【フジテレビ問題】SNSで進む「タレントU」の“特定作業”第三委調査報告書が“うっかり残した”中居正広とのスイートルーム会でのヒント

3月31日、中居正広の女性トラブルに端を発する一連の報道に関して、フジテレビの第三者委員会が公表した調査報告書。じつに394枚にも及ぶ記述のなかで、中居らが催した飲み会である「スイートルームの会」の参加者、「タレントU氏」なる存在がネット上で話題になっている。
「調査報告書では、関係者がアルファベットで割り振られています。被害者女性がAさんであり、フジテレビの幹部社員がB氏と続いていきます。『タレントU氏』はアルファベット順に割り振られたもので、イニシャルなどではないと見られます。報告書によれば、2021年の夏に《コロナ禍であまり飲みに行けていないため、楽しい飲み会がしたい》というU氏の発案で、その年の12月、中居さんをまじえてホテルのスイートルームで飲み会が開かれています。
なお、今回の第三者委員会による調査報告書の作成にあたり、U氏は自身が特定されるリスクなどを理由に、ヒアリングを拒否したこともわかっています」(社会部記者)
報告書が発表された直後から、X上では
《U氏は、一体、誰なんだ?》
《第三者委員会のヒアリングにも応じなかったと報告された真摯さの欠片もない調子こいていい気になっている人物は誰? 何様のつもり?》
といった声のほか、U氏を予想するユーザーもあふれていた。
「第三者委員会の報告書はオープンにされているため、多くの人がU氏を“特定”できる要素を探している模様です。
2021年12月におこなわれたスイートルームの会の『様子』として報告書では、
《会合では、タレントU氏、中居氏、B氏、女性アナウンサー3名と女性Aが飲食しながら会話をし、i氏、j氏及び女性スタッフが飲み物や食べ物の配膳をしながら適宜会話に参加するような形で進んだ》
との記述に続き、
《会話の内容については、翌日に放映される予定であったテレビ番組に関する話題や、タレントU氏が芸能界の引退を考えているという話題等が出たが、参加者の中には性的な発言があったと述べる者もいた》
とされています。この『芸能界の引退を考えている』というところがポイントで、じつは2021年12月にある大物お笑い芸人がテレビ番組などで“引退”に言及して話題になっていました。この“一致”にXユーザーは盛り上がっています」(芸能ジャーナリスト)
もちろん、偶然の一致とも考えられるが、そもそも中居と親交があって高級ホテルのスイートルームに招かれるのは“大物”に限られるだろう。
「第三者委員会の調査対象はあくまでフジテレビ問題であり、U氏自体ではありませんが、スイートルームの会の内容を記述するうえで特定可能な要素を“うっかり”残してしまったということかもしれません。報告書をもとに取材が進めば、実名で報じられる日も近いかもしれません。第三者委員会の調査を拒否するなど、非協力的な姿勢は後々まで尾を引くことになりそうです」(同前)
U氏も恐れずに調査に協力すればよかったのに……。