何か欲しいものがありました。
みなさんは、どうしますか?

欲しいものは、お金を貯めてから買います。

でも、どうしてもその時にしか買えないものが
あり、おこづかいを貯めてもお金が足りない時は、お父さんとかお母さんからお金を借りて、おこづかいを前借りして買うこともあると思います。

前借(まえが)りとは、おこづかいの日の前におこづかいをもらうことです。前借りしたら、その分次のおこづかいは少なくなります。

おこづかいをもらって、前借りしたものを返します。

会社も同じです。お金が足りない時は銀行からお金を借りたりします。

借りたものは、きちんと返します。借りている間は利息を足して返します。

利息はお金を貸してくれたお礼に支払うもので、金利ともいいます。

お金を返すときは、借りたお金に利息を足して返します。例えば、1000円借りたら10円の利息をたして、1010円を返します。

借りてる期間が長くなると利息が増えます。

同じように、お金を色々な人から集めてそのお金を使って会社のものを買ったりすることがあります。

お金を借りた時は、借りた内容が書いてある、借用証書を銀行からもらいます。

色々な人から集めた場合は、お金を預かったことをあらわす株券を会社は相手にわたします。

株券をもらった人を株主(かぶぬし)といいます。

この株主さんは、会社にもうけ、利益が多くでた時にその一部がもらえる事があります。

お金を出してくれたお礼です。これを配当といいます。

お金を借りた時は、会社がうまく行ってる時も、
あまりうまく行っていない時も同じ利息を払わないといけないけど、

株主さんから、預かったお金は会社の経営が上手くいってる時に払います。

会社のお金の集め方は、色々あります。

なんか株券を使ってお金を集めた方がよさそうに見えるけど、会社がうまく行ってないとお金は集まらないから、それは大変です。

株式と同じように、一般の人からお金を集めるために、社債などの債券を発行する場合がらあります。

国債は、国が発行し、お金を集める債券です。それの会社版が、社債です。

株式を取得すると、株主総会という会議に参加して多数決で会社の取り決め事に参加できます。

社債にはその様な権利はありません。

株式を取得したお金は基本的に、会社から返済されることは、ありません。不要になれば売却をして売却代金を受け取ります。

社債を債券と言います。この社債は返済期限があり、返済期限(満期)がくると社債に記載された金額、額面金額が返済されます。

額面金額より安く購入したら、その差額は利息と考えます。例えば額面金額100万円の社債を95万円で購入して、満期まで保有していると、満期に100万円返済されます。5万円が利息になります。

社債は、会社が儲かっていても、儲かっていなくても毎回決められた利息を払います。
株式とその点は異なります。

おしまい。

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