2024年5月16日木曜日

標準子午線をまたいできたよ!

今日のイギリス情報ブログのランキング(リンクします)


タイトルだけ見ると、グリニッチの天文台に行ったのかなって思いますよね。

でもね、私が行ったのは少し離れたところです。
こんな景色が見えるところ。
天文台は写真中央の背が高いビルの少し右側です。

実は天文台から真っ直ぐ北に上がったところなんです。
地図で見たほうがわかりやすいかな?

緑色の公園の中にある赤い線が始まるところがグリニッチの天文台。
赤い線が子午線で、私が立っている場所は皮の北側というわけです。
テムズ川が蛇行して岬のようになっているのがO2。
写真の白いドーム状の建物です。

川の北側にも、もちろん子午線は伸びていて、こんな風にラインが敷かれています。

ラインをまたいだところを写真に撮ってもらいました。
お友達のTちゃんが私の腕の間から覗いています(笑)

近くにはこんな標識も立っています。

一番上のものが経度0ってこと。

ということでグリニッチに行かなくても西経と東経に両足を置いた写真を撮ることが可能だという紹介でした。


  ブログのランキングに登録しています。 よかったらクリックして応援してください。
イギリスランキング コメントは承認制なので反映に時間がかかります。

2024年5月13日月曜日

ロンドンでオーロラ!

今日のイギリス情報ブログのランキング(リンクします)


皆さんの週末はいかがでしたか?
私は寝不足だったのを昨日から11時間の睡眠で一挙に取り戻しました!(笑)

何で寝不足だったか?
それはね、オーロラを見るため。

アイスランドじゃないですよ。

ロンドンはじめ、イギリスの各地で金曜日と土曜日にオーロラが観測されたんです。
スコットランドの北の方だとたまにあるけど、もちろん普段はロンドンでオーロラなんて見られません。
金曜日の夜は絶対見ようと意気込んで北の空を眺めました。

私の寝室の窓は残念ながら北側じゃないので、北に窓があるお部屋までわざわざ往復。
空が明るくなり始めた4時過ぎにあきらめて少し眠りましたが、お魚屋さんの配達で8時に起こされてしまいました。

そして土曜日の夜は絶対に見ようと心に決めて北側を見つめたら。。。

やっぱり真っ暗(プラス街灯の明かり)
今夜も見られない。
残念。

その後しばらくしてもう一度トライ。

え?

オーロラ??
凄いよ~嬉しい~!!

そう思って窓を開けて写真を撮ろうと思ったら、すっかり見えない。
窓を閉じると見える。

そうです。
お部屋のカーテンが映りこんでいるだけでした(爆)

太陽のフレアのおかげらしいけれど、もっと緯度が低いフランスやスイスでも観測されたそうです。

ニュース番組提供の動画を貼っておきますね。







  ブログのランキングに登録しています。 よかったらクリックして応援してください。
イギリスランキング コメントは承認制なので反映に時間がかかります。

2024年5月12日日曜日

ロンドンの道の名前

今日のイギリス情報ブログのランキング(リンクします)


ロンドンは古い街。

なので道の名前もいろんな理由があって面白い。

今日紹介するのはロンドンの中でも旧市街地とよばれるロンドン市。
ローマ人が作った町ということで、歴史は約2000年。

ローマの人たちは情報を早く伝えるために道路を整備したことで有名です。
そんなローマ時代の道のひとつがセントポール大聖堂の近くを通っています。

名前は「Watling Street」
この通りにあるパブの名前が Ye Olde Watling 。
1666年のロンドン大火災の後、セントポール大聖堂を再建する人たちのために作られたパブです。

パブの壁にそんな謂れも記載されているから、立ち止まって読むと面白い。

ここからそんなに離れていないところには、「タツノオトシゴ」というパブがあります。
 もちろん日本語じゃないですよ(笑)
英語では「Sea horse」
このパブが建っているのはクイーンヴィクトリア通りと金曜日通りの角。

そう、「金曜日通り」という名前の道がロンドンにはあるのです。
セントポール大聖堂のそば。
道の名前を拡大しますね。
金曜日に処刑されたキリストさまに因んで、お肉を食べなかった金曜日。
つまり、金曜日通りというのはお魚屋さんが出た通りということです。
今でもイギリスの学校などでは金曜日のメニューはお魚が多いです。

そして、このそばにはパンの通りもあります。

ここから少し北に上がるとワットリングストリート、そしてそこからボウレーン。
ボウレーンを少し歩くと、この間紹介したジョン・スミスの像(リンクします)の脇に出ます。

その像が面している大通りがチープサイド。
チープというのは安物という意味ではなくて、取引をした場所を指します。
つまり市場があった通り。

そこに、今ではビルに飲み込まれてしまった、昔の小さな通りが残っています。
左下、ハニーレーンの文字が見えますか?
はちみつを売っていたのかな?
石のミツバチがかわいいですね。


