頼成(らんじょう)の森だより

「県民公園頼成の森」総面積は115ha
東京ドーム25倍、日々の!写真を中心に
森の今をお伝えします

見上げてごらん春の空を

2024年04月28日 | 紅葉
本日晴、青空が広がる良い天気です
森も新緑に包まれています。
真っすぐを見て歩くとこんな感じなのですが、
「見上げてごらん春の空を」
まだ葉は若葉、陽を透して輝いています。
濃い大人の葉になるまでのわずかな時間、天を見上げるチャンスです。

葉が充満して空が見えないところもありますが、
葉の重なり具合で緑の濃淡ができて面白し、どこかしらに芸術的濃淡スポットがあるかもしれません。

天の力を頂いて帰ってまいりました。


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なぞなぞ「今咲いている・バラ科・白い花・高木」

2024年04月28日 | 紅葉

ウワミズザクラ
花が盛りです、特徴的な姿なので遠目にもよくわかります。
ゴージャスにして清楚、よくぞこんな造形が

アズキナシ
葉はあまり似たのがないので覚えやすいです。
側脈が10対ほどきっちりと斜めに並び、縁のギザギザは深いのと浅いのが混じる重鋸歯です。

オオウラジロノキ
果実は2cmほどの小さなリンゴで、秋にはこの木の下に沢山落ちてます。
食べて食べれないことはないようです。













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あの鳥はなんぞ

2024年04月21日 | 紅葉
4月18日の事です。
チュチュ言いながら鳥が群れて飛んでいました。

しかし、ド素人の私には何という鳥かわかりません。
近づくと遥か彼方に飛び去ります。
で、これだけたくさんいるのに、わかりません。
「あの鳥はなんぞ」

姿は見えねど、飛んでった方向を狙って悔し紛れに何枚か撮りました。

ちなみに、使用カメラはAPS-Cサイズ、レンズは18~270mmのズームレンズです。このレンズのみで頼成の森の自然と一本勝負をしております、はい。
270mmで撮ったのが下の写真です。
どうせゴミ箱いきさと思いながら
拡大していくと、あらら、あらまあ
真ん中に鳥が写っていました
マヒワでした


マヒワでしたとさもさもしく書きましたが、
その数日前に、展示林で撮ったのが下の写真です。
図鑑をひもとき、マヒワを知ったばかりでした。

マヒワは基本的に冬鳥で、5月には繁殖のため北方に旅立つようです。

野鳥撮影のコツは、音を立てずゆっくりゆっくり、木の陰などに隠れながら少しづつ近づき、そっ~とカメラを構え連写するだそうです。

あまり悠長なことはできないので、偶然の出会いに期待して、これからも耳を澄まそうかと思っております。
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本日の花

2024年04月21日 | 紅葉
本日、AMくもり、やや肌寒し
この時期、次々と新たな花が咲き出すので軽くチェックです。

チゴユリ、所々に見かけます

ガマズミ、あちこちで

サルトリイバラ、雌雄異株、これは雄株でした

ミツバアケビ、大きい雌花、ブドウの房のような雄花
作り物のような花です

森林科学館の東方50mにあるカスミザクラ
花期が遅く、まだかまだかと思っていましたが遂に咲いてました

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コナラの開葉始まる

2024年04月17日 | 紅葉
いよいよコナラが本格的に葉を開き始めました。

絹毛をまとった独特の色合いです。
この色を何と表現すべきか。

伝統色、和色辞典を見ると、薄萌葱(うすもえぎ)、若葉色(わかばいろ)、その他似た色にいろいろ名前が付いています。
豊かな自然とそれを愛でながら付き合ってきた先人、やはり日本です。



ホオノキ台から砺波方面、
この時期限定の趣き、コナラの若葉色の雲海です。

ユキグニミツバツツジも咲き始めました。

散り始めのサクラと里山の樹木の芽吹き、実に春です。

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訂正 アリの名前

2024年04月17日 | 紅葉
前回ブログで紹介したアリはトゲアリでした。

イベント講師をしてくださった林さんが、わざわざ来館くださり、
木のうろのアリはトゲアリで、ホウノキ台の東屋下にいるのは、
ムネアカオオアリということでした。

わざわざありがとうございました。

赤くて似ています。
小さくてよく見ないとトゲがわかりません。
先ほど性根を入れて撮ってきた写真でトゲを確認しました。


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守り人と歩く頼成の森(春の森の観察)

