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乗組員引退間近?

2024年03月23日 | 雑記帳
 今週、精を出したのは、ある川柳集の書き写しである。以前も読み込んだことがあるのだが、もう一歩自分の中に沁み込ませたいとキーボードで叩いてみた。全部で357句。しょぼつく目が気になり短時間ずつ数日かけて、打ち終えた。大概は読み下せたが、調べなければいけない語もあり、辞書片手も久しぶりだった。




 中でも「」は今もどう読むか迷っている。「青田の涯」とあるので意味はつかめても「みぎわ」で良いのか、「きし」なのか、「きわ」と読みたい気もするが…。「鰐(わに)」も浮かんでこなかった。句に「インド洋」という語があり、魚をイメージしてしまったからだ。しかし調べると「わにざめ」の意もあると知った。


 辞書のドラマ「舟を編む」が面白い。映画版も観たがあまり記憶にない。前回は子どもたちの「辞書引き大会」という場面もあり、国語辞典実践に一肌脱いだ(笑)自分として、実に心惹かれた「辞書を読む子に育てたい」は内なる願いの一つだった。取り組んだその痕跡は定かでないが、きっと何かの種になったはずだ。


 ドラマに名台詞がある。「辞書はことばの入り口」だ。意味を求め、正解を求めるために引くのではなく、辞書の文章からその世界へ入っていく…素敵なことだ。この齢にしてはよく辞書(紙版も電子も)を引くほうだと思う。でも、あまり立ち止まらなくなったなあ。つまり表札だけ見て帰るような…入ると怖いからか。


 ちょっと前だと、語釈にある言葉をさらに調べてどんどん深みにはまっていくような時もあった。そんな辞書が喜んでくれそうな使い方は、やはり「言葉の海」を渡っていくイメージだ。だから辞書作りで「編まれた舟」の乗組員としては既に相応しくないか。「やる気優先、年齢不問」とは思うが、足がおぼつかない。



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