他にもロンドンの中には通りの名前が特定の職業を示唆することもあります。

フリート通りと言えば、以前新聞社が多かったことからジャーナリストを指すことがあります。
ハットンガーデンは宝石商で有名。

他にもハーレーストリートが専門医を示唆することもあります。
こういった小さな事実を知っていると、イギリスの小説を読んだりするときに意味が分かって楽しいです。

このブログでもいろいろ紹介していきますね。






  ブログのランキングに登録しています。 よかったらクリックして応援してください。
イギリスランキング コメントは承認制なので反映に時間がかかります。











2024年5月10日金曜日

ちょっと遅かったイザベラプランテーション

今日のイギリス情報ブログのランキング(リンクします)



先週末にイザベラプランテーションまで歩いてきました。
おうちからは30分強、1時間未満という、お散歩にはちょうどいい距離。

今年のリッチモンドのお天気は、かなり悪いです。
雨の日も多いし、気温も低い。
それでもなぜか、お花はいつもよりも早いので、その辺がよくわかりません。

5月の第一週末は、普通だとイザベラプランテーションがとてもきれいな時期。
過去の記事をいくつかリンクしておきますね。
これらはみんな5月に入ってから。

でも先週(5月5日)に行った時は既につつじは終わり気味。
かなり残念でした。

でもハンカチーフの木はちょうどいい時期。
ちょっとアップにしてみますね。


本当にハンカチみたい!
たくさん落ちている中から、キレイめなのを持って帰ってきました。
椿も遅咲きなのがいくつか。
椿の花びらも落ちているのを何枚か拾ってきました。
おうちで押し花にします。

つつじは残念だったけれど、また来年。




  ブログのランキングに登録しています。 よかったらクリックして応援してください。
イギリスランキング コメントは承認制なので反映に時間がかかります。

2024年5月9日木曜日

イギリスで売っている日本風のパン

今日のイギリス情報ブログのランキング(リンクします)


デリバリー専門のスーパーマーケット、OCADOで「日本風のミルクパン」というのを見かけたので買ってみました。

よく在英の日本人の間で日本のパンは「ふわふわのパン」という形容を聞くので興味を持ちました。

私はパンは自分で焼きます。
ミルクと卵とバターを多めに入れた柔らかめのパンも自分で焼きます。
でも普段はホールミールの茶色いパン。

なので、スーパーマーケットのパンを手に取ると、原材料があまりにも多いのにびっくり。

普段の茶色のパンの材料は、ホールミールの小麦粉、イースト、オリーブオイル、シーソルト、そしてお湯の5つだけ。
柔らかいパンの時は、白い小麦粉、イースト、オリーブオイル、バター、卵、シーソルト、お砂糖、そしてミルクの8つ。

今回買ったパンはこちら。

日本風のミルクバンって書いてあるの見えますか?
バンというのはパンの種類で、普通は柔らかめの丸いタイプを指すことが多いです。

裏を返すと材料がこちら。
イギリスで表示ってこんな感じです。
太字のものはアレルギーの可能性があるもの。
材料を訳すと、小麦粉、水、ミルク、お砂糖、無塩バター、乾燥発酵小麦粉、小麦繊維、滅菌卵、小麦グルテン、イースト、塩、コーンフラワー、乳化剤(E471、E481、E472e) 小麦粉処理剤(アスコルビン酸)の14種類。

美味しくするための工夫ってすごいですね。
今回は卵サンドにしていただきました。
確かに柔らかいです。
でも、歯にくっつく感じが好きじゃないな。
あと、とっても甘い。

食べた後の感想は、柔らかいものを挟むより、カリッとした食感のもの、例えばカツとかにはとても合うと思います。

イギリスの子供の食べ物にフィッシュフィンガーという白身魚をパン粉でくるんだものがあるんだけど、あれを挟んでピクルスとケイパー多めのタルタルソースと併せれば美味しいと思います。

また買うか、どうかはわかりません。
多分買わないかな。
自家製のパンよりは軽いので、パンだけで食べる以外の食べ方(何か挟むとか)にはいいけれど、パンそのものを楽しむなら自家製の方がいいなという結論になりました。







  ブログのランキングに登録しています。 よかったらクリックして応援してください。
イギリスランキング コメントは承認制なので反映に時間がかかります。

2024年5月7日火曜日

ジョン・スミス

今日のイギリス情報ブログのランキング(リンクします)


英語で「John Smith」と検索すると、3つ出てくる。
労働党の政治家(故人)
探検家
そして、ビールの名前(笑)

もちろん他にも弁護士とかミュージシャンとか色々出てくるけれど、有名なのは上の3つ。

今日紹介するのは、探検家のジョンスミスです。
ポカホンタスの彼氏と言えばわかりやすいかも。


ジョン・スミスは1579年、エリザベス1世の時代に小作人の息子として生まれました。
16歳の時に傭兵として諸外国を回り、その勇敢さで名前をあげていきます。

こちらは彼が洗礼式を受けた教会に飾られているステンドグラス。
ジョン・スミスの家紋です。
武勇伝のひとつが、オットマン・トルコとの戦いで3人を相手に決闘して勝ったということで、3つのトルコ人の頭が紋章に組み込まれています。


