お金を借りると利息を支払います。

 

銀行から借りると借りた金額に対して利息を払います。

例えば100万円借りたら、1年間に1万円の利息を払うとします。

金利は1%になります。1万円/100万円の関係です。

1年間借りて支払うので年率1%になります。

 

銀行ではなく、一般の人から募集をしてお金を借りる場合があります。

 

銀行からお金を借り場合は、借用証書を受け取ります。

いくらのお金を借りて、いつ返済を行い、利息をどのくらい払うか記載されています。

一般の人とは、みなさんのことです。

 

 

みなさんから、会社や国がお金を借りる場合があります。

会社が借りるものを社債と言います。国が借りるものを国債といます。

それぞれ、借用証書にかわるものとして社債券、国債券があります。

債券といわれるものです。

 

 

 この債券の価値は変動しています。

債券はそのもの事態の価格が変動しますので、

株式と同様に取得した金額と売却した金額の差額がもうけ(利益)になります。

 

では、債券の価格と利息(金利)の関係はどうなっていると思いますか?

 

 

 一般的に債券は、金利が上昇時に値下がり、

金利が下落時に値上がりすると言われます。

逆にいえば、債券の値下がり時に金利は上昇すると覚えて下さい。

 

 具体的な例では、次のようになります。

債券には額面金額があります。この額面金額が返済する金額になります。

 

 

例えば額面金額100万円とします。

 

その債券を取得する際に100万円を払えば、債券を取得することが出来ますが、

社債券より他の株式などの条件がよい場合は、

債券が額面金額より低い価格で取得することができます。

 

債券の価格を98万円とします。

2年後に額面金額の100万円が返済されます。

 

98万円で取得し、100万円の返済を受けます。差額の2万円は利益になります。

1年間で1万円、2年分で2万円になります。

 

 年利で考えると1万円/100万円で年利1%の利息がもらえることになります。

 

この額面金額と返済金額(償還金額)の差は利息、金利のひとつになります。

 

 

 債券にはあらかじめ定められて利息の支払が別途あります。

仮に上記の債券の利率、表面利息ともいいますが、年2%あったとします。

 

100万円×2%で1年間に別途2万円の利息がもらえます。

 

 1万円((100万-98万)/2年)と2万円で、1年間に3万円の利息がもらえます。

3万円/100万円で、年利3%になりますね。これが実際の利率になります。

 

ここので表面上の利息は、社債の返済がされるまで定期的にもらえるものなので、

それ以外の利息で考えてみてください。

 

額面金額100万円の債券を上記の条件

98万で購入した場合は、金利が年1%になりましたが、

97万円で購入した場合はどうなりますか?3万円が利息になります。

 

1年間で1.5万円もらえるので金利は1.5万円/100円で年1.5%になり金利が上がっています。

返済をうける金額は額面金額100万円で、債券の価格が変動しても変わりません。

 

債券の価格が下がると金利はどんどん、上昇します。

 

以上が債券と金利に関係ですね。

 

債券の価格が下がると金利は上昇しますので住宅ローンや、

銀行からの借入があると債券の価格には敏感になるといいかしれませんね。

 

理論通りに行かないことも多くありますが、知っている方がいい知識ですね。

 

 

おしまい。
 
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