今日は、この数年じっくり向き合ってきたパートナーシップについて書いてみようと思います。
自分の感覚としては自分自身が「別人級」に変わりました。何といっても、劇的に生きやすくなりました。
自分らしくいられるって「こんなにも心地よくて、心から安心できて、ハートが自由でいられるんだな」と感動するほどです。
夫は以前から優しい人でしたが、わたしの変化ごとに、その優しさが目に見える形で倍増していきました。
でも、結婚して最初の数年間はケンカがすごく多くてとても辛かったです。ケンカの度に「離婚」の文字が頭をよぎるくらい(笑)
基本的に仲はいいのですが、夫は怒ると感情を抑えることなく思いっきり表現するタイプの人なので、すごく怖いのです。
どうにかその状況から抜けたかったし、ここに自分の向き合うべき課題が詰まっているというのは分かっていて、夫はそれを示してくれているだけというのも頭では理解していましたので、とにかく、毎回コツコツと向き合い続けました。
そしてその結果、当然ですが、ダイナミックに自分自身をいい方へ変容させていくことが出来ました。
ちなみに、目の前の「嫌な人」や「嫌な現象」というのは、自分の中の偏った在り方だったり、不調和な在り方を知らせてくれている、親切なサインです。
意地悪ではなく、自分を良い方へ導いてくれる愛なのです。
苦しみやショックのような刺激がないと、人はなかなか直視して内観しようとしないですから。
その苦しさをちゃんと直視して紐解いていくことで、本来の自分らしさを取り戻していくことが出来ます。
わたしは特に、「言いたいことが言えない」というのと、「精神的依存」が結構大きくあって、これを見せられる出来事が旦那さんとの間で沢山起こりました。
その度に内観し、
自分の思い込みや価値観の偏りなどに気づき、
その気づきを行動に反映させる、
をコツコツ積み上げながら、少しずつ調和させてきました。
現実は自分の内面が映っているものなので、自分の内側が変わると相手も変わっていきます。
仕事でクタクタなはずなのに洗濯物を畳んでくれたり、先日突然「家事の負担を減らしてあげたいから、今日から僕がお風呂の浴槽を洗うね」と言い出して、自主的に毎日洗ってくれるようになりました。
毎日感謝の言葉を伝えてくれますし、先日の結婚記念日には、結婚して本当に幸せ、という言葉を改めて伝えてくれていました。
別に相手に変わって欲しいという理由で内観してるわけではないのですけどね。勝手に自然と相手も変わるのです。
イメージとしては、自分の変化に見合った周波数のパラレルに移行するという感じです。
ちなみに、相手を変えようという動機での行動は相手をコントロールしようとしているので、自分も人からコントロールされる現実を生み出します。
放ったエネルギーを受け取るのが、この世の摂理です。
それから、行動は大切なポイントです。
地球は行動の星ですしね。
例えば言いたいことが言えなかった人は、「調和的に伝える」という努力を重ねていくと、次第にそれが自分の当たり前になっていくので、言いたいことが何の躊躇もなく言えるようになってきます。
わたしも、今となっては「なんで昔はあんなに言いたいことが言えなかったのかが謎だわ」くらいの感覚になりました。
パートナーと向き合うことって、一番自分を変化させていきやすいかもです。
すごく本音や甘えが出やすい相手ですし、相手に自分の親を重ねていて、小さい頃の未消化の心の傷が反応しやすい相手でもあると感じています。
だからこそ、浄化もサクサク進みやすいのです。
いい意味で結婚してると逃げ場もないので、そこで腰を据えてじっくり自分の内面に向き合うことで、結果的にものすごくパワフルに自分らしさが戻ってきます
パートナーは関係性が近い分、お互いの考え方や在り方などの「違い」に否が応でも向き合わざるを得ない場面も多いはず。
この「違い」からの学びが、ものすごくわたし達を深めてくれます。
こういうところも、パートナーシップの醍醐味なんだろうなと感じています。
そういう意味では、私にとって旦那さんは、自分らしさを取り戻して生きやすくしてくれた、救世主のような存在です。
ところで、わたしは過去、「愛され妻」を目指してみたことがありました(笑)
でも、愛され妻を目指すことは他人軸な生き方なので、すごく辛くなります。
その体験から、自分軸を持って自分の人生にちゃんと責任を負い、主体的に生きることが幸せへの鍵なのだ、ということが完全に腑に落ちました。
愛され妻を目指したことがあるというのはちょっと恥ずかしかったりもしますが、ただそのお陰で、
自分軸の大切さ
パートナーと精神的に対等であることの大切さ
精神的依存から抜けて自分の人生に責任を持つことの大切さ
主体的に人生を創っていくことの大切さ
などに気付きました。
どの体験も、無駄は一切ありません。
自分的には恥ずかしい過去や痛い体験も、その全てが自分を深めてくれ、自分らしく生きる方へ導いてくれる糧となっています。
本当に、全てが必要があって起こっているのだ、というのをつくづく感じます。
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