3月17日は、俳優の春田純一(はるた じゅんいち)の誕生日です。元々はジャパンアクションクラブ(JAC)の最初期生でスタントマンやスーツアクターとして活動。1982年「大戦隊ゴーグルファイブ」でゴーグルブラック・黒田官平役を演じ、次の年の「科学戦隊ダイナマン」でもダイナブラック・星川竜役を演じたことで人気となる。近年ではアクションスターから性格俳優へと転向、舞台・映画・テレビドラマに多数出演している。
春田 純一(はるた じゅんいち、1955年3月17日 - )は、日本の俳優。本名および旧芸名は春田 三三夫(はるた みさお)。
福岡県北九州市出身。身長175cm、体重69kg、血液型AB型。
『キイハンター』を観て千葉真一に憧れ、入学した高校を数か月で退学して上京。1970年1月に千葉が創設したばかりのジャパンアクションクラブ(JAC)に、ゼロ期生として入団。同年、入団した仲間には蒲原敏明・金田治・酒井努・山岡淳二・大葉健二・西本良治郎などがいた。とにかく練習がきつくて、最初はついていけなかったと述懐している。
初期はスタントマン・スーツアクターとして、千葉真一の主演作品で擬斗の相手や、特撮番組などに出演。1975年の『仁義の墓場』では渡哲也のボディダブルとして15メートルのダイビングを担当したが、当時では最も高い記録であった。千葉から芸名を春田 純一と命名され、1978年の『柳生一族の陰謀』の裏柳生衆・ハヤテで俳優のデビューを果たす。同作と1980年の『服部半蔵 影の軍団』では伊賀忍者・喜平次と、忍者役でそれぞれレギュラー出演し、千葉と共にアクロバッティクな殺陣を披露している。
1982年の『大戦隊ゴーグルファイブ』でスーパー戦隊シリーズ初のブラック戦士であるゴーグルブラック・黒田官平役を演じた。その次回作の『科学戦隊ダイナマン』でもダイナブラック・星川竜役を演じた。『ダイナマン』では前作とイメージを変えることを意識したという。春田の起用について、鈴木武幸は春田のアクションを評価していたことを挙げており、人気が出たことから『ダイナマン』でも続投することになったと証言している。
JACに所属しながら特撮・アクションのみならずつかこうへい劇団にも参加し、アクションスターから性格俳優へと転向、舞台・映画・テレビドラマに多数出演している。スタントマン時代からのシャープな動きは今でも健在。1996年に当時のJACメンバーが普通の演劇を演じるために作った演劇ユニット「スケアクロウズ」の中心人物でもある。
2003年、30年以上所属したジャパンアクションエンタープライズから、グランパパプロダクションへ移籍。2019年にはグランパパプロダクションから独立し、個人事務所・オフィスライスフィールド(春田純一事務所)を設立した。引用元:春田純一 - Wikipedia