神木村に戻ってきました
なにやら村の雰囲気が賑やかになっている様子
「あと13本・・・全ての枯れ木が花咲けば奇跡が起きるに違いない!」
ってことで神木村の枯れ木に花を咲かせていきます
どうやらミカン爺が花踊りという踊りを踊っているらしい
ご神木のコノハナさまが元気になってきた証拠だとクシナダさんは言います
神木村はご神木が元気になった話題で持ち切りみたいデス
ミカン爺にも話を聞きます
「実はお前のいない間にめでたい事があってのう・・・」
「・・・シロやご神木コノハナさまの見事なお姿を見たか?」
「この頃は葉も枯れ落ちるほど弱っていたが」
「あの通り青葉吹雪を舞わせるほど回復なさった」
・・・
・・・
・・・
「・・・しかし姿は回復してもワシの問い掛けには全く返事がない・・・」
「病魔に冒され続けて魂が昇天されてしまったんじゃろうか!?」
「・・・いや!そんなはずはないわい!」
「たとえそうだとしても我が秘伝の舞「真神楽」で呼び戻してみせるぞい!」
・・・
・・・
・・・
しかし今のミカン爺が神楽を舞っても効果はないと言います
ミカン爺の神楽は大地の力を借りてこそご神木の魂を救う力が発揮できるみたいデス
「・・・せめて村の枯れ木全てに花が咲くほどの力が大地に宿ればのう・・・」
虚無僧が言っていた奇跡とはそう言うことか・・・ってことで枯れ木に花を咲かせていきます
イッスンが直接サクヤさんに話しかけても何の反応もありません
「・・・そういえば姉ちゃんここんとこ姿を見せないけど まさか・・・あ あ あの世へ逝っちまったんじゃないだろうなァ!?」
村の枯れ木全てに花を咲かせてやぐらに居るミカン爺のところへ行ってみます
「ついに この時が来たわい」
「ワシの願いが通じ村の枯れ木が全て蘇ったぞい!」
「今こそ大地に漲るこの生命の力を借り ご神木コノハナさまの魂を呼び戻す禁断の「真神楽」を捧げるぞい!!」
ミカン爺は幻の酒「益荒男」を飲み干し・・・
「では秘奥義「真神楽」行くぞい!」
ミカン爺の真神楽で次々と花が・・・
(咲かせているのはアマテラスです・・・)
そしてすべての花を咲かせると・・・
「おお アマテラス大神」
サクヤさんが再び姿を現します
イッスンが顔色よさそうじゃねえかと言うと
「フフフ 玉虫やお前も変わらず元気そうですね」
「そして私のために全てを奉じた勇気ある老人よ・・・」
「あなた方の並々ならぬお心入れ 誠 忝う存じます」
「お陰でこのサクヤ斯くの如く立ち直りました その有り難き恩恵に報い胸に抱きし敬愛の念を我が慈母アマテラス大神に捧げ奉らん!」
(なんか露出度の高い服装になっているような・・・)
「このナカツクニを乱したる元凶は未だ知れませんが 各地に散らばる賽の芽を蘇らせ大地の生気を取り戻し給えば・・・」
「必ずや大神たる貴方への合力になることでしょう」
「私はあの神木の袂にて旅の無事をお祈りしておりますれば またお目に掛かる時を楽しみにしております」
「あなた方に花の香の守りがあらんことを!」
そういってサクヤさんはご神木に戻っていきます
すると空が暗くなり星座が出てきました
いつものように足りない星を描き足すと・・・
蓮ノ花神が姿を現します
そしてアマテラスの中に新たな力が宿ります
蓮ノ花神の桜花は花を咲かせるのではなく水面にハスの葉を生み出す力らしいデス
イッスンはこの力を使ってもっと遠くへ行ってみようと言います
ってことで以前は通れなかったアガタの森に続く水路に向かいます
新しい桜花の力でハスを出現させて水路を進んでいきます
そしてたどり着いたアガタの森
草や木がたくさん生えていれば妖気も寄り付かないと思っていたのに森をこんな風に変えてしまうなんて一体どんな呪いなんだ?とイッスンは驚きます
確かにひどい・・・
少し進んだところにあった穴の中に家がありました
家の中に入ると「卜骨使い ぼくせんババ」が居ました
「さて・・・何やら外の世界じゃどエラい事が起こってるようだけど 今このナカツクニに乱が訪れたのもさるべき故あっての事」
「・・・と言うのも実は今年こそイザナギと白野威が怪物退治をしてから丁度百年目の年なのだ」
「お前も見て来ただろう?・・・外一面を飲み込む広大なタタリ場を」
「野を滅ぼし人はおろか如何なる生類をも寄せ付けぬ暗黒の妖域・・・」
「あれほどの妖力を操るのはヤマタノオロチを措いて他にはおるまい」
「土地を守る産土神・・・賽の芽を蘇らせない限り呪いを祓う事は叶わぬ」
商売抜きでお話してくれるのはここまで・・・鑑定料を払えばアマテラスの未来も覗いてくれるらしい
500両払って占ってもらうとこの先の攻略のヒントが貰えるらしい
一応1回だけ占ってもらって家を後にします
タタリ場が広がっているので現時点でいける場所は少ないのですが
賽の芽がある場所には来ることが出来ました
ってことで早速賽の芽を蘇らせます
大神卸し完了!
