国立社会保障・人口問題研究所の2019年の予測によると屋久島の人口が10000人前後となるのは2035年とのことでしたが現在2023年の屋久島の人口が既に10000人前後なので当初の予測よりも深刻な状況であることがわかります。
深刻
↑若者の店がすぐ潰れる
二年~三年ぐらいで潰れるのらしい。屋久島には若者の店が少ししかなく…かわりに古びたパチンコ店その他のボロい町並みが大半を占めている。その町並みはけして美しくはない。悪い意味で昭和的というか頽廃的(ハゲ)…誠に残念なことにコンビニやハンバーガーショップは島にほぼ一つだけしかない↓
↑モスバーガー(唯一神)
屋久島に一つだけあるハンバーガーショップ、、、モスバーガーが完全に唯一神だった件、、、チェーン店なので潰れる心配がない、、、他の店が昼寝をしている時間帯でも開店しているのはモスバーガーだけと言っても過言ではない状況(屋久島ではコロナ対策の時短営業で昼下がりや夕方に店が一斉にシャッターを下ろす)
↑若者向けの商品が少ない
あることはあるが、種類が少ない。近くの生協にある特産品コーナーのグミを購入して口に入れたのだが…、正直ビミョーな味というか…、どこまでも昭和レトロな味だった…。他に特産品といえばタンカンのケーキやクッキーが一つか二つあるぐらい。あとは茶葉とか、老人を対象にしたものばかり。少子化によるのだろう。子供が喜ぶようなものがぜんぜんない。ホビーショップもスイーツショップもない
↑ポンコツ感
屋久島にはアナログな大型店がある。高速船乗り場がある安房港の生協は自動扉が壊れており手動だった。かなり重いが島の高齢者の方々がスイスイ開けて入店してゆかれるのがとても衝撃的だった。慣れているみたいだ
↑生協(唯一神)
食糧危機が訪れると離島が大変なことになるのらしい。二つで五百円の真心弁当を手に考える。屋久島には弁当屋が沢山ある。島で手に入らないものも沢山あるし、若者向けの店も少ないが、インターネットで購入できる時代なので日常生活にはそれほど困らないし、物価も高くないし、ぼったくりバーとかもない、、、とは思う(確信はない)
↑警察が頼りない
高速船乗り場の行方不明者の張り紙。屋久島に限ったことではないのかもしれないが、弱者の方々は気をつけなくてはならない。屋久島は日本一の世界遺産で海外からも沢山の旅行客が訪れる。世界遺産ともなれば、もう少しレベルの高い警察や病院を設置するべきなのではないか、と思わされるようなことが時たまある
↑離島の多様性と閉塞感
実際、屋久島には色んな人間がいるみたいなのです。新しい原始人も屋久島に来て間もない頃に頭のヤバいヤクザルにからまれた経験があるのですが話し合いで解決しました。ネットで検索してみると、、、「屋久島 行っては いけない」とか「屋久島 民宿 事件」とか、、、けっこうヤバい検索ワードやヤバい情報が沢山ある↓
地域にもよるが重苦しいシキタリ(伝統芸能や集落行事などの規律)があるのらしく、これも若者や移住者が定着しない理由の一つと考えられる
↑福祉という大きな課題
狭い中でのアナログな人間関係、狭い中での貧富の格差、狭い中での客の取り合い、狭い中での助け合い、これらは屋久島に限ったことではないのかもしれないが、保守的で閉鎖的な老人が多いような気がする。不況や少子化で仕事や働き手の少ない屋久島では少数の若者に負担がのしかかりがちなのかもしれない