2024年04月14日 | 紅葉
本日、今年度最初のイベントを行いました。
春の森をじっくり観察しながら散策する企画です。
絶好の天気に恵まれました。

講師は地元砺波のナチュラリストの林さんです。
林さん、毎年ありがとうございます。

自然を五感で感じましょう!の呼びかけでスタート

コースは「八が峰のこみち」から「ホオノキ台」~「ドングリのこみち」~「小鳥のこみち」で、要所要所で説明を頂きます。

開葉前のコナラ林は明るく開放的
アズキナシは新緑

さて、皆さん何を見ているのでしょうか

ヤマモミジの花

ムネアカオオアリの巣
木の瘤と思って通り過ぎましたが、説明があって引き返し撮影です。


ツルシキミの花、端正です


ホオノキ台で小休憩




林さんには、優しく丁寧な説明を頂きました。
列挙すると、
ヤマウルシ、ヒサカキ、スギ、ヒメアオキ、イノデ、ユキバタツバキ、コブシ、ヤマモミジ、ムネアカオオアリ、シュンラン、ナガハシスミレ、トキワイカリソウ、モミジイチゴ、ツルシキミ、オオバクロモジ、エゾユズリハ、キクバオウレンなどなどです。
ありがとうございました。

さて、芝生広場では、シダレザクラが満開、チューリップも咲いています。
遠くに出始めたイチョウの葉の緑も見えます。
頼成の森の三重奏(はい、大袈裟です)と皆さんの記念写真を撮りました。
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本日の春情報

2024年04月11日 | 紅葉
シダレザクラ越しに見るイチョウの枝が緑に包まれ始めました
(第1駐車場周辺)

コナラ、早いものは少し葉が開いていますが、
多くはこれからです


トキワイカリソウが咲き始めています

モミジイチゴの花にはハナバチが飛び交っていました

シュンランも見ることができました

カツカツという音が林の中で響いています
コゲラのドラミングだったようです

ツバキのこみちのブナの試験植栽地、開葉し始めています
おそらく今週の土日は柔らかな緑の世界になると思います

ツバキのこみちを降りると、
少しだけミズバショウが見れます
名前のとおりツバキも


前回のブログで紹介したアミガサタケは、
その周辺にも何本か生えていました
ネットを検索すると、通称「チブル星人」だとか、なるほど
半世紀ぶりに懐かしい名前を思い出しました


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春の訪れ(草本編+1)

2024年04月07日 | 紅葉

3月から咲いていたショウジョウバカマ、今が最盛期でしょうか。

さて、スミレ業界の関係者の方々もあちこちにお見えになります。
しかし、どなたなのかがなかなかわからない。
スミレは難しか~。
また勉強しときます。





キクザキイチゲ、所々でみれます。

カタクリ、昔は沢山あったと聞きますが、今はほんのわずかです。

さて、最後に珍品
春のキノコです。
フレンチの高級食材といわれるアミガサタケの仲間です。
アシボソアミガタタケとみた。


 
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春の訪れ(樹木編)