賽の芽を蘇らせて外に出るとどこからか笛の音が聞こえます
「天呼ぶ 地呼ぶ 海が呼ぶ・・・物の怪倒せと我を呼ぶ!」
「人倫の伝道師「ウシワカ」イズ ヒア!」
「陰陽師 ウシワカ」
「その真紅の隈取そしてその身に粧し込んだ神の器・・・なるほど傾いたルックスだけどその実力は本物かな・・・ベイビィ?」
ウシワカにはアマテラスの本当の姿が見えているらしい
ウシワカは木の上から降りてきて刀を抜きます
「ナカツクニにタタリ場が広がった時 宝剣「月呼」を抜いた人影が・・・」
「神木村へ逃げ込んだ上 大岩で入り口を塞ぐのを見たんだけど・・・」
「ユーたち何か知らないかな?」
ひとまず様子を見た方がいいとイッスンが言うのですが
アマテラスはすでにやる気満々デス
ウシワカとの戦闘開始!
自信満々な態度の割にあまり強くはありません
「よそうアマテラス君 久しぶりにユーの力を味わったけど・・・もう充分だよ」
(アマテラスとウシワカは知り合いなの?)
「こんな不器用な真似しか出来なくて悪かったね・・・ベイビィ」
「・・・実はミーはこの辺りを襲った「怪現象」について調べていたんだ」
「一面をタタリ場で覆い尽くし太陽の光さえ瞬く間に奪い去った・・・」
「伝説の怪物「ヤマタノオロチ」の呪いの事をね!」
「ヤマタノオロチは百年前イザナギと白野威によって退治されミーが警備してた「十六夜の祠」に封印されていたんだ
「ところが何者かによって宝剣月呼が引き抜かれオロチは復活」
「その呪いの力で辺り一面がタタリ場に変えられてしまった ミーが都に帰った留守を狙われたらしいんだけど・・・」
「まさか誰にも抜けないはずの月呼がいとも簡単に引き抜かれるとはね」
「・・・どうやらミーの予知を越える運命の動きがありそうだよ」
「オイラたちはその呪いを解いて回ってるんだぜェ」
「この調子でヤマタノオロチだってコツーンと小突いてやらァ!」
「へぇ・・・この辺を蘇らせたのはユーたちだったんだ」
ウシワカはオロチが復活してからそれなりに時間が経ってるのに随分スローペースだねと言います
「正直な話 いま戦ってみて分かったんだけど・・・」
「アマテラス君ユーの力にはガッカリしたよ」
「昔ヤマタノオロチと大立ち回りを演じたのかも知れないけど・・・」
「そんな過去の栄光に慢心してボンヤリしてたもんだから・・・」
「今はもうスッカリ衰えちゃってるんじゃないの?」
それを聞いたイッスンは怒りますがウシワカは気にも留めず自分には未来を予知する力があるから一つ予言の言葉をプレゼントすると言います
「スリル満点 丸太でゴー」
「それがユーたちの未来のキーワードさ!」
そう言い残してウシワカは去っていきました
(主要キャラとの会話はついつい丸写しになってしまうな・・・)
なしこ