ロスの孫は、幼稚園の時から学校の課外プログラムで芝居やミュージカルをやってきた。

幼稚園の時の写真で嬉しそうな顔をしたのがあるから、何がきっかけで始めたのか忘れたが好きだったのでしょう。

 

それから学校の課外プログラムのミュージカルは小学校、ジュニアハイスクール、ハイスクールと毎年やってきて、他に夏休みは知り合いがやっている子供のミュージカルキャンプにも毎年参加した。(これは主催の女性が私立の学校に就職して中学でやめた)

 

それはそれは親も大変だった。学校の課外プログラムと言っても、お金がかかる。1セメスターで$800ぐらいだったような。それに衣装作り、舞台装置作りと親のボランティアもかなり要求される。

娘は大道具が好きで、よくペンキ塗りをやっていた。

夏の子供ミュージカルは費用を書くのも憚られる金額でした。

 

私は夏休みの子供ミュージカルの送迎を頻繁にやった。舞台が近づくと、リハーサルは長引き、夕方6時に終わる予定が8時、9時、稀には11時になる。びっくり

終わるまで駐車場の車の中でずっと待つ。

 

アメリカはどこもそうだと思うが、ロスは子供だけで行けるところはどこもない。

日本のここらの子のように、学校には歩いて行き、お稽古事や塾も自分で行くことはあり得ない。

親かおじいちゃん、おばあちゃんが車で送迎する。

 

それから月日は過ぎ、来月大学を卒業する孫は、大学でもミュージカルをやってきた。

最後の今セメスターは学校のミュージカルのディレクターを初めて務めました。

ニューオリンズの土曜日夜7時半からのショーは、ネットで(無料で)ライブストリーミング出来ることになり日本時間の日曜日今朝9時半から見ました。

 

 

変なタイトルのミュージカルだなと思ったが、グーグルすると、2002年にブロードウェイでやってトニー賞をとったショーでした。

ほんのちょっとだけiPadの画面から撮った画像をアップします。

このショーを、この小さいステージに収めるのも容易ではなかったと思う。

 

 

 

 

 

 

出演は全て孫の大学の現役大学生。ほとんどが、私の孫のように子供の時から舞台をやってきた子達。

大学で舞台を専攻しているのは少数派。

うちの孫も専攻したことはない。

 

なかなかよかったです。

最後だから見に行ってあげれば良かった。娘夫婦も来月の卒業式に列席するので今回は行かなかった。

飛行機代、ホテル代、レンタカー代がかかるので年に何回も行けません。

 

孫はこの畑の仕事につく気は全然ありません。

以前大学の友達に、そんなに長年ミュージカルをやってきたのだから、舞台の方向に進まないのと聞かれたそうだ。

冗談でしょ、ものすごく競争が激しいのよと答えたそうだ。

 

夏休みの子供ミュージカルに参加した子の中には、NYの大学で舞台を学び既にブロードウェイに出演して成功した子もいます。そういう子は、子供のミュージカルでも群を抜いて上手いので、「別格の才能」と誰が見ても分かります。

 

孫には大学での良い思い出になったと思う。

 

ではこの後、ゴルフのことを書きます。