2024年04月07日 | 紅葉
冬の永い眠りから目覚め、今ここにブログを再開するなり

ようやく春らしくなってきました。
展示林周辺のソメイヨシノはもう少しで満開です。
昨年は3月末に満開でしたが、昨年が異常で今年が通常と思われます。

芝生広場のシダレザクラはもうすぐ開花しそうです。
朝方の背景の影を利用し、変わった風に撮ってみました。

山の中では
ヒメアオキの花は小さく目立ちませんが、キッパリとしています。
雌雄異株で、これは左に赤い実がついているとおり雌株、雌花です。

こちらは、雄株、雄花、黄色が花粉を出す葯

開花を待つミツバアケビ
房状の雄花と、紫の大きな2つが雌花

ダンコウバイはヒヨドリ山周辺に多いです。


この時期の「いつものやつ」キブシ


これまたお馴染みオオバクロモジ


山を見廻り戻るとシダレザクラの花が開き始めていました。


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2023年を少し振り返る

2023年12月28日 | 紅葉
たいへんお久しぶりです。
誠に勝手ながら、長らく休眠しておりました。

本年7月12日夜、線状降水帯が発生、13日にかけての豪雨により、おそらく開園以来最大の土砂災害に見舞われました。

復旧はかなり進みましたが、大きな道路災害などは今しばらく復旧に時間がかかりそうです。
ご迷惑をおかけしますが、ご了承願います。

これまでブログはそれなりに楽しんで書いていたのですが、
災害対応の手間もそうですが、気持ちが危機モードに切り替わり、どうにも乗らない・・・。

さらに輪をかけて、来園をPRする意欲を削ぐ事態が続きました。

7月中旬から9月下旬にかけての記録的猛暑。
気象台のデータを改めて眺めると、ほぼ30度以上で埋め尽くされています。
「不要不急の外出をお控えなすって」連日の熱中症アラート。
森林の気象緩和機能をもってしてもたいへん暑い里山でした。

やっと気温が下がって行楽の秋に入ると、今度は「クマ出没警報」が数度発令されるクマの異常出没。

某新聞では、この3つは今年の富山の十大ニュースの上位となっていました。
2023年は頼成の森にとってかなり異常な年でありました。

以上、半分ブログをさぼった言い訳でした。

さて、突然ですが世間に目を転じ、私的独断で2023年を記せば、「大谷翔平、井上尚弥、藤井聡太」の三傑の活躍でした。
20数年前「イチロー、羽生善治、武豊」以来の無双三傑かな。

頼成の森の自然からは日々緩やかなエネルギーを貰っていますが、人柄も良さそうな若者が努力し活躍する姿から、瞬発的なエネルギー、大いなる元気をもらいました。どうもありがとう。

1月から徐々にブログを再開する予定ですので今後ともよろしくお願いします。

それでは皆さまよいお年をお迎えください。






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木琴つくってミニコンサート

2023年08月20日 | 紅葉
本日、イベント「木製楽器づくり教室」を開催しました。
どんぐり工房の花岡さんに講師をお願いしました。
材料・道具一式も準備下さり大変助かります、ありがとうございました。

マレット(ばち)、丸いブナ材を取り付けます

釘打ちも体験、土台や音板などはスギです

ノコギリで音板づくり

音板を取り付けますが、釘は固定せず、遊びが必要です

さあ、木琴ができたところで、東屋でのミニコンサート開演です

メインステージは、オカリナ 花岡さん、小竹さん、ギター 沼田さん 
素晴らしい音色の演奏です

木琴のみんなが、軽やかなリズムを添えてくれます

皆さん、心に響く演奏ありがとうございました。


周りを打ち水し涼感漂う東屋
東屋コンサートは非常にいい味です

そこで「駅ピアノ」に対抗し、「東屋オカリナ」はいかが、
とスタッフに問うたところ、「口は無理でしょう」との意見多数

まあ、そうです
しかし、この世には次の諺があることをご存じか
「人のふんどしで相撲をとる」

気の向くままに綴る事なせば、話はずっこけ方向にスライスするなり






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涼を呼ぶ 水鉄砲

2023年08月06日 | 紅葉
うだるような暑さが続きます。
雨も降らず、植物をはじめ生き物たちの悲鳴が聞こえてきそうです。

そんな中、本日「竹を使った工作教室」を開催しました。
水鉄砲です、水鉄砲、とにかく水、水で暑さに対抗しようという企画です。

フォレストリーダーの平瀬さん、上埜さん、高木さんにご指導・協力いただきました。
ありがとうございました。

竹で作る水鉄砲は、
筒先に小さな穴をあけたマダケと、
先端にスポンジ・布を巻き付けたヤダケを作ります。
そして、マダケの筒に水を入れ、ヤダケを押し込むといった寸法です。

子供たちも、
ノコギリで切る、錐で穴をあける、小刀で削る、糸で縛るといった体験をしました。

さて、いよいよ実射、なかなかいい感じです

穴のあけ方が肝心のようです
いろいろな放水が見られました

筋の良い軌道です
レーザービームのごとし


その太さホース放水のごとし

その激しさロケット噴射のごとし

巧みな角度、フェイント攻撃用?

