第8回現代短歌社賞」次席作品(「感情の獣たち」)を改稿した歌集
- タイトルの読み方は「湖(うみ)とファルセット」
- 「未来」(2022年8月号)の「今月の歌」で紹介されている
- 「未来」を開いて最初に目に入るこのコーナーが、読んだことのある歌集だったときなんだかちょっと嬉しい(個人の感想)
- 自らの内面や、他者との関係などを静かに観察するような歌が多め
- 父親のこと、社会の仕組み、性的なもの、などに違和感を覚えたり、見つめ直したりする
以下に3首引用します。
半夏生 左腕に陽が差したとき傷の部分がいちばん白い
もう二度と だけどあなたを受け入れてしまう更地が確かにあって
折り鶴は肉を持たない鶴だから風にしゃらしゃら鳴らすたましい
もう二度と だけどあなたを受け入れてしまう更地が確かにあって
折り鶴は肉を持たない鶴だから風にしゃらしゃら鳴らすたましい
Amazonにはあまりないので、版元に直接注文した方が確実かも。
現代短歌社オンラインショップ/『湖とファルセット』
https://gendaitanka.thebase.in/items/58909431
Amazon