「頭で考えるのではなく、身体に寄り添う」〜置手紙〜

なあ、オマエサン。

体調を崩した影響が続いている。
月末には大腸と胃の内視鏡で入院する。

大腸は以前、一年かけて124個ホリープを切除した。
全部良性だった。

それから四年がたつ。
月末の入院は、切除が前提。
たいしたことなければいいが。

島根での状況を受けて、週末に島根入り。
私自身のことはともかく、こちらが大事。
まあ、想定通りになかなかいってくれないものだ。

頭で整理しようと考えすぎて、かえって悶々とする。
どうしてそんなにセオリーやマニュアル的に自分を律しようとするのか。
なにかすがるものを作っておかないと不安だからだ。
前半の人生はそれに救われた面もある。
だけど、それは窮屈で息苦しく、そこにやすらぎやおだやかさはない。
前半は、短距離のように駆け抜けたり、突破していく。沈んでしまえば、あがく必要もある。
だから窮屈でも息苦しくても、形に頼って生きてきた。
でも後半は、その形的なものはいらない。
優先順位が明らかに家族が最優先になった。引いては自分の身体にもなる。
全方位だったからマルチに考え、動き、自分が崩れないよう、形を定めて依存してきた。
でも今はもう、それはいらない。
理屈よりも感覚を大事にしたい。
利己的ではなく、身体に寄り添って、深呼吸。

人生はとっくに後半戦。
積み上げたものを、棚卸して身軽になる。

ありがとう。

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