ハナママゴンの雑記帳

ひとり上手で面倒臭がりで出不精だけれど旅行は好きな兼業主婦が、書きたいことを気ままに書かせていただいております。

イギリスの最低賃金

2024-05-03 22:17:05 | 仕事

先週、最寄のスーパー・テスコで見た広告です。

サンドイッチとポテチ小袋とドリンクで、通常価格3.90ポンド(745円)のところが、

顧客カード価格だと3.40ポンド(650円)。

 

倹約主婦の私はつい(高~~~っ!)と思ってしまうんですが、日本のコンビニと比べて、いかがでしょう・・・?

 

《 注: ポンドから円へは、今日のレートを参考に、1ポンド=191円で計算しています。 》

 

*       *       *

 

去年の夏のものですが、こんな記事を今日、読みました。

【最低賃金】 日本“1000円台”突破も・・・ イギリス1846円 ドイツ1826円 (以下略) - FNNプライムオンライン (2023年8月6日)

 

第一生命経済研究所 藤代宏一さん:

実はこの1年ぐらいは日本でも約30年ぶりの賃金上昇が起きていますので、今いい動きが始まりかけています。 しかし、この30年間ぐらいの

長いスパンで見ると、日本は1990年台後半から、ずっと上昇率が0%ぐらいの状態が続いてきました。それに対して欧米諸国は、

平均すると3%ぐらい毎年賃金が上がる環境にありましたので、賃金の大幅な格差が起きてしまったことになります。

 

えっ・・・ 日本て、ここ30年ちかくも、賃金が上昇していなかったの・・・!?

そりゃ外国との差が開くわけだわっ!

 

これまでのイギリスの最低賃金を、ウィキ(National Minimum Wage Act 1998下の表も拝借しています)で学びました。

現在(=今年4月1日から)のイギリスの最低賃金は、21歳以上の労働者の場合、11.44ポンド(2185円)なんですね。

円安の影響で、昨夏の1846円から跳ね上がったように見えます。

ニュース記事の中の昨夏の最低賃金1846円を、下表の10.42ポンドで円換算されたものとすると、

当時のレートは1ポンド177円だったことに。

そのレートで換算すると、現在の最低賃金は2024円、昨夏から178円上昇したことになります。

 

私が働き始めたのは23年半前、ムスメが学校に上がった2000年9月のことでした。

当時の最低賃金は3.70ポンドだったんですね、現在のと比べると1/3近い低さです。

(厳密に言えば、2000年9月の最低賃金はまだ3.60ポンドでしたが。)

私のイギリスでの最初の仕事は、近くのスーパー・テスコでの品出し作業でした。

担当は野菜と果物売場で、黙々と品薄になった商品を運んできては並べていましたっけ。

当時の時給は、最低賃金をちょっぴり上回る3.85ポンドだったような記憶があります。

 

現在私がいただいている時給は、15ポンド(2865円)。

今の仕事を始めた一年半前から上昇はしていませんが、相場より高い賃金なので、満足しています。

ネットの求人広告を見る限り、介護ヘルパーさんの時給はだいたい12ポンド(2290円)前後なので。

 

あと、マイレージとして1マイル(1.6km)につき50ペンス(95円)を支払ってくれるのも助かります。

しかも対象になるのは、我家を出たときから、顧客さんのお宅を2~3件まわり、帰宅するときまで。

イギリスはガソリンが本当に高いので(現在リットル285円くらい)、これはウレシイっ!

今の仕事に就けて、本当にラッキーでした!

 

コメント    この記事についてブログを書く
« 仕事で庭掃除 | トップ | また行きたい!❤京都❤ »

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

仕事」カテゴリの最新記事