こちらに載せている情報は全て正しいとは限らないという目線でお読みください。私自身新しいことを学ぶ度に、間違えていたと気付くことが多々あります。よろしくお願いします!

 

こんにちは!

 

理学療法士 & フィットネスインストラクター の村田育子です(^^)/

 

 

 

 

太っているとなぜひざが痛くなるのか の第5弾。

 

 

 

前回までの記事で 

 

・ひざは外へブレやすい

 

・外ブレすると痛くなる

 

・外へブレるのは 歩行中 着地のとき

 

・そのとき 正常では ひざは柔らかく外ではなく前へ 曲がる 

 

・そして同時に 太ももの筋肉で 衝撃を吸収する

 

と 「正常」 パターンまでお伝えしました。

 

 

 

では本日はそれを踏まえ、

 

「異常」 なひざの使い方、

 

足が着地するタイミングでひざの曲げ を使えなくなり、

 

外ブレしてくるのはなぜか について考えていきます。

 

 

 

 

それは、

 

前回記事の衝撃吸収メカニズムにヒントがあります。

 

(前回記事→https://ameblo.jp/icco2525/entry-12505828792.html )

 

リマインドになりますが 衝撃吸収の動きは主に

 

1)胸のねじれ

 

2)腰のねじれと曲がり

 

3)股関節の曲がり と お尻の筋肉

 

4)ひざの曲がり と 太ももの筋肉

 

となります。

 

この1)~4)の順番に意味がありまして・・・

 

4)の 「膝の曲がり と 太ももの筋肉」 にたどり着くためには

 

1) 2) 3) が順にクリアされる必要があるのです。

 

 

 

つまり、

 

1)胸でねじって

   ↓

胸がねじられるからこそ

   ↓

2)腰がねじられながら横に曲がり

   ↓

腰がねじられて横に曲がるからこそ

   ↓

3)股関節が曲がって それに対してお尻にの筋肉がブレーキをかけ

   ↓

股関節が曲がるからこそ

   ↓

4)ひざも自然と曲がって それに対して太ももの筋肉が働いてブレーキをかける

 

という順番があるのです。

 

動きが連鎖していること が重要ポイントですっ。 

 

 

 

 

したがって

 

1) 2) 3) のどれか一つでも破綻があれば、

 

連鎖は絶たれ

 

衝撃吸収のメカニズムは破綻する ということです。

 

 

 

 

1)胸でねじれの動きが出てない と

 

2)腰もねじられない ので

 

3)股関節も曲げて使えず

 

4)同時に膝も曲げて使えない

 

ということになります。

 

(ちなみに1)→2)に動きが連鎖するためには、腰椎の前弯位があることでカップリングモーションが正常に出る ということが重要になってきますが、それはまた別の機会にっ!腰椎の前弯は大事ですわ~)

 

 

 

このように背骨のねじれが使えなくなると

 

身体を前後ではなく

 

左右に使う傾向になります。

 

背骨をちゃんとねじれている時の 動きの方向のイメージはこんな感じ↓

 

<真上から見た図>

 

身体をねじることで 前後に使ってるイメージ つきますでしょうか。

 

正面から見ると身体が細くなっているイメージです。

 

これなら股関節もひざも 一緒に前後に動くことができそうですよね。

 

 

 

 

対して 背骨をねじられてない時の 動きの方向のイメージはこんな感じ↓

 

<真上から見た図>

 

横方向(左右)に広がっているイメージ つきますでしょうか。

 

ドシドシドシッ と身体を横に振って歩くイメージです。

 

こうやって上半身を横方向に使う感じになってくると

 

おのずと 股関節とひざも横方向に使い出します。

 

つまり、骨盤は外側にブレて

 

ひざも同時に外側にブレてきます。

 

これが、ひざが外へブレてくる原因の一つです。

(何度も言いますが原因はこの他にもたくさんあります汗)

 

 

 

 

 

 

いかがでしょうか。

 

ここまでで 歩行時にひざが外にブレてくるメカニズム 分かりましたでしょうか(^^)/

 

簡単に言うと

 

背骨のねじれ 特に胸のねじれがないと

 

全身の前後への動きの連鎖は起きず

 

身体を横方向に使うこととなり

 

ひざは外にブレ出す → 痛い!

 

ということです。

 

 

 

 

 

そもそも 背骨をねじれていないと

 

衝撃吸収のクッション機能も少なめの

 

ドシドシと足音が強め

 

つまり衝撃が強め の歩き方にはなる訳ですが。

 

それでも身体はどこかで衝撃を吸収しなければなので

 

ひざの外ブレ自体が衝撃吸収に充てられます。

 

(「外へブレる」 という動きでももちろん物理的に衝撃は吸収できますからね。)

 

しかしこれには筋肉のコントロールが効きません。

 

主に靭帯が制御します。

 

靭帯は筋肉のような伸縮性はなく、ロープのような素材ですから

 

太ももの筋肉がブレーキをかけるように

 

しなやかに やわらかく とはいきません。

 

結果 ひざは勢い良く外にブレ、

 

まぁそのブレによってちょっとは衝撃を吸収できるのだけど

 

それと引き換えに

 

ひざという関節を削り 摩耗していく。。。

 

 

 

 

「ひざさん、ごめんね、ありがとう、これからは大事に使うよ」

 

と言って、ブレないひざの使い方・歩き方、これは練習あるのみにございます。

 

( 当レッスンでも是非! )

 

 

 

では、ここまで把握した上で 本題に入ります。

 

ついに 太っていると本当に膝が痛くなるのか問題 を検証です。

 

次回~!(^^)!

 

 

 

 

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