押し方に秘技が?芸術的、数珠玉発射

技も編み出されました、腹筋を活用しての強力噴射

さて、水鉄砲の到達距離競争です
優勝は、10m50cmでした、ご立派



最後のおまけ、「水ふうせん」で的あて

参加の皆さまありがとうございました。
水鉄砲で遊ぶ子供たちやお父さんお母さんを見ている間は暑さを感じませんでした。

終ったあとはどっと暑さを感じましたが。
心に涼を呼ぶ水鉄砲遊びだったかもしれません。


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今年はカブトムシウォッチングできました

2023年07月30日 | 紅葉
本日、毎年恒例のイベント、
正式名「守り人と歩く頼成の森<カブトムシウォッチング>」を開催しました。

ウォッチングを謳っていますが、日中カブトムシは見つけにくく心配なところです。

さて、最初の樹液酒場には、カナブン一杯、クワガタメス2匹、
繁盛していますが、大物はいません。
すごしやすい夕方から朝方にかけて大物が一杯やっているので、中に入れない小物?(失礼)が、日中やってくるのでしょう。


参加の皆さんに樹液酒場の様子を順番に見てもらいました。

今年は、樹液酒場でまだスズメバチを見ません。
また、あまり蚊に刺されません。
先の豪雨で、ハチの巣が被害を受けたり、ボウフラが流されたりしたのかもしれません。
これから、大いに復活するかもしれず油断できませんが。


通称「癒しの森」、
ここは地形がゆるく、下刈りしてあり歩きやすいので、じっくりと探索できます。



何かがいたようです。


最大級の大きなヤマアカガエルでした。
前回のブログで出たカエルも、同じ場所で「でかい!!」とのことだったので、同じカエル?、ここの主かもしれません。

虫の話に戻ります
ミヤマクワガタが見つかりました


そして、待望のカブトムシも、

参加のお父さんが、コナラの木の下の表土の中から見つけられたそうです。

喜びを分かち合いながら、参加者の皆さん、カブトムシウォッチングすることができました。メデタシ、メデタシ。

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本日イベント「野鳥と昆虫の観察会」を開催しました

2023年07月23日 | 紅葉
梅雨が明けて暑い日が続きます。
が、生命力あふれる子供たちにとっては、いよいよ夏休み、活躍の時きたる
といったところでしょうか。
本日も小さなお子さん11名が頑張って歩いてくれました。

講師は、ナチュラリストの山下眞佐子さんにお願いしました。

まずは、カブトムシやクワガタが集まる樹木や虫の生態の解説です

しばらく歩くと、いました、コクワガタ
暑い日中は、虫たちもあまり表に顔を出さないと予告しておいた反動で、
参加の皆さんのテンションがグッと上がります


おっと、この特徴的なエラの張った後姿は、
でました、ミヤマクワガタ、大物登場です

樹液酒場の常連、カナブンたちも

いる木、いない木、皆さんコナラの木の吟味中です
カブトムシ、ウスバカミキリ、キマワシも見つかりました

熱中症注意、ホオノキ台で、給水休憩

おおおっ、と声がしました、何がいたのでしょうか、大きなカエルだそうです

偶然木漏れ日のスポットライトが「カエル?」と「帽子のわんちゃん?」に


さて、本日のルートは、先日の災害の影響もあり、いつもより遠回りです


ようやく、栂野尾の池に到着
たもで、ドジョウすくいの要領で、水生生物を探します
ザリガニ、オタマジャクシ、トンボ類を見ることができました


暑い中2時間の歩きでしたが、皆さんご協力ありがとうございました。
ちびちゃんたちも、泣き言なしで頑張ってくれました。
山下先生、暑い中講師をしていただきありがとうございました。


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