メジャー中継でファンがまさかの丸出し NY紙「真昼に満月が出た」

カブス―ドジャースの開幕戦「東京シリーズ」で日本の野球ファンのマナーの良さが注目されたが、米国にまたもや〝迷惑ファン〟が出現した。
フロリダ州ダニーデンで行われたブルージェイズ―フィリーズのオープン戦(21日)の試合中だった。ホームベース後ろの最前列に座ったブルージェイズの男性ファンが突然、立ち上がるとグラウンドにお尻を向けズボンを下した。
隣の女性が慌ててズボンを上げさせたが、この様子は生中継にバッチリと映り込んだ。ニューヨークポスト紙は23日(日本時間24日)、「真昼に満月(=尻)が出た」と報じた。
もちろん中継に映ることを狙っての〝確信犯〟。男性は背番号4のブルージェイズのジョージ・スプリンガーのシャツを着ていた。アッという間の行為だったため男性が警備員に退場を命じられることもなかった。同紙は「女性は笑っているようで、この行為にそれほど害は感じていないようだが、それに対して何か違った反応があったかどうかは不明だ」と結んだ。
昨年のワールドシリーズ第4戦でもファウルフライをキャッチしたドジャースの右翼手・ベッツからボールを奪ったヤンキースファン2人が、MLB全施設への無期限の出入り禁止処分となっている。グラウンドとの距離が近いこともメジャーの魅力の1つだが、観客のマナー向上が求められそうだ。