ドジャースのムーキー・ベッツ【写真:ロイター】

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オープン戦

 米大リーグ・ドジャースムーキー・ベッツ内野手は23日(日本時間24日)、本拠地でエンゼルスとのオープン戦に「2番・遊撃」で先発予定だったが、試合直前にスタメンを急遽回避。試合後、デーブ・ロバーツ監督は「長期的には心配していない」としつつ、ベッツの症状に「見たことがない」と心配していた。

 米専門メディア「ドジャース・ブリード・ロス・ポッドキャスト・ネットワーク」公式YouTubeチャンネルがロバーツ監督の試合後会見映像を公開。ベッツについて「明日の試合には出場しない予定だ。明日は一日中トレーニングをこなすつもりで、球場には来る予定だ。それから月曜日の様子を見て判断する。ただ、ホーム開幕戦を控えている中で理想的な状況ではない。だから、日々の状態を見ながら判断していく」と語った。

 ベッツはこの日報道陣の取材に対応。同チャンネルが公開した動画内で、体重が175ポンド(約79キロ)から150ポンド(約68キロ)まで落ちたことを明かし、「何か口にするたびに戻してしまう」と語っていた。原因はいまだ不明。ロバーツ監督は「選手たちの中で彼のように長期間この症状に苦しんでいる例は見たことがない」とし、「回復の進み具合も良くない。長期的には問題ないと思うが、血液検査を何度も行い、医師にも診てもらいながら、原因を突き止めようとしている」と語った。

(THE ANSWER編集部)