ジョン・スミスは1606年にヴァージニアカンパニーの船でアメリカに渡ってジェームスタウンの建設にかかわりました。

ヴァージニアカンパニーにはロンドンとプリマスのふたつがあって、ジョン・スミスがかかわっていたのはロンドンの方です。

カンパニーというのは今のクラウドビジネスのようなもので、一般から出資を募って儲けが出たら出資者に一部を還元するもの。
外国への侵略ですから名乗りを上げるだけでは不十分で、王様から許しを得る必要があります。
エリザベス1世は1603年に亡くなって、後を継いだのはジェームス1世。
彼からのロイヤルチャーターを受けて1700人ほどから出資を受けたのがヴァージニアカンパニーです。
1口分の出資金は労働者の半年分の賃金、ずいぶんと大きな額ですが、個人や団体でいろんな人たちが出資したそうです。

ヴァージニアではタバコが有名な特産品。
元は船の材料になる木材なども扱う予定だったそうですが、労働者が集まらずに事業は難航したそうです。
植民した人たちは、契約期間が終わると土地を受け取る契約をカンパニーとかわしていましたが、食糧難や病気などで80%くらいの渡航者は亡くなったそうです。

ジョン・スミスは植民者のために奥地を探検して食料を集めたり植民地の政治にかかわったりもしましたがケガが原因でイギリスに帰っています。
のちにアメリカへ渡った時の話を出版したりもしていますが、ポカホンタスの話は実際どこまでが本当化は分かりません。
というのも、かなり後になってから急に出てきた話だということで信憑性が疑われています。

実際のジョン・スミスはどんな人だったんでしょうね。

セントポール大聖堂のそばにある、セントメアリー・ル・ボウ教会横に像があります。
マントを翻して寒空に立つ彼。
正面から見るとこんな感じ。

こちらは東ロンドンのブラックウォールにあるヴァージニア植民の記念碑。
テムズ川の向こうには、白いドーム状のO2が見えます。
4つの旗は右からアメリカ、イギリス(UK),イングランド、そしてヴァージニア。

この記念碑が立っている場所はヴァージニアへ船出した「そば」という立地で、実際の船出はこの写真の中央やや右手、黄色っぽい建物の横、ブラックウォールベイジンの辺りから。
これは記念碑が建っている場所から撮った写真です。
けっこう離れていますよね。

記念碑には1606年12月19日に船出した3艘の船の名前や大きさ、キャプテンの名前などと併せてジョン・スミスの名前も「インスピレーションを与えて植民地の建設に貢献した」と刻まれています。
ヴァージニアのポートヘンリーに到着したのは翌4月。
ジェームスタウン(国王ジェームス1世の名前から)はイギリスの初めてのアメリカ植民地となりました。

このエリアは新興住宅地が多いのですが、ビルの名前や道の名前にヴァージニアの入植にかかわった人たちの名前にちなんだものが多いです。







  ブログのランキングに登録しています。 よかったらクリックして応援してください。
イギリスランキング コメントは承認制なので反映に時間がかかります。

2024年5月4日土曜日

セントキャサリンズドックのパスタ屋さん

今日のイギリス情報ブログのランキング(リンクします)


お友達のSちゃんとパスタランチしてきました。

場所はロンドン塔の東側にある、セント・キャサリンズ・ドックです。

ドックというのは波止場。
波の影響を受けない安全な場所で積み荷を上げ下ろしできるエリアです。
ロンドンの場合はテムズ川に設けられたゲートから内側に入って壁に囲まれた安全な場所です。

似たような言葉でウォーフ(wharf)というのは岸壁に作られた船着き場。
なのでウォーフの場合は川岸で、ゲートは普通ありません。
ただの船着き場であれば、キー(quay)という単語がそう。

これはセントキャサリンズドック。



中に入るととても小さいことにびっくり。

人気店らしく、私が数日前に予約した時にはカウンター席しか取れませんでした。
店内のテーブル席の数はすごく少ないです。

そして、外の席(雨天でも大丈夫)が10席ちょっと。
当日用の余裕があるみたいで、私は12時に予約して入店したら、カウンターがイヤなら店内のテーブル席でも屋外のテーブルでも変更可能と言われました。

メニューは手作りパスタが中心。
黒板メニューもあります。

他の人が食べているものも気になる(笑)

前菜にブラッタとトマトのサラダを注文して、ふたりでシェアしました。
シェアでちょうどいい量。

こうやって見ると美味しそうだけど、ブラッタはあまりクリーミーさがなくて、ほぼモッツァレラな感じ。
トマトもまだ充分に熟れていなくてちょっと残念でした。

メインは、お友達の Sちゃんが「4時間煮込んだボロネーズのパパデッラ」
私はラムとセージのラビオリ。
お互いにちょっとずつお味見もしました。
美味しかった。
メニューを選ぶときには、やっぱり自分で作らないものっていうのを重要視しました。

こちらがお勘定。
そんなに高くないので、カジュアルランチにはぴったりだと思いました。

ロンドンには他にも何店舗かあるようです。
ここはお手洗いが店舗内にはありません。
このエリア共有のお手洗いだったのがちょっとマイナス点かな?





  ブログのランキングに登録しています。 よかったらクリックして応援してください。
イギリスランキング コメントは承認制なので反映に時間がかかります。