やはり貧困育ちとしては、
「ハーレークインロマンス」よりも、
こっちの方が興味あります
2016年刊行
今は、より格差社会が広がって、
日本はさらに貧困化しちゃったけど
その前でも、
まあまあ酷い状態だったことが
この本を読むとわかります。
バブルを経験しちゃっている日本って、
格差社会とか貧困を
全く理解していない人も
わりといる。もちろんわからない方が
幸せなんだけど。
この本を読んで
貧困の何が辛いのかっていうと
「自己責任」って言われること
だったなあって思い出した。
貧すると、それまではカンタンに
手が届いていたことが、
すごく難しくなる。
または、
他の人がめっちゃカンタンに
できることが、自分だけできない。
今までは何とも思わないような
些細なことでイライラしたり、
今はまではヒョヒョイのヒョイで
できちゃったことができなくなる。
そして、その「できない」ことを
信じてもらえない、あるいは
「怠慢」って言われちゃうことが
ツラいんです。
同じことは毒親育ちにも言える。
他の人なら全く疑わないことに
猜疑心を持ったり、
1人でできるようなことに依存をしたり、
不安だから愛を試すようなことを
しちゃう。
でも、それを普通の人は
理解してくれない。
ただのメンヘラって見る。
あとさ、優しさや人間性は
豊かさと比例する。
貧困で毎日が辛いと、
つまんないことでムカついたり
妬んだり、嫉んだりしちゃう。
それを性格が悪いからって言われて
そんなヤツだから貧しいんだって
言われちゃうのがツラいんです。
つまりは、わたしの20代は
そんな感じだったわけです。
だから、
絶対に貧困から抜けようって
思ったんで、適齢期に結婚して、
適齢期に出産して、なおかつ仕事を続け、
美容と健康に気遣い
肌や髪をキレイにしました。
貧困の本質をひとことでいうと、
「自分はこんなに努力をして辛いのに、
結果が出ず、他人からは怠慢だと思われて
下に見られること」なんです。
だから、
お金がないだけが貧困じゃない。
ある年齢を過ぎて、結婚してないことや
子どもがいないこと、男の子がいないこと
女の子がいないこと、同居していること、
持病があること、歳を取り醜くなること
仕事がないことなど、それは貧困と
同じことになります。
昔、学費のためにお水をしていて
ツラいといったら
「だって自分が選んだ道でしょ。
仕方ないじゃん。
まあ、働いているのはエライけど、
仕事ってツラいもんじゃん。
それにそういう人は
香凜だけじゃないし」って言われた。
その人は自宅から通っていて、
バイトなしで生活できて、
学生生活を謳歌していた。
言われて私は
すごくミジメだったんだけど、
後にソイツが、
不妊治療をしても子どもができず、
子どもの写真付き年賀状に怒り、
子持ちに毒付いている様をみて、
「だって赤ちゃん欲しいんでしょ。
できないんだから仕方ないじゃん。
不妊治療をしてエライと思うけど
辛い思いをしている人は
あなただけじゃないよ」って
息子を抱っこしながら言われたら
どう感じたんだろうって思った。
毒づいたソイツの醜い顔をみて、
あの時の私もこんなをしていたなって
思いました。
だから、私は
離婚もしないし、仕事もやめないし、
不倫もしないし、
子どもをちゃんと育てるし、
健康も保つし、太ったり醜くくなったり
しないんです。
一生懸命努力しているのに、
成果に結び付かない。
自分よりもずっとラクな
環境を生きている人に
怠慢だと思われて下に見られる。
または、
自分よりたくさん持っている人に
過剰な同情をされ、
根掘り葉掘り聞かれて、
クソバイスをありがたい顔して
受け取らなきゃいけない弱者ってのが
貧困の本質だということを
若い時にこれでもか、これでもかって
味わいました。
あれよりミジメなことはないですから、
あんな思いをするくらいなら、
ワンオペだろうが子どもが発達障害だろうが
お母さんの介護があろうが仕事するよって
なったから、すべて乗り越えられたって
言っていいと思います。
しかし、
「そのおかげで今があるから
ご両親に感謝しなきゃだめよ。
ビンボーや苦労も大事だね。
人生は学びの連続ね」みたいな
クソ戯言を言うヤツがいたら、
バックグラウンドを全部調べて、
私より苦労していたら
「ありがとう」ってお礼を言って
お菓子でも持っていきますが、
コレが専業主婦とか
大学は親から学費を出してもらった
みたいな生温いヤツがそれを言ったら、
何十年も忘れず、
ソイツが親の介護とかでへばったときに、
キラキラした服を着てソイツんちに行って、
「苦労は大事よね。介護も学びよね
人生は学びの連続だから
素晴らしいのね」ってやっちゃうと
思うから、自分の貧困話は
人にぜっっっっっったいしない。
そんな性格悪いこと、できるかっつーの。
だいたい、
私より苦労してるヤツなぞ
見たことない階級に今いるから、
自分の貧困ハナシを話しても
アトラクションの一環くらいにしか
思われないだろうし。
そこは貧困話をしない限り、
まあまあ居心地いい場所で
私は気に入っています。
みんな豊かな育ちだから
まあまあいい人が多い。
だから、苦労なんか
してませんのよオホホって
顔をしてます。
自分から話さない限り
私から貧困を想像できる人はいない。
でもさ、今の階級に属する人は
わりとワキが甘い人が多くて、
見通しも全体的に甘いバカが多い。
「それじゃヤバいだろうよ」って
思うことがよくある。
ついでに言っちゃえば
コロナワクチンなんか
貧困一直線ですよ、アレ。
だってさ、
あれで後遺症が起きても
アタオカ扱い。
プシコ扱いされて、安定剤投与される
廃人になるのがオチ。
だいたい国策で毒打たせて、
それがアタったとして、国が認めるって
思うアンタさんは実におめでたい。
国を動かしてる
なんとか省や河野太郎は
あの石丸みたいなヤツだぞ。
謝るわけないじゃん。
ってなわけで、
ワクチン後遺症なのに、
精神安定剤を飲まされて
廃人になった人もいるだろうし、
一家が崩壊した、子どもが
進学できなくなった御家庭もあろう。
しかし、誰も助けてくれない。
みんな遠巻きに白い目でみるだけ。
誰もアナタの話を信じないし、
昨日まで仲良かった人はソッポを向く。
子どもはいじめられる。
それが貧困というものなんですよ。
私から見たらワクチンを打つやつは
自分から貧困になりに行って
「バカだな」って感じです。
今の階級の人は、わりとみんな
学歴あっても苦労や想像力がなく、
疑うことを知らないから
みんなワクチン打って、
ソコソコみんな体調悪いよ。
他人に言われたら
多分、鉄板で仕返しに行くけど、
かのようなマヌケな有り様を見てると、
「確かに貧困、毒親育ちの
クソメンヘラでよかったです。
地べたを這いずるように
生きて来たおかげで、
いろいろわかりましたから
ワクチンも打ちませんでしたし、
息子にも投薬治療はしませんでした。
心身鍛えたから仕事もまだ続けてますし
更年期も白髪もありません。
まだ、老眼も来てませんし、
シェディングにも負けていません。」って
思います。